2018年02月04日

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ 年末年始一挙放送版」一生距離を測り合う関係



夫婦は向き合うんじゃなくて
横並びで同じ方向を向いて歩むモノ…とか、

ちゃんとぶつかり合わなきゃ…とか、

いろいろ言われますよね。

どっちやねん!
って思いますけど、結局どれも正解であって
また、それだけじゃやっぱり間違い
何だと思います。

ぶつかるにしても、
正面からぶつかるだけじゃなくて
型をぶつけあったり
惜しくらまんじゅうみたいなぶりかり方だったり、
こっちは正面でも相手はサッとよけたり、
不意打ち食らわそうとしたら
カウンターでK.O.されてしまったり…

距離の取り方にしてもそう…
並んで同じ方向を向いて歩くにしても
2人の距離はいろいろある。

人生はそれぞれなんだから
片方が座り込みたいときもあるし
待っていないといけない時や
先に行って土産を持って迎えに戻る…
みたいなことをしてもいいのかもしれない。

どちらかは後ろに向いてその場で
2人でまわらないといけない時も
あるかもしれません。

それを2人で話し合って決められるなら
それが一番いいのでしょうが
いつでも話し合いたいと思える気分で
いられるわけでもありません。

ぎゅーっとくっついて、
同化しちゃいたいくらいくっつきたいときも
おたがい手を伸ばせば触れられるくらいが
ちょうどいい時も、
だいぶ距離を取っておきたいときもある。

気持ちも感情もある人間だから
いろいろな時があって当たり前だし、
そんないろいろな気分を持っている人間が
もう1人いるのですから、
より面倒になることも仕方がない。

そんな風に思考を巡らせると、
夫婦って距離の取り方の
調節のし合いなのかもしれないなって思います。



なんかもう、羨ましいことこの上ないですね。
ガッキーが家事手伝いで来てくれて、
「契約結婚しましょう」なんて言われたら、
正直ビョーキになると思います。

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」
年末年始一挙放送版


を、全話観ました。

派遣先をリストラされ職ナシ彼氏ナシの26歳、
森山みくり(新垣結衣)は
父の紹介で家事代行の仕事をすることに。

行った先は、恋愛経験の無い
独身サラリーマン35歳、津崎平匡(星野源)宅。

しかし、両親が田舎に家を買い
引っ越すことになります。

週に2回の家事代行だけでは
自立して独り暮らしするほどの収入にはなりません。

みくりは、思いつきで平匡に
「仕事としての結婚」 を提案します。

住みこみの家事代行。

夫=雇用主、妻=従業員の雇用関係で
恋愛感情を持つ予定などなかったはずの2人。

しかし同じ屋根の下で暮らすうち、
お互いを意識し始める妄想女子みくりと
ウブな35歳のマジメ男…

2人の契約結婚は周囲に支えられて(巻き込んで?)
怒涛の胸キュン展開を繰り広げます…。



だいぶカットされているのと、
そのカットの仕方が急いで編集されたのか
「99.9刑事専門弁護士」に比べると雑で
少し残念な気分で最初の3話を観て
暫く観ていませんでした。

DVDレンタルで完全版で観ようかな…?
などと悩んでその先に進めずにいました。

同じ野木亜紀子さん脚本で
新垣結衣さん主演作「空飛ぶ広報室」も
以前からレンタルしようと思っていたことや、
せっかくだからDVDではなく標準画質の
キレイな画質で観ておきたいと思ったこともあり
まとまった時間が取れたときに残りを
一気に観ました。

編集すれば標準画質で50GB一枚に収まるので
それはそれでちょうど良いのです。

…つまり年末年始一挙放送版は
保存版にちょうどいい。

毎話毎話、楽しみながらも
考えさせられたり、大切なことを思い出せたり
とても良かったので、
また機会があれば、1話ずつ紹介したいですね。

でも、今回は全体を観てのお話…

前に第2話を紹介したときに
このドラマは夫婦の距離感のお話だな…
みたいなことを書きかました。

その感想は最後まで変わりませんでした。

お見事!

面白おかしく、楽しく笑わせながらも
胸キュンもあって2人の気持ちが
よ〜く伝わってきて…

面白いのは、
他人→雇用関係→片思い→恋人→夫婦

とその距離感の変化を
先に夫婦にさせておいて見せる。
という手法。

男女の距離感はこうやって変わっていく。
もちろんそれぞれのポジションでも
年を追うごとに変わっていくわけです。

それはどんどん距離が近づくという意味
だけではありませんよね。

また、近づけば良いというモノでもない。

そして、さらに言えばこの後、
お互いが「親」になるとまたまた変わっていく。

親だって赤ちゃんの親と
幼児の親と少年期、青年期の親とじゃ
夫婦の距離感だって全然違って当然。

お互いへの期待や思いだけではなく
わが声の期待や思いや
パートナーがわが子に向ける期待や思い
なんかも関わってくる。

で、その時々の距離感の正解なんて
その時の自分たち以外に答えなんて
見つけようがないわけですよね。

最終回で、みくりと平匡がソファに座って
これからも模索し続けよう…
みたいなことを言っていましたよね。

そう、夫婦の距離は常に模索。
その一瞬一瞬のちょうどいい距離を
いつも模索。

それをずっと続けて行こうねというのが
結婚なのかもしれませんね。

だったらケンカしたり、上手くいかなかったり、
背中を向けあっていたり、
片方だけが心の扉を閉じていたり、
いろいろな瞬間があるけれど
全部、距離の測り合い。

向き合うにしろ、
ぶつかり合うにしろ、
同じ方向を向いて歩むにしろ、
背中あわせにしろ、

ぜ〜んぶ距離感で違ってくる。

だから、夫婦生活、結婚生活って
距離の調節をし続ける人生ということに
なるのかな。

面倒なのは認めますけど、
それを嫌だと思うのか?

それを一生やると覚悟を決めるのか?

なんだと思います。

でも覚悟すると、かけがえのない
経験がまた生まれる。

命を生みだし、家族を築く
最初で最小の単位…それが夫婦。

なのにもともと全くの他人同士。

凄いですよね。

夫婦って。


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2018年02月03日

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期 #22 爆豪VS麗日」なにもできない自分を受け止めることから生まれる強さ



落ち込んでいる人を励ましたい

そういう思いはやはり優しさです。

でも、無理にいいことを言ってやろう
とする必要が無い時があるし
言ってはいけない時もある。

その雰囲気を察することができる人は
察せずに無理矢理励まそうとする人よりも
もっと優しいと思います。

でも、その人は結局なにもできないわけです。
力になってあげたかったのに
自分の無力さを突きつけられる結果となる。

でも、それは優しさの証ですよね。

そういう思いを味わえる人と味わえない人では
大きな違いが出てくると思いますよ。

「何にも出来ない自分」

そんな自分と出会って向き合って打ちのめされる。

どんどん、そんな思いをして、
そして糧にして欲しいと思いますね。

親をやらしてもらっていると、
わが子のことをそんな風に見守れるようになるし、
同時に自分のこともそうやって見守れる視点が
出来てくる。

これって、凄いですよね。
人の可能性を本当に感じます。
これはわたしのかかげる

「ふりまわされ教育学」の理念に通じる感覚です・



ドラマも結構ちゃんと観てるんですよ!
「anone」「BG身辺警護人」も毎週見ています。
まだ「逃げ恥」も見終えていない。
でも、これは面白さのステージがちょっと違っていて
ぜひとも紹介したいんですよね。

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期」
第22話「爆豪VS麗日」


体育祭、最終種目。
トーナメント対決、
爆豪とお茶子の戦いが始まります。

「ゼログラビティ=無重力」の個性で
相手を浮かせば有利か?

お茶子は、先手必勝とばかりに
開始と同時に爆豪に向かって
突進していきます。

しかし、爆豪の「爆破」の前に
触れることはおろか近づくことすらできません。

一方的な展開のように見え、
なかなか勝負をつけない爆豪が
か弱い少女をいたぶっているように見え、
観客からはブーイングが…。

しかし爆豪の戦いがそうなるのは
お茶子の力と戦い方を警戒してのもの。

つまりお茶子を認めているからこそのものでした。

そんな中、お茶子が試合中に密かに
仕掛けていた作戦は相打ち覚悟のものでした。

「私もデクくんみたいに」

勝負をかけて爆豪に突っ込むお茶子…。

そして、それは出久と轟の決戦が
近づいていることも意味していました。



爆豪勝己というのは出久くんの幼馴染ですね。
物語の最初から出久くんの前に立ちふさがる
因縁の関係です。

乱暴者ではありますが、彼も良いんですよ。

そして、やはり何より強い。

ネタバレになるかもしれませんが
今回の話しではそんな爆豪が
うららかなヒロイン麗日お茶子ちゃんと
本気で対戦しますが、
まあ、やっぱり勝っちゃいますよ。

でも、他の回もそうですが、この回も
例外なく見どころはその勝敗ではありません。

2人の勝負だけとっても見どころは
他に在ります。熱いですよ〜
だから観てください。

今回取り上げたいのは別の見どころ。

出久くんは負けたお茶子ちゃんを励ましに
控室へ足を踏み入れます。

でも、お茶子ちゃんはいつものうららかな
お茶子ちゃんでした。
明るくふるまっているんですね。

「まだまだやわ〜、もっと頑張らないかん!」

って言って、お父さんから着信が入っている携帯を
気にしながらも出久くんに笑顔を向ける。

当然、出久くんには励ます隙なんて
見つけられないわけです。

出久くんが何もできずに去ろうとした時、
あろうことかお茶子ちゃんは
出久に応援の言葉をかけます。

次は出久VS焦凍。

だから激励の言葉を送ったんですね。

たまらないのは、お茶子の控室を後にした
出久くんです。

「悔しくないわけないじゃないか!」
試合に挑む前の彼女を知っています。

だから尚更気持ちも想像できる。

それなのに励まそうと思ってやってきて
結局なにもできずに逆に励まされてしまった…

そんな自分の体たらくに打ちのめされる。

いいんですよ。

こんなこといっぱいありますよね、人生では。

出久は、そんな状況でも
自分を励ましてくれたお茶子を思って
なにもできない自分に打ちのめされつつも
「また、助けられた」
と即座に糧にする覚悟を持ちます。

多くの人の支えで自分が今ここに居る。

その糧の一つにしてしまいました。
人の想いをむげにしない。
本当の強さを持った優しさの現れ。

こういう思い、こういう経験をたくさんして
わたしたちはより強く優しく成長していける。

子どもたちの成長は
わたしたち大人にも「成長の仕方」
示してくれます。

わたしたちも人を思って
思い叶わず不甲斐ない自分に出くわしていい。

大人らしくカッコつける必要は無い。
知ったふうなことを言って経験者ぶるひつようはない。
情けない恥ずかしいは覚悟で
なにもできない自分を知って
大切な人たちのためにその思いを糧にしましょう。


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2018年02月02日

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期 #21 奮え!チャレンジャー」世界はあなたのためにある



世界がどうあるかではなくて
自分が世界をどうみているか?

自分が生きていくために
世界をどう使いこなすか?
どう使い倒すか?

そういうものの見方は
幸せ力にとっても重要な視点です。

自分が周囲にどう見られているか?
というは自己プロデュースには
必要な視点なのですが

あくまで自己によるプロデュースなわけです。

そのためには既製のルールや基準よりも
自分のルールや基準がまずあって
既製のルールや基準はそのために
利用するもの。

そのくらいの認識、
優先順位をもっているほうが
自分の人生の舵取りを
しやすくなるのではないでしょうか?



原作マンガも集めているのですが、
すぐに読んでしまうので、小遣いが
いくらあっても足りません。
そこで、小説版を見つけて買ってみました。
すっかり、ヒロアカファンです。

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期」
第21話「奮え!チャレンジャー」


を観ました。

父エンデヴァーへの憎しみに
燃える轟は、1回戦で瀬呂を秒殺。

2回戦で出久と対戦することが決まります。

そして試合はB組の塩崎VS上鳴。

上鳴は余裕の表情で放電しようとしますが
塩崎は個性でこちらも上鳴を秒殺。

続く、飯田VS発目明。

「対等に戦いたい」という発目の
スポーツマンシップに心を打たれ、
彼女が作ったサポートアイテムを身に付けて
試合に臨んだ飯田は…。

常闇VS八百万、
青山VS芦戸、
切島VS鉄哲…と試合が続く中、
爆豪とお茶子の対決の時が迫ってきます。

出久はお茶子に自分が考えた爆豪対策を
伝えようと「ヒーローノート」控室に届けます。

しかし、そんな出久と、一緒に激励に来た
飯田を遮り、お茶子は言いました。

「決勝で会おうぜ!」



ヒーロー科が出久くんのいる1-Aだけでなく
1-Bがあるのも驚きましたが
ヒーロー科以外にも普通科、経営科、
サポート科が設けられている雄英高校。

体育祭1年の部、最終種目、
トーナメント戦まで勝ち残って来たのが
ヒーロー科だけじゃないというのも
また面白いですね〜。

出久くんが最初に戦った心操は普通科でした。

そして今回の話では飯田と対戦する
発目明がサポート科です。

ヒーローのコスチュームや
ヒーロー活動をサポートする
様々なアイテムを開発するのが
サポート会社の立ち位置。

発目はそんなサポートの仕事をしたいのか
とにかく発明が大好きなようです。

そんな発目が対戦するのが
ヒーロー科1ーAの学級委員長、
実直一路の飯田くんです。

ふくらはぎにあるエンジンが個性。

でもこの対戦のリングは
発目にとっては対戦場には
見えていないんですね。

プレゼンの壇上

ただそれだけ。

飯田くんは速攻を仕掛けようとしますが
発目に渡されたアイテムや
発目自身が身にまとっているアイテムによって
良いように翻弄されます。

発目の意識は常に観客席にいる
サポート会社の人たち。

自分の発明品を次から次へと
アピールしていきます。

勝敗の決まり方も
とても気持ちいいものでした。

トーナメント戦で次に進むのは飯田くんです。

でも、発目自身は、
それこそ爆豪くんではありませんが
一足先に「完膚なきまでの完全勝利」を
おさめてしまった感じです。

周囲が決める勝ち負けなんてどうでもいい。
自分にとっての勝ちは何か?

ただその一つの目標に向かってだけ
行動している全くぶれない発目ちゃん。

飯田くんには屈辱的だったかもしれませんが
本当にすがすがしい負けっぷり&勝ちっぷり。

あなたは世界に翻弄されていませんか?
あなたが世界をどう見るか?

それによって目の前に起きる状況は
あなたのために用意された材料として
最大限にりようできるモノになりませんか?

あなたのルール、あなたの勝ち負けの基準。

まず、そこから確認しましょう。


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2018年02月01日

アニメ「弱虫ペダル GLORY LINE #3 約束の時」強くなるために嫌いな人に頭を下げたことがあるか?



あいつはプライドが高いからな〜

というときに思い浮かべる人って
どんな人ですか?

別の言い方をしてみましょう。

彼は誇り高いビジネスマンだ

これならどうでしょう?

プライドを訳すと誇りですよね?

なのに印象が違う・・・
もう、カタカナのプライドは
日本語になってしまっているといっても
良いんじゃないかな?

って思っちゃうくらい
誇り高いという言い方と
プライドが高いという言い方では
印象が全く違います。

プライドが高いというと
日本では傲慢な人を言うことが多い。

でも誇り高いというと
凛とした強さを感じさせます。

だから勘違いをしやすい。

「プライドなんか捨てろ」

なんて言い方をしますよね。
わたしはその言い方が好きになれません。

「間違ったプライドなら捨てろ」

なら良いです。



おっと〜!
一週遅れでの紹介になってしまいました。
一週間経つの早いな〜

アニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」
第3話「約束の時」


を観ました。

1日目ゴールまで残り4.5km地点。

優勝は総北か箱学か?

誰もがどちらかのチームだと
確信する中、突如
京都伏見の御堂筋と岸神が
後方から奇襲を仕掛けます。

驚く面々に更に
岸神の肉触り攻撃。

彼の意味不明の行動に黒田や今泉が
虚をつかれている隙に
御堂筋はゴールに向けて
一気にアタックをしかけました。

しかし、鳴子だけは
御堂筋から目を離さず、
そのアタックについていっていました。

開会前の宣戦布告のとおり、
鳴子VS御堂筋の
関西以来のリターンマッチが始まります。

その頃、箱学の黒田は
今泉に協調を提案し、
自身「スイッチ」を入れて、
御堂筋を追い始めるのですが…。



箱根学園の3年生、黒田は
前年のインターハイ出場メンバーには
選ばれませんでした。

選抜のレースで登りで負けて
後輩の真波山岳に出場権を取られました。

そして今年、本来はクライマーである黒田は
キャプテン泉田に言われて
エースアシストに転向しました。

強くなるためにはプライドも捨てる・・・?

いいえ、わたしにはむしろ
とてつもなく誇り高く見えます。

そんな黒田は総北の2年生、今泉の走りを
エリートの走りだと言います。

誰よりも練習を積んできた自負を持って
食い下がる今泉に黒田が問いかけました。

強くなるために、嫌いなヤツに
頭を下げたことがあるか?

・・・と

黒田が言う嫌いなヤツとは
1学年上にいた荒北のことです。

もともと運動神経がよく
いろいろなスポーツをこなせていた黒田は
自信満々で自転車競技部に入ります。

しかし野性的な臭覚でそんな黒田の
傲慢さをいきなり見破ったのが荒北でした。

そんな荒北の鼻をあかしてやろうと
突っかかって競っても全く歯が立たない。

それでも早くなりたかった黒田は
上級生の教室まで出向いて
荒北に頭を下げたのです。

どうやったら早くなれるのか教えて欲しいと・・・

ざっくりですが、確かそんなエピソードが
シーズン3で描かれたように記憶してます。

コレはプライドを捨てたというより
見栄を捨てて、本当に大事なプライドを
守る覚悟ができた瞬間だったと
わたしは思っています。

見栄、つまり「間違ったプライド」です。

本当に大事なプライド・・・
つまり誇りとは似ても似つかないもの。

似て非なるモノでもない。
似ても似つかないものです。

例えば黒田が荒北に自分の傲慢を指摘され
ムカついて自転車競技部を
やめていたらどうでしょうか?

それこそ
できるはずの自分、男としての自分、
そういった自分への誇りを
捨てたことになりませんか?

やってやれないはずはない!
嫌いなヤツに頭を下げてでも
オレは早くなってやる!
そんなことで傷つくほど
オレの誇りは低くはない!!

それが本物の誇り、プライドでしょう。

わたしは本職では相談受けから
クレーム対応専門に転向しました。

自ら志願しました。

人に頭を下げてばかり
という風に見る人もいます。

確かに、精神的に自立できていなかったり
あわよくばと小さな欲にまみれた
嫌いなタイプの悪質クレーマーも
決して少なくはありません。

それでも、本当に会社や他のお客さんのことを
思って声を挙げてくださっているひともいる。

人と向き合う、人の気持ちと向き合う、
そして、自分自身の精神的な自立、
そういったことへの誇りを持っていなければ
できない仕事です。

プライドを捨てないとできない仕事ではなく
誇り高くないとできない仕事、
本当のプライドを持っていないと
できない仕事。

どんな仕事も本来はそうですよね。
生活のためのアルバイトだろうが
自分の人生という一大プロジェクトのための
一環なのですから、
あなた自身がそこに誇りを持たずに
誰が誇りをもつのでしょうか?

本当に誇りを持っていれば
つまらない見栄は捨てられますよ。


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2018年01月31日

ドラマ「西郷どん #4 新しき藩主」本物の勇気のカタチ



人は自分の鏡

・・・と言いますが、
それを受け入れるのは
簡単なことではありませんね。

人に対して不満を持ったり
怒っているときなんかはとくに
その人が自分の鏡だなんて思えない。

だって、自分ができること
自分にはわかっていることが
その人にはわからないし、できない。

だから腹が立つんですもんね。

その人が自分の鏡だとすると、
その、「自分にはわかっている」
「自分はできる」という
認識そのものを否定しなくてはならない。

そんなことは、素直な気持ちでいるときでも
簡単なことではありませんよね。

でも、この簡単なことではないという
状況をまずは実感しているかいないか?

その先に進めるかどうかについて
それがとても重要なことです。

人が自分の鏡だなんて可能性すら
考えたことがない人にとっては
それを認める難しさなんて種類の感覚の
存在すら知らないでしょうからね。



まさか4話目にして、ここまで
胸に迫る展開になろうとは・・・。
例になく早くから力を込めて
観ている大河ドラマとなっています。

ドラマ「西郷どん」
第4話「新しき藩主」


を観ました。

島津斉彬(渡辺謙)を
藩主に担ごうとする人たちを、
斉彬の父、斉興(鹿賀丈史)が
一気に粛清し始めた「お由羅騒動」。

吉之助(鈴木亮平)たちが師と慕う
赤山(沢村一樹)にも
切腹の沙汰が下りました。

赤山は吉之助たちかつての教え子たちをよび
最後に一緒に飲みたくなったと
皆と酒を交わすのでした。

さらに、処罰は大久保家にもおよび、
大久保正助(瑛太)の父、
次右衛門(平田満)は島流しとなり、
正助も謹慎処分を言い渡されます。

赤山の介錯は吉之助の父、
吉兵衛(風間杜夫)が行うこととなり、
吉之助は、赤山の無念の最期に
立ち会いたいと申し出ます。

吉之助の無念こもった手紙を読みながら
江戸の斉彬は・・・



いや〜、今回はわかりやすいですが、
泣きましたよ。

沢村一樹さんが鹿児島出身だったことも
忘れていましたから
それを思い出した喜びもあって
毎週赤山の出番も楽しみでした。

それがもう終わるとは・・・

今回は赤山の切腹に始まり
大久保家の別れ、
そして最後は島津家の親子対決・・・

話然体がこれまでの4話の中の
クライマックスだけで構成されているような
お話でした。

斉彬が父である斉興と向き合い
「さすが父子、よく似ている」
と、父と自分の性格の共通点を
挙げていきました。

性格的な欠点ばかりです。

斉興は、「愚弄するか」と・・・
つまり、親をバカにするのかと
怒り心頭ですが、斉彬は言いました。

いえ、これは私自身のことです。
と・・・

そのことに気づけなかった自分を
省みているんですね。

でも、ここではっきりと喧嘩を売っている。

わたしは自分のいたらなさに気づき、
認め、改める覚悟ができた。
同じいたらなさをもっているあなたはどうだ?

と、喧嘩をうっている。

子に言われるなんて、親として
恥ずかしさはよくわかります。

ましてや殿様、妻や家来たちの前でもある。

プライドが幾重にも邪魔をします。

残念ながら斉興には「お前が好かん!」
と我が子を嫌いながら
その嫌いな部分が
自分とそっくりな部分であることを
認めることはできそうにありません。

怒ってばかりです。
でも怒りは自己防衛本能です。

自分を守ろうとしている。
守ろうとしているってことは
本能が怖がっているということですよね。

怖い。その恐怖と向き合うには
勇気が必要です。

怒りを持って敵にぶつかる勇気より
自己防衛の構えを解いて
自分と向き合うことのほうが
ずっとずっと難しい。

だから、自分を認め改めながら
成長していく人が一番強い人ですよね。

本当の勇気を知っている人だから。


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5分で分かる「西郷どん」第4回『新しき藩主』






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