2017年06月07日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 #4」自分にできる最高のことを見分ける力の養い方



自分には才能が足りないんだな…

いろいろなことで何度もそういう現実を
突き付けられた経験があります。

マジシャンを目指した幼少時代は
興味が続かなかったことで…

昆虫博士を目指した小学生時代は
自身が一生懸命幼虫から育て
成虫させたキアゲハという蝶を
自然に帰したことでただ命あることの
尊さを知って満足したとき…

漫画家を目指すも、本当に絵がうまい人の
画力にじかに触れてあまりの
才能の違いを魅せつけられたとき…

物語を創作する才能に関しては
素晴らしい映画やドラマ、小説などを
観るたびに毎回突き付けられています。

従業員としての仕事に関しても、
その他さまざま自分で行っている活動に
関しても、上には上がいて、
自分では太刀打ちできない部分が
どうしても突き付けられます。

それでも、自分にはこれしかない…
そうやってしがみついていることはあります。

じゃあ、諦めてきたこととしがみついていること、
その境界線はどうやって自分の中で
見分けてきたのか?

それを考えると、才能の足りなさを突き付けられた
まさにその時の経験の多さでその臭覚が
磨かれてきたという言い方が
正確なように感じます。

自分にできることの中で最高のものを出す。

それが何なのか、それを見分ける力の
養い方は以外にも厳しい現実に打ちのめされること
そのものだったんじゃないかと思うわけです。




どれだけ才能の違いを見せつけられても
面白い作品を観る幸せには勝てないし、
そこからまた学びたいことも、自分なりの
闘いかたへの闘志も
どんどん湧いてきちゃうんですよね〜

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
第4話


を観ました。

藍沢(山下智久)は、黒田(柳葉敏郎)から
退院係を命じられます。

快方に向っている患者から順に
退院や転院をさせて、
ベッドに空きを作る大切な仕事です。

白石(新垣結衣)は、極度の貧血とめまいを
訴えてやってきた宮本茂(井田國彦)という
男を診察します。

聴診器を当てるために宮本の腹部を見ると
何ヵ所も手術跡が残っていました。

緋山(戸田恵梨香)は、
黒田に嫌われてしまったのではないか、
と悩んでました。

藤川(浅利陽介)は、そんな緋山に、
黒田から呼ばれたことを自慢します。

ついにフライトドクターだ、
と大はしゃぎする藤川に苛立ちを、
隠せない緋山。

そんな時、散歩中に胸の痛みを訴えて
動けなくなった老人が運びこまれます。

藤川はドクターヘリに乗る前の腕ならしだと
張り切り、黒田、冴島(比嘉愛未)とともに
治療に当たります。

黒田が心停止状態の患者に除細動を施したとき、
患者のベッドから落ちた手を反射的に
つかんでしまった藤川は、通電し、
意識を失ってその場に崩れ落ちてしまいます。

そこに、ドクターヘリの出動要請が入ります。

男性が、川に飛び込んだ際に川底で頭を打ち、
意識不明とのこと。
黒田は、緋山に現場に向かうよう命じます・・・



藤川にとってはともて辛い回になります。

指導医の黒だから、
お前をヘリに乗せることはないから諦めろと、
現実を突きつけられます。

だからここにいる必要はない、
医者としてほかにも活躍できる病院は
他にもあるから別な場所を探せと・・・

黒田は藤川には才能がないと
判断をしたんですね。

とても好きな回になりました。

もともと孤高のヒーロー的な素養を魅せている
藍沢よりも、この藤川のほうが
普通の人間であるわたしには共感しやすい。

現実を突きつけられた藤川は
それでも、自分にはここしかないと
踏ん張る決意をします。

周囲がどう言おうが自分にはここしかない!

藤川が最新シーズンまで登場することが
分かっているので、彼の今後の活躍を見れる
と思うとやめられませんね。

自分にはここしかない!

そう思える場所、モノ、コト・・・

それってとても尊い存在だと思います。
わたしは雲の中からそれを探し出すような
暗中模索を繰り返しているので
「これだ!」というものを
明確に認識できているがとてもうらやましいです。

退路を断つというやり方が
必ずしも正しいやり方だとは思いませんが、
藤川にとってはそういう思いだったのでしょう。

実際には黒田からは医者としての才能を
否定されたわけではありません。
ヘリに乗せられるかどうか?
と言う部分だけが黒田に言わせれば
才能を感じられないということでした。

だから退路は黒田も示してくれます。

でも、大切なのは藤川にはそれが退路に
見えなかったということでしょう。

自分にはコレしかない!
それは言い換えれば何が何でもコレがいい!

という思い。
それに出会えたら、食らいつくというのは
やっぱり大切ですが、
わたしが伝えたいのはここにこそ

自分にはコレしかない!と思えることか
そうでないかを見分けるチャンスがある
ということ。

つまり自分のダメさを突きつけられたときに
「もういいや」と思えるのか思えないのか。

「もういいや」と思えることは決して
負けではないし、悪いことでもないと思います。

自分の幸せにとって良くないと
さっさと見分ける力も、そこから退く決断も
さっさとやってしまったほうが
次の「コレだ!」候補を早く探せますからね。

このボーダーラインの見分け方は、
とてもシビアであることに間違いはありません。

だからこそ、自分には才能が足りないと
突きつけられる“挫折”は、
そういう判断力を磨くチャンスでもあります。

ごめん被りたいだろうけど
沢山経験して損はありませんよ。


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2017年06月06日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 #2」あなたの器の広げ方



一生懸命。

自分が特にこだわりをもって真剣にやっていることを
目の前でいい加減にやられると頭にきますよね。

でも、いい加減にやっているというのは
こちら側の解釈であって、
相手にしてみれば全体の緩急のなかの
緩の部分だっただけ、それも真剣のうち…

なんてこともあります。

真剣さという在り方一つとっても、
それは人それぞれなんだろうと思いますね。

そして、そのことを認めて、
自分の真剣さとは違う真剣さを認められるか?

それも、人としての成長の一つだと思います。



7月のSeason3放送開始までにSeason2まで
制覇するつもりでガンガン観ています。

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
第2話


を観ました。

藍沢(山下智久)が、フライトナースの冴島(比嘉愛未)、
先輩医師の森本(勝村政信)とドクターヘリで、
落下物で外傷を負った中年男性を搬送します。

翔陽大学附属北部病院の初療室では、
森本から患者に関する情報を受けた三井(りょう)が、
緋山(戸田恵梨香)と受け入れ準備を進めていました。

徹夜で患者の容体を見守っていたのに大丈夫かと
三井に聞かれた緋山は、
『救急搬送と胎児心拍』の論文を作成したときは
3日寝なかったから大丈夫だ、と答えます。

三井はその論文を参考にすることがあり、
緋山が書いたということに感心した様子。

黒田(柳葉敏郎)は、白石(新垣結衣)と
藤川(浅利陽介)に業務の指示を出していました。

白石はカルテ整理と救急外来、藤川は一般病棟の仕事です。

そこに館内スピーカーから流れる救命の非常コード。

歯科の女子トイレで、西口八重(二宮弘子)という老婆が
心停止を起こして倒れていました。

駆けつけた黒田は、八重を初療室に運ぶよう白石らに指示。

藍沢たちが搬送してきた患者も初療室に運ばれてきます。

しかし、その小村(國本鍾建)という男は、
暴れて抵抗し、診察を拒否しています。

なんとか押さえつけて服を脱がそうとすると…
武骨な小村の胸には女性用のブラジャーが!

そんな騒ぎの中、隣のベッドで黒田が処置していた
八重の顔を見た藍沢は愕然となります。

藍沢は、昨夜遅く、
歯痛を訴えて救急外来に来た八重を診察し、
そのまま帰宅させていたのです。

緋山や藤川は、そんな藍沢を非難し、
白石は、歯痛から心疾患を予測するのは難しいと、
と藍沢を庇いました。

緋山は、そんな白石の態度にうんざりしたかのように、
キレイごとばかりで本音を言わないのは一番卑怯だ、
と返すのでした…。



争いを避けるタイプの白石は、
フライトナースの冴島の不満そうな顔に気づき
二人きりになった時に「同じ歳なんだから、
よそよそしい態度はやめて言いたいことを言って」
と伝えたシーンがありました。

冴島は本当にいいのか?と確認をしてから
関を切ったように不満をぶちまけ始めます。

冴島は、ひとりで診察もできないフェローから
上から目線で話しかけられる悔しさをぶつけました。

藍沢は八重のことがあったため、黒田は緋山に
次のヘリ搭乗を指示します。

藍沢や白石を非難していた緋山でしたが、
初めての現場では…

と、とにかくそれぞれの登場人物の状況が
折り重なりお互いの事情を背負って一つの
現場でぶつかり合う。

めまぐるしくも熱い熱いお話です。

冴島役の比嘉愛未さん。
わたしは「DOCTORS 最強の名医」のナース役で
ファンになったのですが、冴島はあのほんわかした
雰囲気とは真逆の印象の役です。

いつもキリッとしていて目力もキツイ…
でも、シビレました。冴島さんステキ♪

若い4人のフェローも、フライトナースの冴島も
まだ感情的に成長中という感じ。
ドラマのテーマカラーにふさわしい青さがあります。

一方、黒田、三井、森本たちベテラン勢は
それぞれ背負っているもの抱えていることは
まだ秘めているようですが、
感情面ではフェローたちに比べ相応に落ち着いています。

要するにそれぞれの登場人物たちが
自分たちの人生を背負いながら
ひとつの現場でともに仕事をしている。

もちろんぶつかり合うわけです。
ぶつかり合うけども、険悪なムードを
引きずってもいられない。

どんどん目の前の状況は変化していく。
それに合わせて自分の感情も変化していくから
成長も早いのでしょうか?

要はどれだけ受容できるか?

黒田もワカモノ嫌いだなどと第1話で言われていました。
三井にも何かがあるようです。

緋山や冴島は物事をハッキリ言うタイプ。
彼女たちからは白石の在り方は
腹立たしいものがあるのでしょう。

藤川はお調子者で藍沢は一見クール。

でも、それぞれに未熟。

どんなプロフェッショナルも仕事人としては
スーパーマンのようであっても
人間としては成長しなければならない部分がある。

そして、相いれない“仲間”を受容していけるよう
心に広がりを作っていかなければならない。

家族も職場も学校もそうです。

学校はまだ、生徒・学生たちが
実年齢的に若いということはある。

職場も他人同士で同じ目的に向かって仕事を
しているという限定された“場”がある。

一番難しいのは家族です。
本当は同じように“それぞれの幸せ”という
同じ目的があるのですが、
その“それぞれの”在り方が受容できなかったりする。

それは関係性が近すぎるから。
でも、結局はそれは甘えです。

自分への甘え。

完全にわからなくていい。
わからないけど違うことを認める。
そのために心に広がりを持つ。
そして、くっつきすぎずに
手を伸ばして届くくらいの距離までははなれる。

自分とは違う人たちと接するのは
そうやって自分を成長させていくためでもありますよね。


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2017年06月05日

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班 #8」もう、マジメちゃんなんだから!



小中学生のころ、自分のズルさに気付いて
落ち込んだりしたことがありませんか?

人によっては高校時代や大学、
あるいは社会人になっても
「そんな自分が嫌いです!」
と思っている人も少なくはないでしょう。

危険なのはそういうことを
潔癖的に嫌いすぎて、他者まで糾弾しようと
し過ぎてしまうことですよね。

正直、芸能人のゴシップを
重箱の隅をつつくようなレベルで
追いかけ回したり、ちょっとした発言を
取り沙汰して攻撃したりするのは
人のズルさへの寛容さの欠如であったり
するとも思っています。

そしてそれは自分の中にあるズルさを
受け入れられていないという証拠でもある。

ワイドショーを観て、揶揄して悪口言って
楽しんでいる人が自分を客観視するときって
どんなときなのでしょう。

それが想像ができないほどわたしには
そういう人たちへの偏見があるんだな・・・
と反省したりもします。

でもご安心を、わたしも平日休みの日に
昼食の準備をしながらワイドショーをみていて
ひどい言葉でつっこみを入れていたりします。

ともすればキレイゴトばかり考えている
と誤解されそうですが、
ぜんぜん普通のにいちゃん・・・失礼、
普通のおじさん(悲)なんですよね。

人間の中にはズルさもあれば醜さもある。
でも、そのこと自体は当たり前であって
忌み嫌うべきものではない。

それも含めてわたしたちは愛すべき人間、
なんですよね。

いや、むしろそれがあるから・・・
と言っていいのでしょう。


相変わらずやりたいことが多すぎて
観たい映画やドラマも多すぎて、
早寝早起きが崩れてきています。
ここらでちょっと自分をシメてやらんとな!!

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班」
第8話


を観ました。

公安の協力者として
新興宗教団体“神の光教団”に潜入している
林智史(眞島秀和)。

妻の千種(石田ゆり子)を介して
「重大な情報を手に入れた」と
田丸(西島秀俊)に連絡をとってきました。

数日後、極秘裏に林と会った田丸は、
教団が画策しているテロの情報を教える代わりに
スパイを辞めたいと取引を持ちかけられます。
そして、テロを阻止した後、
自分たち夫婦を保護すると、
事前に覚書を交わしてほしいとも。

田丸から話を聞いた青沼(飯田基祐)は
その条件を承諾しますが、一方で、
田丸と千種の関係を不安視してもいました。

林の情報によると、テロの決行は2日後。
標的は文部科学大臣。

テロ情報の報告を聞いた鍛治(長塚京三)は、
特捜班に警備を一任することを決めます。

テロ決行当日、稲見(小栗 旬)は
どこか様子が違う田丸に気づきました。

大臣が登壇予定のイベント会場に、
大臣が到着すると、警備の目をかいくぐり、
1人の男が大臣に急接近。

駆けつけた稲見と田丸が取り押さえますが、
男が持っていたカバンが空だったことから
教団の真の狙いに気づき、千種の元へ・・・



田丸が稲見に自分のずるさを
打ち明けるシーンがあります。

林を説得して教団のスパイにさせたのは
任務を口実に、美しい林の妻から
林を引き離すことができるから・・・

本当はそんな気持ちが自分の中に
あったんじゃないか・・・いいや、あった。

もちろん、はじめからそのつもりで
林を潜入させたという
悪だくみのお話ではありません。

任務なのは本当だし、必要なことだった。
けれど、千種に心奪われたのも事実で
林の任務にかこつけて、千種との逢瀬を
定期的にもてる。

そこに期待がなかったかというと
それも気持ちの裏側に全くなかったか?
といえば嘘になる・・・というお話です。

誰にだってあるくらいの、些細なこと。
しかも自分の気持ちに向き合いながら
信頼できる稲見にそんなことを
打ち明けるわけですから
生真面目なことこの上ない。

些細なことというと語弊があるかもしれません。

でも、本来の目的とは違う部分で
ある種の打算的な期待をすることは
よくありますよね?

わたしは妻と息子がいて、
どんなことをしてでも守りたい家族なので
浮気はしない!と思っていますが、
仕事でキレイな女性やかわいい女性と
ご一緒する機会があれば「やった♪」
と気分が上がります。

先輩に誘われて、「奢ってくれるんですか?」
とは言い出せなくても内心期待していたり。

ああそうだ
「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
を借りるかどうか迷ったときに
お話の内容に関してはアマゾンなどの
レビューを参考にしました。

真剣に今、自分が観たいドラマか?
吟味しようとも思って見始めました。
それは本当ですが、

新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未
の3人が出てくるならそれだけでもいいや♪
なんて条件がそろっていたからこそ
踏み出せたというのも本当です。

(笑)

そんなもんでしょう?
自分の楽しみ、それもメインの部分ではなく
裏側のいわゆる下心というやつ。

それは、人間なんだからあって当然。

他者は自分の鏡と言います。
相手の許せない部分は、
自分の中にあるそれを許せていないから・・・

なんてことはちょっとメンタル的なことを
お勉強したことがある人には
すでに”常識”でもあります。

それは、言い換えれば、自分の中にある
ズルさを知っているからこそ
公平であろうとしたり正しくあろうとすることの
素晴らしさに気づけると言うことでもあります。

田丸は思い詰めたように告白しますが、
それを聞いた稲見は笑顔になります。

慰めでもなんえもなく、普通に力を抜く。
「安心しました。田丸さんも人間なんだって」

田丸のそんな稲見の反応に笑い返し
「ロボットだとでも思ってたのか?」
みたいな冗談で返していました。

その程度のずるさはあって当然、
その程度の下心もあって当然、
むしろその存在もちゃんと
自分で認識できているからこそ、
じゃあ正しくあるには?

と考えて選ぶことができる。

実際に様々な葛藤の後に
田丸はもっとも正しいと思われる行動をとり
それに突き動かされた仲間たちが
クライマックスで痛快に大暴れします。

いいですね。エンターテインメントの王道。

クライマックスは圧巻でした。

こんな西島秀俊さんが観たかったのです!
おもしろかった〜〜〜!!!


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2017年06月04日

ドラマ「母になる #8」普通の強さという最強の強さ=理想的な生き方のバランス



苦労せずに幸せになれる。

とまでは言いません。

現実を生きていれば、やりきれないこと
自分の力ではどうしようもないこと
も、沢山おきますよね。

それも受け止めながら生きていくしかない。

実際、多くの善良な人たちは
そうやって生きています。

詳しく聞けば、みんなそれぞれ
いろいろな問題を抱えているのに、
日々、笑顔を絶やさず生きている。

これが、本当の人間の強さだし
そんな日々を積み重ねた結果が
“幸せな人生だった”ということになるのでしょう。

躁鬱のように、ハッピーなときは
有頂天すぎるほど有頂天になる人。
周囲の全てが敵に見えたり、
世の中を愁いてばかりの人もいますが、
普通の人はそのバランスを保っている。

普通に日々を生き続けるということが
本当は一番強い。

そのためには厳しい現実にも
深刻になりすぎず、
朗らかに受け止める姿勢も必要なのでしょう。

不真面目にということではなく。

そのバランス感覚の理想的な状態が
醸し出されているように感じるドラマがあります。



ドラマ「母になる」
第8話


を観ました。

結衣(沢尻エリカ)の携帯電話に、
自分と広(道枝駿佑)のことが
記事になるかもしれないと
麻子(小池栄子)から連絡が来ます。

麻子は、もし2年前の事件を
広が知ってしまっても、
今は嘘をついてほしいと頼みます。

そして麻子は勝手なことを書かせないためか
ジャーナリストと待ち合わせの場所へ。

しかし麻子は愛美(大塚寧々)が柏崎オートに
取材目当てで近づこうとしていることを知り、
あとをつけます。

その先で見たのは、育児放棄状態で
部屋に放置されている愛美の息子、
リュウの姿でした。

木野(中島裕翔)は、今は亡き
親友の母の行動にショックを受け、
愛美を問い詰めました。

それでも愛実は悪いのは自分じゃないと
悪びれない態度。

一方、2年前の事件を広に話すべきか
迷っていた結衣と陽一(藤木直人)は、
昔、広が麻子とよく行ったという
お好み焼き屋を訪れ、自分達の知らない
広の話を聞きます。

同じ頃、広は繭(藤澤遥)から
好きだと告白されます。

しかし礼はいうものの素っ気ない態度。

繭は「人生おわった・・・」と、
嘆きながら帰り「母になる」を実践している
父とばったり出くわします・・・。



本筋とはあまり関わりのない部分で
あらすじを終わらせてしまいました。

でも、わたしが好きなのは
このテイストなんですね。

問題・テーマは重いのに深刻に成りすぎない。

繭の家族たちは作品全体を通して
そういう位置にいますが、
今回は結衣と麻子の関係も観ていて
吹き出してしまいました。

もしかしたらわたしが男性だから
笑えることで、女性だと・・・母親だと
笑えないのかもしれません。

もちろん劇中の結衣と麻子は真剣そのものです。

でも観ている方からは微笑ましい。

2人の母親が、我が子と連絡がとれなくなり
自分が電話する、いいや自分が
と取り合ったり、着信への反響が
どっちにあるかで悔しそうな顔をしたり・・・

そのやりとりが2人とも可愛らしい。

このドラマの脚本を書かれている
水橋文美江さんの代表作に
「みにくいアヒルの子」という作品があります。
岸谷五郎さんや常盤貴子さんが出ていた
小学校の教師モノ。

このお話も、元生徒の自殺から
物語が始まるなど、ハードな現実は
常に突きつけられるのですが、
突き抜けるほどの明るさがありました。

朗らかさというのでしょうか?

水橋文江美さんの作品が醸し出す空気感は
わたしは理想的だと思っています。

理想的なドラマと言うことではありません。

わたしたちが現実をいきる上で
持っておきたいバランス感覚のお手本として
理想的だと感じているのです。

真剣と深刻の違い。
突きつけられるハードな現実と
結果として登場人物たちが手にする幸福。

その過程としてのドラマ・・・人生を
どんな気分で生きればいいのか?

つまりどんな心持ちで生きれれば
幸せになれるのか?

その“雰囲気”のお手本。

世界をどう受け止めればあんな雰囲気で
いられるのか?

登場人物たちの悩みや葛藤を観ているだけで
勉強になります。
今回のキーパーソン愛美はその一つの例ですが、
これからクライマックスに向けて、
結衣や麻子がどう世界を受け止めていくか?

非常に興味深いところです。


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2017年06月03日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 #1」ソレを不謹慎というほうが不謹慎なのでは?



好きなことをしてお金を稼いでいる人を
非難する人がいます。

羨ましがるのはいいけれど、非難するのは
お門違いです。

ところが、好きなことを仕事にしている自分を
申し訳ないと思いながら仕事をしている人もいます。

それっておかしいですよね?

本当は嫌いなことを仕事にしている人の方が
申し訳ないと思うべきじゃないですか?

いやいややっているんだから。

どんなことだって本当にその仕事をやるべくして
やっている人にやってもらったほうがいいでしょう?

生活のために仕方なく接客している人と
それが天職だと喜びに満ちた雰囲気を
漂わせている人から接客されるのと
どちらが気持ちいいですか?

そう考えると、当たり前なほどに、
自分の好きなことを仕事にするというのは
周囲の人に対するだけではなく、本来は
自分自身に対する責任なんだと気づきますよね?

「面白い」という言葉に対する認識を
少し広げる…あるいは正確に理解するだけで
その感覚は実感できるものなのかもしれません。



ここまでシーズン中のドラマを無視するともう、
ゴメンナサイですね。でも、ちゃんと観てるんですよ。
今シーズンのドラマも面白いですもの!!
でも衝動に突き動かされるときは行っとく!
というのも大事なコト。だからコレシーズン1とその
そのスペシャル版のDVDを手に入れちゃいました。
2017年7月期…次のシーズンで始まるドラマの前々作

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
第1話

を観ました。

翔陽大学附属北部病院救命救急センターに、
フェローシップ(=専門研修制度)によって
フライトドクターを目指す若い4人の医師が赴任します。

外科医として自信を持ちながら、
貪欲に技術を磨くことに執着する藍沢耕作(山下智久)。

有名医大の教授を父に持ち、ドクターヘリのノウハウを
地元の救命センターに取り入れるために来たという
白石恵(新垣結衣)。

積極的かつ負けず嫌い、そして正義感も強そうな
緋山美帆子(戸田恵梨香)。

小心者で見栄っ張りでもあるようだが
優しさを垣間見せる藤川一男(浅利陽介)。

赴任初日、藍沢たちは、
先輩医師の森本忠士(勝村政信)に
救命センターを案内されます。

担当医制度はなく、スタッフ全員が、
いつ何が起きても対処できるようICU、HCU、一般病棟の
50床の患者すべての病状を把握しているとのこと。

そこに、消防署の要請を受けて出動していた
ドクターヘリが患者を搬送してきます。

着陸したヘリから飛び出したのは、
フライトナース、冴島はるか(比嘉愛未)と、
救命センターのエースでもある医師、黒田脩二(柳葉敏郎)。

患者は団地の3階から転落した73歳の女性。
藍沢たちは、黒田や三井環奈(りょう)たち
先輩のフォローにつきます。

黒田は、患者の呼吸状態の悪化に素早く対応した藍沢と、
豊富な医療知識の一端を垣間見せた白石に
オペに入るよう指示。
緋山には患者の家族への連絡、
藤川には手術室への連絡と麻酔の依頼を指示。

当然のように無表情でオペに加わる藍沢、
緊張の面持ちの白石、
同期のふたりに先を越されたことに悔しがる緋山、
落ち込む藤川…

救命救急部部長・田所良昭(児玉清)から
4人の指導医を命じられている黒田は、
4人の若者に言います。

「ドクターヘリではひとつのミスも許されない。
ミスは、即、患者の死だ。ヘリに乗れる医師は、
その重圧に耐えられる精神力と腕を持ったひとりだけ。
お前ら全員ライバルだ。能力のないヤツからいなくなる」

と…。



いや〜お恥ずかしい。
Season2まで…というかついこの前の月曜日まで(笑)
このシリーズは美男美女を集めた若者向けの
いわゆる“アイドルドラマ”だと思っていました。

しかし、次シーズンのドラマの情報を観たときにSeason3でまた
山下智久 新垣結衣 戸田恵梨香 比嘉愛未 浅利陽介
が主役メンバーとして名を連ねている。

Season1が2008年、Season2が2010年…その当時なら
まあ、まだ若手と言える彼ら彼女ら…
しかし、2017年の今、実現できる競演メンバーでは
ないでしょうと…まったくこのドラマを観たことのない
わたしでさえ、ただならぬものを感じました。

ただのアイドルドラマでこれだけの時を経て
現在の実力派として成長しているこのメンバーを
これだけそろえるわけがない。
力の入れ方が尋常じゃない。

ということはもともとそれなりの作品だったのではないか?

普段、あまりネットの感想は軽く参考にする程度ですが
今回は真剣にアマゾンのDVDのレビューを観ていきました。

あ…コレ、オレの判断ミスだったんだ。
とレビューを観て即認めました。
多分かなり見応えのある作品なのだろうと分かったのです。

2008年当時からファンの方々には失礼極まりないけれど
そうと分かれば、7月に始まって一気に品薄になって
値も上がる前にとSeason1を入手したわけです。

はい、ゴメンナサイ。認めます。
パンパンに、ギュウギュウに詰め込まれた本気のドラマです。

第1話からその本気は伝わりました。

今シーズンもドラマで活躍している山ピーですが、
藍沢はカッコイイ。これは男も女も惚れるでしょ。

さて前置き(中置き?)が長くなりましたが、
そんな藍沢さん、背筋がゾクリとするようなことを
言っちゃいます。

初めての出動で、災害現場での緊急オペ。
そのときに何を感じたのかと白石に聞かれた藍沢。
手術室とは違う空調のない野外の熱さを語った後、
「面白かった」とギラギラワクワクの目で言います。

その緊急オペとは、機械にはさまった19歳少年の
右腕を切断するオペ…

不謹慎極まりない…と言われても仕方がない。
最近のドラマとしてはどんな苦情が出るかわからない
ギリギリの表現ではないでしょうか?

でも、世の中には本当にこれをやるために
生まれてきたんだろうと思わせるプロフェッショナルが
沢山います。

NHKの「仕事の流儀」を観るだけでも思いますが
彼らは突き動かされるように徹底して仕事を
突き詰める。

医師だろうが救命士だろうが弁護士だろうが…
使命感を持ってやっていて、そのほとんどは
命の現場で「面白い」なんて配慮のないものいいは
しないにしても、内側で感じているものは
藍沢が感じている「面白い」と同じものなのでしょう。

「面白い」という言葉には「おかしい、こっけいだ、愉快だ」
という意味のほかに、「興味がある」「心をひかれる」
「望ましい様子だ」などの意味もあります。

魂が突き動かされるように使命感が湧きでる
その状況自体が「望ましい様子」ですし、
その使命に、行動に心ひかれるからこそ、
関心があるからこそ突き動かされるわけです。

だったら、「面白い」は辞書の言葉通りで
不謹慎でもなんでもない。

不謹慎だと思うのは、無知の仕業で、
配慮がないと虐げるのは、逆に天才たちへの配慮がない。

もしかしたら、そんな感覚がわたしたち自身の
才能を開花させることを抑えつけているのではないか?

好きなことをして生きてて申し訳ないという人もいます。

起業当初なかなかお金を受け取れない人もいる。
好きなことをしてお金をもらうなんて申し訳ない。

そんな…
自分にも、その好きなことにも、そのサービスを受けた人にも
宇宙の法則にも申し訳ないようなことを言わないで、
もっともっと、大きな意味で、
わたしたちの魂が感じる「面白い」を突き詰めるべき
なんじゃないでしょうか?

これからの時代は特に、常識や一般的な価値観とは
無関係な、自分独特のもの、自分の魂の底から感じる
「面白い」を突き詰める力が、誰の身にも求められるようになる。

そんな時代なんだと思います。


                全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする