2018年02月09日

ドラマ「99.9刑事専門弁護士SEASONU #4」いいなり



人の意に添う。

それは大切なことです。

でもそれは、人の言いなりになることが
大切だと言っているのではないですよね?

本当はそれくらいの分別がついて大人
だと思っているのですが、
残念ながら世の中の大人の誰もが
その分別をつけられている訳では
ないようです。

そして、人の世の悲しさでもあり
まさにドラマが生まれる部分でもありますが
そういった大人の分別がある人が
一時は、周囲からは分別ない人のように
思われてでも・・・。
言いなりになっているように
見られてでも、黙って様子を見ている・・・
ということが必要な時もある。

ただ、周囲からどんな風に見られていても
この両者には大きな隔たりがあります。



本当に珍しいです。何度も言いますが、
SEASONUのほうが前作よりも楽しめている。
人にもせよるのでしょうか?

ドラマ「99.9刑事専門弁護士SEASONU」
第4話


を観ました。

岩村梢(有森也実)が
弁護の相談にやってきました。

被疑者は、梢の夫で
工場の社長をしていた岩村直樹。

直樹が、取引先のタナハシ機械製作所の
専務、棚橋幸次郎を殺害して、
その後自殺をしたとされている事件。

被疑者死亡のまま送検され、
不起訴処分になっていました。

さらに、梢は幸次郎の兄で
タナハシ機械製作所の社長である
政一郎(迫田孝也)から
3億円の損害賠償請求をされていました。

しかし梢は事件当日直樹からのメールで
絶対に殺人を犯してないと確信を持っていました。

そこで斑目法律事務所にやってきたのです。

佐田(香川照之)は、被疑者死亡の場合、
裁判が開かれないからと、依頼を断ります。

舞子(木村文乃)も佐田に異論はなく
佐田に従いました。

しかし、深山(松本潤)は、早速事件現場へ。

深山を連れ戻すように言われた舞子も
結局深山のペースに巻き込まれ
警察と検察の捜査記録にある矛盾に
気づいていくことに・・・



演出の木村ひさしさんの
好みなのでしょうか?

織田裕二さん主演の
「IQ246〜華麗なる事件簿〜」
でもそうでしたが、
「ガンダム」ネタが
随所にちりばめられていますよね。

お話の本筋とはまったく関係ないところで。

そういった伸びやかさが
このドラマの面々の楽しい雰囲気を
作り出しているのでしょう。

2話目では深山や佐田が登る山に
「カマキリ」とデカデカと看板が
立ってました。

NHKの「昆虫すごいぜ」を
いじられてる感じですね。

(笑)楽しい。

はい、本題です。

毎度早速現場におもむく深山たち。

現場周辺で聞き取りを行います。

しかし、誰かの差し金で
嘘の証言をするように言い含められている
人間が出てきました。

佐田に問いつめられて白状します。

「うちは代々下請けだから、
やれって言われたら仕方がない」

そんな言い訳をしていましたよ。

理由になってませんね。
代々下請けってお父さんやお祖父さんの
せいにしちゃあいけません。

ビジネスを拡大するしないは
今の社長の裁量ひとつでしょうに。

「陸王」はそういう社長の奮闘記でしたよね。

シーズン1から見ていればわかりますが
斑目法律事務所の斑目所長も
大手の取引先が不正を行っていると知れば
取引先の社長の脅しに屈せず
バッサリと切り捨てていました。

従業員やその家族を
やしなって行かなければならない・・・

それはどこの会社の代表も
思っていることでしょう。

でもそれを言い訳に不正はしない。

取引先のいいなりになんかならない。

それができるかどうかは、
その取引がなくなってもリカバリーできる
ビジネススキルがあるかどうかも
もちろん大事ですが、
そのスキル自体も、もっと大事な部分・・・

つまり心構えの部分に
由来するのではないでしょうか?

なぜなら、結局は信頼関係で
ビジネスも強固になるものだからです。

じゃあ、雇われているサラリーマンは
どうなのでしょうか?

まったく同じですよね。

きれいごと?

そうです。綺麗なことです。

でも、いつでもどこでも正しさだけを
周囲にアピールをしていればいい
というものでもありません。

全体の流れを考えて
あえて黙しているという人たちも
沢山います。

下手にことを荒立てると
本来正さなければならないことも
正せなくなる・・・

なんて、組織の中では
日常茶飯事ですよね?

人それぞれに持っている正義が違うし
精神的成熟度だってバラバラ。

成長を待ちたい部下もいたり、
機をねらっている上司が
積み上げてきた準備を無駄にできない・・・

だから、人は見た目で判断できない。

でも、自分の中に何を持っておくのか?

それは、単なるきれいごとだと
一蹴するのはあまりにも浅はかです。

それが、自分や自分が関わる人たちの
幸せにも大きく関わってきますからね。

いいなりが幸せなんて人生はありません。

「幸せって人それぞれでしょう?」

とも言われますが、
それは自分の人生あってのこと。

いいなりは、自分の人生の舵取りの放棄です。

幸せになりたいなら、
自分の人生の舵取りは自分でやる。
人のいいなりになっているように
周囲から見られるような時期があっても
それを胸に持っている人は
本当の意味ではいいなりにはなりませんよね。


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2018年02月08日

ドラマ「BG〜身辺警護人〜 #2」窮屈さを感じたらお互いにユルんでみよう



まじめなのは良いことです。
それは嘘ではない。

じゃあ、いつでもどこでも
きっちりかっちりスキなく完璧に
というのがいいのかというと
そんなことはないってわかりますよね?

わたしたちは、多くの場合
相手に完璧を求めてしまう。

あるいは自分ではそんなつもりはなくても
相手はまるで完璧を求められているようで
息苦しくなってしまう・・・

ということはよくあります。

夫婦になると特に。

「わたしはわたし、あなたはあなた」

という離別感を持っていても
よほどの人格者でもなければ
自分の精神状態が揺れることもありますから
健全な離別感ではなく
自分が傷つかないためにただ
相手を突き放して見ているだけ
なんてこともある。

そういうときは、寂しいものです。



ドラマも観てるんですよ。。。
っていっても「99.9刑事専門弁護士」と
「西郷どん」と「anone」とこの作品くらいですが…。
録画はいろいろしてあるから、見たいんですけどね本当は。

ドラマ「BG〜身辺警護人〜」
第2話


を観ました。

人権派で知られる裁判官、
行永辰夫(田中哲司)。

彼の自宅で自転車に放火されるという
事件が発生します。

一審で死刑判決が言い渡された
「老人ホーム殺人事件」の判決を控える行永。

その判決への脅迫行為の可能性を危惧し、
警察が捜査を開始します。

裁判官の行永には警視庁のSP、
落合(江口洋介)たちが付きますが、
妻の亜佐美(大塚寧々)にはSPがつきません。

そこで行永が妻の警護を章(木村拓哉)たち、
日ノ出警備保障の身辺警護課に依頼してきたのです。

落合は相変わらず章たちを邪魔者扱いし、
亜佐美も
「武器も持たない一般人に護ってもらうなんて…」
とボディーガードが付くことに難色を示します。

行永がSPたちと外出すると、
亜佐美は章とまゆ(菜々緒)に食器洗いや
玄関の掃除など雑用を命じ始めます。

さすがに外出したいという亜佐美には
「どこへでもご一緒します」とついていく2人。

亜佐美のわがままにつきあいながら
章はある違和感を覚えます。

そして、そこには亜佐美が夫に隠していた
秘密があり…



3話目まで観ています。

脚本は井上由美子さん。
わたしが大好きな「good luck 」の
木村拓哉・井上由美子コンビですね。

「エンジン」というドラマも
同じコンビらしいので、
いつか見てみたいと思っています。

ガッキーの「空飛ぶ広報室」が先かな〜

さて、あえて第2話を選んだのは
このお話の行永夫婦がとても良かったから。

どう良いかって・・・ギクシャクしてるんです。
それがもう不器用な夫婦なんですね。

でも現代社会では・・・とくに日本では
あちこちで起きていることかもしれません。

わたしも人のことは言えないくらいです。

妻はわたしに
完璧を求めているわけではないのに
わたしが勝手にそんなふうに受け取って
窮屈に感じることもある。

逆にわたしは妻を責めてもいないのに
妻がわたしに責められている
と感じることもあるそうです。

お互いマジメだから起きることですね。

だからわたしは完璧ではない妻を
愛していることを伝えようとしているし
わたしも、あまり堅苦しくならないように
気をつけてみようと思いました。

・・・なこと考えてる時点で
もうマジメなんだよって
ツッコまれそうですが。

このお話の行永夫婦は、
行永の裁判官という仕事と
彼のマジメさが原因でとても
窮屈な家庭になっていたようです。

ラストの不器用でガチガチな2人の姿には
涙が出ました。

アメリカの映画なんかではまず見られない
そんな描写でした。
でも、よ〜くわかる!


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2018年02月07日

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期 #23 轟 焦凍:オリジン」その2 本当に大事なのは自分であると認識すること。なりたい自分になっていいんだよ。



縮こまって、ひねくれています。

わたしはそうです。
少しずつ少しずつ、
背伸びしたり動かしたりして
ほぐしてはいますが、
まだまだ、縮こまってひねくれています。

あなたはそうではありませんか?

わたしは日本人の多くが
そうだと感じています。

「そんな大それたことできないよ」
「大した才能があるわけでもないし」
「この程度なら誰でもできるでしょう」

謙遜が謙遜ではなく
ただ自尊心の欠如になっている。

本当はそんなことはないのに。

子どものころからみんな天才で
それぞれに面白い才能をもっているのに
それを認められず、自分で認めることもできず
見えていたとしてもそれは
「この程度のこと」として捉えてしまう。

それが、萎縮、つまり縮こまっているし
受け止め方もひねくれている。

とわたしが表現していることです。

でも、それだともったいないんですよね。

もちろん才能があれば努力しなくても
芽が出て花が咲くのか?
といえばそんなことはないでしょう。

それでも、努力すればモノになる
ということ自体が可能性・・・
つまり才能だとしたら、

「この程度のこと」と思っている
わたしたちの能力を
わたしたち自身で芽を摘んでいることになる。

だからもったいない。



前回、本題とはちょっと違った視点で
このエピソードを紹介しちゃいましたが、
やっぱりこのエピソードは本題にもふれないと
なんか、違う気がしました。

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期」
第23話「轟 焦凍:オリジン」


を再び紹介します。

体育祭1年の部、最終種目、
ガチ対決のトーナメント戦。

緑谷出久VS轟焦凍

轟焦凍は父であり、ナンバー2ヒーローの
エンデヴァーの個性である炎と
母から受け継いだ凍結させる力を
左右半々でもっています。

エンデヴァーは昔からNo1ヒーローの
オールマイトに激しいライバル意識を
燃やしており、“個性婚”によって
焦凍の母を娶り、子どもをもうけたのです。

焦凍は兄姉たちの中でも逸材で
エンデヴァーから見たら“傑作”だったようで
幼少のころから厳しい訓練を始めます。

母は焦凍をかばっていましたが
エンデヴァーの母への扱いも酷いものでした。

母はノイローゼになり、
日に日に成長していく子どもたちが
エンデヴァーに似てくるのが怖くなり、
ある日、焦凍に煮え湯を浴びせてしまいます。

母が病院へ入れられ、焦凍は
父を恨むようになりました。

「左(父の個性)を使わずに勝つ」

轟焦凍はそうやって父親を否定するつもりで
緑谷出久との試合にのぞみます。

出久がオールマイトに目をかけられているな
尚更、父の個性を使わずに勝つことで
父を否定できるから…



この少年マンガを名作たらしめている
エピソードのひとつです。

だから、メインテーマを避けて
次へ進のも嫌でした。

出久くんは勝つために全力です。
やれることは少ないけど
そこ少ない中で全力で考えて
攻略する方法を見つけだそうとしている。

はっきり言って轟の実力を見れば
どっちが有利かは想像がつく。
それでも支えてくれた人たちを
勝ちを狙う出久くん。

でも、轟は半分の力で勝とうとする。

そんな轟くんが出久くんに言われて
ハッとします。

「どこを見てるんだ!」
「きみの個性じゃないか!」

みんな全力でやってるのに
半分の力で勝とうだなんて
ふざけるな・・・

優しい出久くんでもそんなふうに
悔しくもある。

この出久くんの魂の訴えは
轟くんにも届いたようで
彼も昔、優しい母に言われた言葉を
思い出しました。

「僕、パパみたいにはなりたくないよ」
「でも、ヒーローにはなりたいんでしょう?
いいのよ、焦凍は、なりたい自分になって」

焦凍も憧れたオールマイトの
インタビューも重なります
「本当に大事なのは
自分であると認識すること」
だからオールマイトは
登場の時にいつも言うんですね
「私が来た!」

轟くんは父を憎むあまり
父への憎しみしか見えなくなっていました。

出久くんはそんな轟くんの
頑なな心に分け入って
溶かしてくれたんですね。

爆豪と出久くんの関係も良いですが
轟と出久くんもまたいい。

父への憎しみを忘れて
母やオールマイトの言葉を思い出した
轟くんは、父の個性、母の個性と
分けるのではなく
全てをもって自分だったと
この時に気づけたのでしょうか?

そうであって欲しいですね。

わたしたちは面白い。

そう思います。

なぜなら、得意不得意というモノがある。
それだけならまだわかりやすいですが、
得意不得意とはまた別に
アレをやりたい、これはやりたくない・・・
と、興味も人それぞれなんですよね。

好きなことと得意なことが
一致するとも限らない。

でも「好きこそものの上手なれ」という
言葉があったりもする。

得意不得意や好き嫌いの興味だけでもなく
ほかにも「性格」というものもある。

そういったもの全てを掛け合わせて
それらが時間・経験という積み重ねの中で
足したり引いたり、かけたり割ったり
しながら色を変えていく。

だからいつも「今の自分」なんだと思います。

自分はこう感じている!
それをいつも認識すること。

そんな今の自分全部で
なりたい将来の自分に向かっていく。

そのためにまず必要なことは
縮こまったり、ひねくれたりせず、
自分をまっすぐ捉えること・・・
なんだと思います。

わたしと同じ歳の男性で、
「僕は卑屈で性格が後ろ向きだから」
なんて笑いながら
自分が好きなアダルトビデオ、
それもかなりマニアックなジャンルのことに
とても詳しくなって、
大企業のそういったコンテンツ配信の
部署に転属した人を知っています。

他人がひきそうな趣味を
でも自分は好きだからと朗らかに受け止め
「後ろ向きだ」と自分の性格を
笑って受け止めた彼が
好きな仕事をできるように
夢を叶えていった姿は、
正直かっこよかったです。

彼はちゃんと自分を自分として
受け止めていたんですね。

そういうのを本当の意味で
「明るい」とか「前向き」って
言うんじゃないですかね?


      全ての物語のために









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2018年02月06日

「秒速5センチメートル」 十代で実らなかった恋があっても



十代で実らなかった恋、ありますか?

多くの人があると思っています。

高校のころから、中学のころから、
小学生のころから好きだった人と
結婚して家庭を築けている人。

そういう人、いなくはないでしょう。
でも、稀ですよね。

仕事で結婚式に毎月携わりますが
そういうカップルもたまにいます。

でもじゃあ彼らが、
生徒の頃から一番好き同士だったのか?
というと、それもまた
カップルの数だけドラマがあるわけですよね。

わたしは今、42歳で見た目も
年相応かちょい老け気味です。

同級生にたまに会うと、
変わらんな〜!と思うやつが多い。
高校の頃から仲が良かった友人たちは
芸術系の大学に行ったし
精神的に若々しさが必要な仕事を
している人が多いのもあるかも。

でもまだ、わたしが大学生の頃、
中学の同窓会に行ったとき
ショックを受けたのは
未だに覚えています。

当時・・・13歳〜15歳のころ
モテモテだった男子。

わたしが好きだった女子も
その男子の彼女でした。

そんなプリンス的な彼が
20歳そこそこで「君、どうした!?」
というほどオッサンになっていました。

その姿を見たときに、
十代で恋愛もキラキラしていた人って
当時は羨ましかったけど
それがいいとか悪いとか、
そんな風には言えないもんだな・・・

ってリアルに感じたんです。



良いぞ!KBC(九州朝日放送)!お正月に
「言の葉の庭」以外の新海誠作品を放送して
くれなかったのですが、希望が見えてきました。
他の地域では放送された他2作も
放送してくれるかな!!??

「秒速5センチメートル」

を観ました。

■第一話「桜花抄(おうかしょう)」

東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は
他のクラスメイトにはわからない
特別な想いを共有していました。

いつも2人でいた貴樹と明里。
しかし、小学校卒業と同時に
明里が栃木に転校してしまいます。

半年後、明里から手紙が届き
文通を始める2人。

しかし、中学1年が終わるころ
貴樹は鹿児島へ転校することに・・・。

二度と会えなくなるかもしれない。
そう思った貴樹は栃木まで電車を乗り継ぎ
明里がいる街を目指します…。

■第二話「コスモナウト」

1999年、 種子島の高校3年生・澄田花苗は、
中学2年の春に東京から転校してきた
クラスメイトの貴樹に恋をしました。

しかし、必死で勉強もして
貴樹と同じ高校に入学しても
想いを伝えられずにいいました。

しかも、卒業を間近に控えながら
進路も決められず、趣味のサーフィンでも
スランプに陥っていました。

貴樹が東京の大学へ心学することを知った花苗は
あることを決心し持ってサーフィンに挑みます、

そしてついに波の上に立つことができたとき、
想いを貴樹に告げようと
貴樹と二人で下校するのですが、
その道中、花苗は自分の想いに
押しつぶされそうになり涙が溢れるのでした…

■第三話「秒速5センチメートル」

東京で社会人となった貴樹。

一心不乱に高みを目指した結果、
何かが切れたように退職します。

3年間付き合った女性からは
「1000回メールしても、
心は1センチくらいしか近づけなかった」と、
自身の心が彼女に向いていないことを
見透かされていました。

貴樹は中学一年生のあの日以来
ずっと、ひとりの女性を思い続けていて…



3つの短編からなる一本の作品。
連作短編というのでしょうか?

なるほど、切なく美しいラブストーリーです。

個人的な印象としては、
「君の名は。」の原型的な雰囲気。

この作品で切なさを醸し出した部分は
そのままフラストレーションになって、
「君の名は。」で報われる!

みたいな感じがしたので、
25GBのブルーレイディスクにCMカットして
「秒速5センチメートル」
「言の葉の庭」
「君の名は。」

の順番で収録しました。
…なんだ、公開された順番通りですね(笑)
書いて、気づいた。

三本とも全部、好きです。

・・・にしても「秒速5センチメートル」は
切なかったです。

そしてこの切なさは多くの人が
共感するんじゃないでしょうか?

山崎まさよしさんの主題歌も
まさにテーマがそのまんまこの作品に
合っています。

わたしもずいぶん長い間、
こんな風に思いをひきづったな〜って。

このお話に出てくる恋は
十代の頃はそれなりに両思いで
実っているとも言えるのかもしれませんが
まだ子供ですから親の都合で
引き裂かれてしまう。

で、第二話の主人公が
第一話の主人公の転校先の少女という
視点の変化もまた良いんですね。

でも実らない。

そして、青春の思いを引きずってしまう。

でも、わたしもそうでしたが、
恋愛が成就して幸せになるのは
そこから先なんですよね。

大人になって、精神的にも自立して、
それから出会いがいっぱいある。

もう、わたしの場合は驚きました。
え〜こんなに出会いがあったら
困るじゃないか!!!

自分が10人くらい欲しい!
って(笑)

バカなこと言ってますけど、
でも、あの青春の切なさは
糧にして乗り越えたその先には
一人の人間としていろいろな人たち
それぞれの魅力に気づけるようになった。

だから本当に楽しい青年期を
過ごせたと思っています。

もっとはじけても良かったかな?
って思わなくもないけど
でも今の妻に出会えたわけで
そのおかげで今、息子が青春している。

十代の淡い恋心、青春の切ない思い出、
そういうモノをまだ引きずっているなら、
それはとても素敵な経験。

でも、人生はそこから先だよ!

っていう、優しい背中の押し方をしてくれる。

そんな素敵な作品なんだなと
わたしは解釈しました。

あのラストにはそんな
メッセージがあるんじゃないかな?

中学時代に女子の憧れの的だった彼、
20歳そこそこで再会したときの
ショッキングな老け方。

今、彼と会えば、若々しさという点では
また逆転しているかもしれませんね。

また、さらにあれから20年経っているから。
ほんじゃまた、20年かけて
逆転しますか!

        全ての物語のために










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2018年02月05日

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期 #23 轟 焦凍:オリジン」考えて考えて考えて見えてくる絶妙な一点



女性にモテないというのは、
思春期〜青年期の男性にとっては
とっても辛いです。

男性だけじゃありませんね。
誰だって異性に振り向いてもらえないのは
とても辛いこと。

わたしは20代のころ、
この悩みを解決するために本気で考え抜きました。

気になっている女性に声をかけるとか
気さくに話しかけて自然に友達になるとか
わたしにはできませんでした。

緊張して相手を警戒させるだけ。

初めは、そんな自分がいけないんだと
思っていました。
緊張しないようになる、
巧みなトークができる余裕を持つ…

そんな方向性ばかり努力しても
自分は自分、他人にはなれない。

でも、家族や友人たちとは気さくに話せるし
そういう人たちはわたしの良さを
認めてくれている。

つまり、自然体でいられれば
意中の女性だって魅力を感じてくれる
可能性はあるのではないか?

何度も失恋を重ねてきた自分を振り返って
自分を見つめて直して、
たどりついたのがそういう方向性。

だから、考えて考えて考えて…

一瞬のあるキッカケによって
その後自分が自然体に近い自分でいられる。
そんなアプローチ方法を編み出したのです。

考え抜いた先に、その「一瞬」を閃いた時、
あの眩しいまでの光が瞬いた感覚は
今でも忘れられません。



我慢をしない練習にちょうどいいかもしれまえん。
10年以上マンガを買うのを我慢していました。
このアニメの原作マンガは解禁1作目ですが、
他のマンガを買う予定は当分ありません。
でも、これだけがあれば何度も読み返したくなる。
そういう感じも我慢して、また次みるときの
楽しみにとっておこうなんてしてきましたが
これはそんな我慢しなくていい気がします。
アニメもそう。ハマっている時、観れる時に
何度も何度も気が済むまで観ればいい。

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第2期」
第23話「轟 焦凍:オリジン」


を観ました。

いよいよ出久VS轟。

開始早々、轟は一瞬で勝負を決めようと
“個性”で強力な氷結を繰り出しました。

しかし出久は自損覚悟で
「ワン・フォー・オール」を発動して対抗します。

轟の攻撃を“個性”で防ぐたびに
指を負傷していく出久。

絶対に父から譲り受けた“個性”は使わない。

頑なに父親への憎悪を示し
半分の力で戦う焦凍に

「オールマイトのようなヒーローになりたい」
という一心でボロボロになりながらも
立ち向かう出久。

しかもずけずけと心に踏み入ってくる。

そんな出久の在り方に心が揺れ動く轟。

むかし母に言われた言葉を思い出し、
ついに轟は左手の“個性”…
父から受け継いだ力を解放するのでした。

「俺だってヒーローに…!!」

そして全力の勝負の果てに得たものは…



「弱虫ペダル」の小野田坂道くんと
この作品の緑谷出久くんの共通点。

オタク、気弱、いいヤツ、芯は強い。

そして、そのキャラクターで周囲の人たちに
好かれていく。

わたしもこの2人のキャラクターが大好きです。
42歳にもなって少年マンガで
こんなに熱くなれる。

テレビ東京で
「オー・マイ・ジャンプ」というドラマが
放送されていますが、
わたしたちの世代にはやはり
あの少年時代というのは
こういった作品でキラキラしていたんですね。

「オー・マイ・ジャンプ」もストーリーセラピー的な
ドラマですよね。
先日は、「シティーハンター」を題材に
人は完璧じゃないから魅力的だということが
語られていました。

冴羽遼の魅力はモッコリにある…と(笑)

「ドラゴンボール」なんて未だに
アニメが新作で続いているし、
「ワンピース」ですらもう20年ですか。

でも今の時代の少年マンガにも
「弱虫ペダル」や「僕のヒーローアカデミア」
という作品があること、
子どもたちの心に残るであろうこと、
そして、わたしの息子が大好きであること、
わたし自身が大好きになれていること、
全部ひっくるめて「いいな〜」と思います。

さて、そんな「ヒロアカ」

今回のお話は、緑谷出久くんと
推薦入学の実力者、轟焦凍くんの
因縁の対決。

因縁の…というか、特に轟にとっては
どうしても気になる相手だったようです。

出久くんはそんな優等生に睨まれて
最初は戸惑っていましたが
試合で対峙する頃には覚悟は決まっていました。

みんなの助けがあって自分はここに居る。
だから、負けるわけにはいかない。

でも、出久くんはオールマイトから授かった
“個性”ワン・フォー・オールを
加減して使えません。

全力で使ってしまうから、
その個性を使った箇所はメチャクチャに
骨折してしまう。

だから、手の指一本一本で
轟の攻撃を迎え撃ちます。

指の数は限られています。
その限られた指を使って出久が何をしているのか?

それは、轟の“個性”の弱点の見極めです。
何度も攻撃を受けながらじっと観察している。

そして、考えて考えて考えているんですね。

わたしもこうやって壁を突破したことは
何度かありました。

苦手だった恋愛のきっかけを克服した時もそう。

それから営業なんてやったことないくせに
自分で映像制作を受注するときに
仕事をふって欲しい相手にアプローチして
先方から「やって欲しい」と言わせる手法もそう。

正社員登用や転職で必要なSPI試験も
「今さらこんなのできるわけがない」と
異世界の人たちがやることのように感じていましたが
その異世界の勉強を、自分が飽きずに
一定期間続けて突破する方法を考えたときも…

毎朝遅くとも5時半には起きるように
早起きを自分に習慣づけたのも…

大事な節目で自分で乗り越えたことは
全部そうでした。

考えて考えて考えて考え抜いた。

その考える家庭には、これまでの
数えきれない失敗や試みの積み重ねが
材料になっていて、そのほかの経験や学んだこと、
誰かや何かの全く関係のない事柄、
いろいろなことが繋がって
“一点”の気づきをくれる。

それってテコの原理の支点みたいなものです。
その支点を中止しながら一番いい力点を探り
力を入れてみる。

初めから上手くいかなくたっていい。
でもどうしても上手くいくようにしたいなら
これまで出来なかった経験全てを材料にして
自分の性格とかやりたいことやりたくないこと
やれることやれないこととかとも重ね合わせて
考えて考えて考え抜くと、
たった一点だけ閃くことがあります。

その一点に気づくために考える。

この経験は、人生を切り開くために
とても力強いモノになるはずです。


             全ての物語のために










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