2017年11月07日

アニメ「いぬやしき #4 鮫島」人の人生をめちゃくちゃにする身勝手な人たちの種類



酷いことをする人間がいるものです。

ここしばらく報道が続いている
自殺願望がある人をネットで
呼び出して9人も殺害したという彼も

ニューヨーク、マンハッタンで
突然車を暴走させて何人も殺傷した彼も

ラスベガスの野外ライブ会場に
ホテルの客室から銃を乱射した彼も・・・

動機はそれぞれに違っているのでしょう。

でも「鬱屈」だろうが「病」だろうが
「聖戦」だろうが、
あんな風に人の命や健康を傷つける暴力は
本当に・・・なんというか、
汚い言葉を使わせてもらいますが
「胸糞が悪い!」ですよね。

身勝手もはなはだしい。

「うらめしや〜」って、関係ない人を
呪う幽霊もワタシはその身勝手さに
腹がたちますが、まだ、
いるかいないかわからない幽霊の方が
救いがあります。

でも現実に身勝手で人を傷つける人間がいる。

そういう人間の心理を知っておくことは
わたしたち自身の身を守るためにも
無駄ではないことだと思っています。

もちろん彼らに言わせれば
「おまえ等にオレの何がわかるというんだ!」
としか思わないでしょうが、
彼らのためではなく、わたしはわたし自身や
わたしの周囲の大切な人たちを守るために
知ろうとしてしまいます。



久しぶりにアニメを観ていて
恐怖を感じていました。

アニメ「いぬやしき」
第4話「鮫島」


を観ました。

全身に入れ墨をまとった
極悪非道な暴力団員、鮫島。

彼は気に入った女性を見つけると拉致し、
薬漬けにした上で乱暴するということを
繰り返していました。

弁当屋で働くふみのは背は小柄な美人で、
恋人の悟ちゃんからのプロポーズを受け、
幸せな日々を思い描いていた。

そんなふみのに目をつける鮫島。

ある晩、ふみのは鮫島の手下たちによって
拉致されてしまいます。

ふみのは何とか鮫島の元から逃げ出して、
悟の家に逃げ込むのですが、
そこに鮫島たちが押し入ってきます。

ふみのを守ろうと泣きながら立ちはだかる
悟の首に鮫島が手をかけたとき、
仲間たちが何者かに吹き飛ばされます。

部屋に入ってきたのは老人のような犬屋敷。

犬屋敷は手下たちを全員殴り倒し
鮫島に掴みかかります。

その力に恐れおののいた鮫島は
たまらず犬屋敷の頭に銃弾を撃ち込み、
犬屋敷は昏倒してしまうのでした・・・。



「犬屋敷さん!早く来てくれ〜!」
視聴者のわたしが、ヒーローの登場を
待ちわびていました。

「やっときた!待ってました〜!!」
って・・・(笑)

ヒーローものの典型的な見せ方を
やってくれたわけですね。

さて鮫島さん、
さんざん身勝手をやっておいて、
それを阻む者が出てくると怒るんですね。

しかも鮫島さん、目は血眼になっていました。
血走って充血して凄い目になっていましたよ。

サイコパスといって著しく
人の痛みがわからない人というのがいる
みたいな学説的な言われ方もありますが
そういうのとはこの鮫島さんのような人たちは
ちょっと違いますよね。

わたしもエンターテインメントや
書物の中でしか知りませんが
サイコパスのような人は淡々と冷静な
イメージがあります。

なんだか自分の命にも執着しそうにない。
最近観た「BORDER」の「衝動」や「贖罪」に
出てくるような殺人犯みたいなのが
まさにそういう類ですかね。

でもこの鮫島のような人はもっと人間くさい。
怒りや憎しみやらもう鬱屈も憎悪も
暴力衝動も性的欲求もなんもかんも
一緒くたにごった煮にして
収集がつかなくなっている感じ。

激情ですよね。冷静とは真逆。

ただどっちにしても許せないわけです。

ひねくれてねじくれ曲がろうが
自分の命にすら執着しなかろうが
それはその当人の勝手ですが
それで人を巻き込むなという部分が
わからない人たち。

わたしが知ろうとするのは
「その気持ちわかる」という知りたいではなく
そういう人間がいる、
そういう人間の心の動きもある、
という事実を知っておきたいということです。

わたしたちは自分はまともだと思って
日々を暮らしていますが
いつ何時、鮫島のようになってしまうか
わかりません。

想像を絶する境遇がそうさせないとは
限りませんよね。

ちょっと読みかじったところによると
どうやらサイコパスというのは
先天的な部分が多いようですが
それでも現代社会は後天的に
それを生み出す要素は存分にはらんでいると
わたしは思っています。

正直、激情でも冷淡でもどっちでもいい。
とにかくその身勝手に人の人生を
めちゃくちゃにしてしますボーダーラインを
超えてしまう輩たち。

その種類は多くなってきているのですから
今を幸せに生きるにも、
未来の幸せにつなぐためにも
その現実から目をそらすのは危険ですよね。


       全ての物語のために










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2017年11月06日

スペシャルドラマ「BORDER 贖罪」自分の中に潜む悪とどう向き合うか?



わたしも最近明確な殺意に
突き動かされたことがあります。

だいぶ寒くなってきたにも関わらず
ある飲食店での床をゴキブリが這っていました。

まだ小さなゴキちゃんです。

でも容赦はしていられません。
明確な殺意をもって一発で仕留めました。

殺意というのは多かれ少なかれ
生物である以上は持っているものです。

生存本能ですからね。

容赦なく自分を襲ってくる外敵からは
自分を守らなければならない。

でも、その殺意を現代社会で
人に向けるのは犯罪です。

法律で犯罪と定められているから
人に向けてはいけないと言っているわけでは
もちろんありませんよ。

人とともに平和に生きていくという約束のもと
わたしたちは人と関わって生きている。

わたしたちの幸せがあるのは
ただすれ違うだけの存在である無数の“誰か”の
働きのおかげでもあることは疑いようもありません。

例えそうやって関わっていなかったとしても
やはり誰かが誰かの命を奪ったり
傷つけることは許されない。

人の人生を強制的に終わらせたり
ねじ曲げることは許されません。

それは当たり前ですよね。

それなのに、わたしたち人間には
下手をすると人に向けてしまいかねない
殺意というものを生存本能として持っている。

このことは、事実ですから
逃げるわけにはいきませんよね。



絶望的な最終回を見せられて、
わたしはこの作品をエンターテインメントとして
もう一度観たくなることはないなと思っていましたが、
見事にその気持ちを払しょくしてくれました。

スペシャルドラマ「BORDER 贖罪」

を観ました。

警視庁殺人犯捜査第4係第一班の刑事
石川安吾(小栗旬)はなかなか証拠を出さない
安藤周夫(大森南朋)をビルの屋上へ
追い詰めていました。

安藤は悪を為すために人を殺すと
石川に堂々と宣言します。

「あなたは正義をなすために殺せますか?」

…石川は、衝動的に安藤を突き飛ばし…

石川の同僚の立花(青木崇高)は
屋上で対峙する石川と安藤を観て
慌ててビルの中へ。

しかし、立花が屋上にたどりついた時には
すでに安藤は落ちていました。

班長の市倉(遠藤憲一)、検視官の比嘉(波瑠)も
他の捜査官たちも現場に急行しますが
そのとき何があったのかを知っているのは
石川と死んだ安藤のみ。

しかし石川は混乱と焦燥で何も話せません。

石川の傍らには

「ようこそ、こちら側の世界へ」

と、安藤の魂が寄り添い語りかけていました…。



ある事件で頭を撃たれ。
弾丸が危険な個所に残っている影響で
死者と話ができるようになってしまった石川。

衝撃の最終回を迎えたテレビシリーズ。

その衝撃のラストの直後からの彼をを描いた
スペシャルドラマです。

金城一紀さん、絶好調ですね。

前々シーズンでの「CRISIS」あと、
「BORDER 衝動」とこの「BORDER 贖罪」
のみならず、「奥様は、取扱注意」まで
準備をしていたことになりますね。

精力的。ファンとしては嬉しい限りです。


さて、「あっちの世界」に足を踏み入れてしまった石川。

「BORDER」ラインのこっちになんとか留まっていた彼は
一歩踏み込みました。

もしこの先また続編が作られるとしたら、
ボーダーラインを右足と左足でまたいでいる石川が
描かれるということになるのでしょうか?

また、おもしろくなりそうです。

エンターテインメントならそれでいい。

でも、わたしたちが現実の世界でやることは
少し違いますね。
このドラマはある意味ファンタジーです。

わたしたちはまず知る必要がありますね。

本能としての衝動はすでにこのボーダーラインに
両足でまたがっています。

もしも、自分の中に殺意が芽生えることは無いとか
自分はどす黒い感情を抱くことは無いと
思っている人間がいるとしたら
どんなに“いい人”の顔をしていても
わたしは信用できません。

自分の中の暴力を否定したり
観てみぬふりをする人間は逆にあぶない。

自分と向き合えていない。
自分をあるがまま受け止める覚悟ができていない。

青少年のころはいいです。
そういう自分におっかなびっくり気づいたり
傷ついたりしながら悩み苦しんで
大人になっていく。

そういうとしごろですからね。

でも、その時期を過ぎてもまだ
自分のそういう感情と向き合えず否定する人を
わたしは大人とは呼びたくありません。

わたしたちはそういう本能を持っている。

それをしっかりと理解しているからこそ
理性というものを持って自分をコントロールできる。

でも、理解していなければ、
そもそも存在していること自体を認めていない。
でもそれは確実に存在している。

存在しているけど認めていない、
見えていないわけですから、
容易にその本能に翻弄されてしまう。

そんな人、怖ろしいことこの上ない。

自分の中の悪の感情と向き合うには
背中を向けちゃ駄目ですよね。

背を向けて走って逃げようとしたって
自分は常にそこにいる。

だから、そのボーダーラインを
しっかりと視認してガッチリホールドして
見失わないように!


           全ての物語のために










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2017年11月05日

ドラマ「刑事ゆがみ #4」人を思い通りに動かしたいなら



この人に言われたら
自ら行動したくなっちゃうな…

という人いませんか?

わたしは最近になってようやく
そういう人は他の人となにが違うのか?

を考えるようになりました。

いや、まだまだ何もわかったわけではないので
「考えなきゃいかんな」
とやっと気づいた…程度ですかね。

本当にリーダーシップを持っている人たちは、
そういうことを考えるのは当たり前なのかな。

今ごろこういうことを言っている42歳を
「いまさら」と笑うかもしれませんね。

でも、遅いからといって考えなければ
なにも変わらないし、
自分が目指す未来に必要なことだと思うなら、
学び始めるには、常に「今」が
一番若い時ですもんね。



毎回、余韻を残すというか、
ジーンと心に来るものがありますね。

ドラマ「刑事ゆがみ」
第4話


を観ました。

完成間近のデザイナーズビルで
警備員(前野朋哉)が夜見廻りをしていると
女性たちの悲鳴が聞こえます。

彼が駆け付けるとそこに高遠建設の社員、
堤祥子(高梨臨)と高遠玲奈(池端レイナ)がいて、
階段下には大山昇(姜暢雄)の転落死体が…。

弓神(浅野忠信)、羽生(神木隆之介)たち
強行犯係が調べ始めます。

祥子と玲奈は同期。

玲奈は、高遠建設の社長令嬢で、
大山の婚約者でもあありました。

菅能(稲森いずみ)と弓神が
祥子と玲奈からそれぞれ事情を聞くと、
ふたりの話は警備員の証言とも一致していました。

玲奈と大山がビルの完成祝いをしようしたところに、
祥子が現れある写真を突きつけたといいます。

大山が玲奈と付き合う前に、
祥子と大山は一晩だけ関係を持ったのですが、
それ以来大山のストーカー行為に苦しんでいました。

祥子は、相談しても信じなかった玲奈に、
ホテルでの写真を見せて
ストーカー行為を止めさせようとしました。

大山は、玲奈に上階で待つよう頼み、
祥子とふたりだけで話そうとしたのです。

しかし、ふたりが争う声が聞こえたため
玲奈が下に降りてみると、
外階段の踊り場で大山が祥子と掴み合いの
争いをしていて、祥子が大山を振り払ったとき
バランスを崩して転落した…という話でした。

正当防衛だと主張する祥子に
現段階では判断できないと答える弓神。

すると祥子は、そもそも以前大山のストーカーに悩み
警察に相談したが、交番の警官に
まともに取り合ってもらえなかったと怒り出します。

羽生は交番勤務時代のその時のことを覚えていて…。



わたしの息子が小さいころに
一生懸命見ていた戦隊モノのひとつ、
「侍戦隊シンケンジャー」

シンケンレッド役の松坂桃李くんは
大ブレイクしましたが、
シンケンピンク役の高梨臨さんも
結構活躍していますね。

さて、今回の捜査、決着の付け方は
これまでとはちょっと違いました。

しかし菅能に言わせれば、
弓神らしいやり方ということらしいですね。

羽生とふたり「これしかない」と言って
しっかりとかたをつけましたね。

秘密を抱えている人がその秘密を
話したくなるような方法。

その人がなにを大切にしているか?
それをもとに組み立てた方法。

周到でした。

周到と思うのはわたしだけで、
簡単にできる人から見れば周到ではなく
当たり前なのかもしれませんが、
わたしには緻密に考えてもできるかどうか…

相手に行動を促すには
その行動をしろ!というのではなく
そうしたいと持ってもらって自発的にしてもらうのが
もっとも理想ですよね。

行動はなにによって決まるのか?
行動の原因になっているのは感情です。

ということはとって欲しい行動から逆算して…

その人がどんな感情になればその行動をとってくれるか?
その感情になってもらうには
なにを伝えれば、なにが伝わればいいのか?

そこを丁寧に考えろということでしょう。

もちろん、それができるからといって悪用する人が
詐欺や「詐欺みたい」なことをする。

でも、良心にそってその力を使いますよね。
刑事が秘密を暴く方法を
わたしたちはどのように使えば良いのか?

大切な人とのいい関係のために使えば良い。
「あれしなさい」「これしなさい」
「こうやりなさい」「そんなやりかたはダメ!」
「これが正しいの!」
というコミュニケーションをとるのではなく…

「勉強しろ!」と怒るより、
「勉強したい」と思えるようにサポートする。

たとえばそういうことですよね。


           全ての物語のため










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2017年11月04日

ドラマ「民衆の敵 世の中、おかしくないですか!? #2」あなたが犠牲にしているものは大丈夫?



大切な願いを叶えるために
別の大切な何かを捨てる。

何かを得るには何かをガマン。

成功している人たちを観ていると
そういう面は何かしら必要なようです。

ミュージシャンのGacktさんは
大好きなお米を絶ったと言っていました。

それを聞いたときに
これはちょっとマネできないな〜と
思いました。

でも、今よりもよくなりたいとか
違う自分になりたいと思っているのに
全部今まで通りだったら
いったい何がどうやって変わるんだ?

ということになりますから
当然といえば当然ですよね。

でも、マジメすぎると、何を捨てるか?
を間違ってしまうこともある。

気をつけたいですね。



今回もスカッとしましたね〜
「コードブルー ドクターヘリ緊急救命」で
盛り返した後の月9だけども視聴率がふるわず
関係者は困っている・・・なんて記事も
目にしましたが、見てない人もったいない!

ドラマ「民衆の敵 世の中、おかしくないですか!?」
第2話


あおば市議会議員となった
佐藤智子(篠原涼子)の初登庁。

庁舎前で会った藤堂誠(高橋一生)と
新人議員用に用意された研修室に。

中ではベテラン市議、前田康(大澄賢也)が
なにやら怒鳴っています。

河原田晶子市長(余貴美子)が創設した
新人議員研修室にが文句がある模様。

前田は市議会で多数を占める
犬崎和久(古田新太)派で、
怒鳴られているのは市長の秘書、
望月守(細田善彦)でした。

市長が新人議員を囲い込もうと
しているのだろうと怒鳴る前田に
望月は否定しています。

少しして本会議に智子が向かうと
後ろの席には居眠りをしている前田が。

智子は優しく起こしてやるのですが、
前田は「うるせえな」とまた寝入ります。

智子は手元の資料を丸めて「起きろ!」
と前田の頭を叩きながら一喝。

この行動に傍聴席が湧きます。

様子を見に来ていた平田和美(石田ゆり子)も
思わず失笑。

議会が終わって智子が研修室に戻ると、
小出未亜(前田敦子)、岡本遼(千葉雄大)、
園田龍太郎(斎藤司)が口々に
議会で前田を叩いたことを非難し始めます。

直後智子は犬崎の控室に呼び出され…



犬崎派に入れば
自分が入りたい委員会に入れる。
その代わり、犬崎派の言うことを
聞かないといけないことも増えてくる。

実際の政界がどうであれ
古い人間が多い組織にはありそうな話です。

印象的だったのは、智子が
みんなが期待していることに比べたら
自分の考えなんてちっぽけだ!
と、自分を捨てようとしたことです。

買収するようなやり方は好きにはなれない。
でも、そんな自分の好き嫌いなんて
有権者たちの願いの重さに比べたら
ちっちゃいものだ!
と捨てようとする。

案の定、すぐに無理がきます。

そりゃそうですね。
だってそれ、智子の芯の部分ですから。

鉛筆だって万年筆だって、
どんなにいい外側があっても
芯がないとかけません。

そんなことをして入りたい委員会に入っても
犬崎のいいなりにさせられるばかりで
結局は自分が思うような取り組みはできない。

これはひとつの街の市議会の場を
おもしろおかしく、描いていますが
そのぶんわかりやすい。

この自分の芯についてわかっていなければ
政治の世界だけではありません、
会社員だってまったく同じことになります。

下手すると、会社員のほうが
もっともっと言いなりのがんじがらめに
なっていませんか?

生きていくため、家族を養うため、
達成したい夢があるから、
今のキャリアがある。

でも、それを守るために犠牲にしているものが
犠牲にして良いものなのかどうか?

それは、時々チェックしながら
進んでいきましょうね。

智子さんはそのあたあり、
スカッとやって見せてくれましたよ。


         全ての物語のために

木村拓哉が総理大臣!






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2017年11月03日

ドラマ「陸王 #2」人生の醍醐味



わたしはいま、年齢的に厄と言われる歳です。
後厄かな?

42歳。

いろいろなことが起こりますね。
なんとか淡々とその問題に対処しながら
やってきたのに更なる問題が!

なんてこともある。

実は昨日もひとつそれに気づき
今後しばらくどうしていけばよいのか
途方に暮れていました。

でも、問題やトラブルというのは
本当はいつも起きていて
その時その時で対処してきたり
事前に回避してきたりしている。

厄年だからか、こんちきしょう!
とやけにならない。

例年と厄年が違うのは自分自身です。
身体とそれを元にした精神が、
大きく変わるタイミングです。

だから、物事の捉え方が普段より
しんどくなる。

十代の思春期のころと同じですよね。
原理としては。

ってことは、対処の仕方はあるわけです。
そもそも、
生きるのに課題はつきものですから。



このスタッフと池井戸潤さんの小説は
よっぽど相性が合うんでしょうね。

ドラマ「陸王」
第2話


宮沢(役所広司)は「こはぜ屋」存続のため
銀行から勧められた提言を振り切り、
「陸王」開発の覚悟を決めました。

いちばんの懸案事項は、
靴底のソール部分。

試作で採用された生ゴムのソールでは、
ランニングシューズに求められる
耐久性には及ばず。

宮沢は、坂本(風間俊介)が転属前に
置きみやげとして紹介してくれた素材、
「シルクレイ」を思い出します。

ランニングインストラクターの
有村(光石研)からもシルクレイは
ソールの素材として期待できると
太鼓判を押されます。

シルクレイの特許を持つ飯山(寺尾聰)は
2年前に自社を倒産させてしまい、
今は消息不明となっていました。

坂本の助力で、宮沢はなんとか
飯山に会うことができるのですが・・・



「半沢直樹」「下町ロケット」
「ルーズヴェルト・ゲーム」など
池井戸潤さんの作品だけではなく
「リーダーズ」もこのスタッフでしたね。

達成したい目標があって
そのためには課題も山積み。
それでもチャレンジしようとする熱い思い。
とこが、更に予期せぬドラブルが起こり
もともと困難なチャレンジだったことが
更に困難な状況におちいる。
それでも歯を食いしばり耐え
多くの人に助けられながら状況を打破し
目標を実現していく。

ザ・「プロジェクトX」!
(笑)
と言ってしまって良いほど型どおり。

型にハマったというと悪い印象を
持たれる人も多いかもしれませんが、
物語を作る上では
型にちゃんとハマっているかどうか?
はとても重要なポイントです。

「プロジェクトX」もまさに
この型にハマっていたからこその
ヒット番組になったわけですよね。

後継番組の
「プロフェッショナル仕事の流儀」も
テーマの視点を変えただけで
構成は同じです。

現在取り組んでいることがあり
達成するには壁も生じる。

番組の構成はちょうど中間あたりで
その人の不遇の時代や転機となるときを
紹介しますよね。

あれも番組全体に
物語性の緩急をつける工夫です。

わたしも現在、年齢的に厄にあたる歳。
いろいろなことが起こります。

でも、こういう物語を観て元気づけられる。

自分も色々な課題を乗り越えるための
頑張ろうと思える。

多くの有名な物語が
型にハメられるのは、
誰の人生にも起こる困難とその克服を
応援したいと願うから。

そして、わたしたち一人一人が
それを求めているからですよね。

みんな頑張ってるんだって知ることで
自分の力にさせてもらうために。

物語中盤で起承転結の「転」が訪れる。
これをどう乗り越え、
新しい「結」、そして「起」につなげるのか?

まさに人生の醍醐味でしょう。


       全ての物語のために










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