2017年10月23日

ドラマ「奥様は、取り扱い注意 #3」強さも弱さも幸せ力



16年以上電話で色々なお客さまの声を
毎日毎日聴いてきました。

ここ3〜4年はその経験を活かして
クレーム対応の専門家としての仕事もしています。

クレーム対応で実は一番簡単なのは
あまりにも理不尽なことをいってくる相手に
絶対に譲らない姿勢を見せることです。

パワーや気迫はもちろん必要ですが
やることは単純明快、鉄壁になるのみ。

お金を払ってる方がエラいと勘違いしている
お客さんもやっかいですが、
世の中には金は払わんが要求は聞けと
勘違いも甚だしいオトナモドキも多いようです。

どの企業もそうですが
「お客さまは神様」ではいけないことを学んでいます。
サービスを提供する側がお客さんを
“教育する”という視点も持つ必要がある。

あなたが今どちらの立場でここを読むかによっては
「なんだと!」と思うか「そうそう!」と思うか
別れるでしょうね〜。

さて、そんなクレーム対応の専門家でも
いやだからこそでしょうか、
そんな理不尽なクレーム対応よりも
ずっとずっと難易度が高いことが
求められる場面には非常に敏感になります。

それは自分の非を認めること。
自分の弱さを認めること。

でも、ここに敏感になれるということは
有り難いことですよね。

ここに鈍感な人は成長しませんから。



他がやっと1話目、2話目と言う状態なのに
これはもう3話目なんですね。

ドラマ「奥様は、取り扱い注意」
第3話


菜美(綾瀬はるか)は、
優里(広末涼子)と京子(本田翼)とともに
モールに映画を観に来ていました。

優里と京子を先にカフェへ行かせ
自分は手洗いに行った時
菜美はカツアゲの現場を目撃します。

建物の陰だったこともあり
隠れて解決したつもりでしたが
通りかかった主婦・理沙(小野ゆり子)に
その様子を動画で撮影されてしまいます。

菜美がタダ者でないことを確信した理沙は
動画を手に菜美の前に現れ
自分にケンカの仕方を教えてくれないと
動画を公開すると脅します。

悪いことをしたわけではないし困らないけど・・・
と言いつつ詳しくきくと、理沙は
幼稚園のママ友からいじめられていることを告げます。
元女子プロレスラーのボスママ・貴子(青木さやか)に
立ち向かう“強さ”を手に入れるために、
ケンカを教わりたいというのです。

菜美はケンカで解決できる問題ではないと
諭しますが、言いたいことを言える強さを持つために
自信をつけたいのだとのこと。

一方、働きに出たいという願いを
夫から瞬殺されてしまった優里(広末涼子)。

毎日帰りが遅い夫への不信感と、
姑の嫌味に鬱屈したものをこらえる京子(本田翼)。

二人ともそれぞれにストレスをためていました。

菜美は貴子が仕切っている公園の偵察へ。
貴子のやり方に反感を抱き、
勇輝(西島秀俊)に相談をすると
「力になってあげたら」と背中を押されます。

“ケンカは絶対にしないこと”を条件に
理沙とトレーニングを開始する菜美。

ストレスを溜めた優里と京子も加わって
練習は賑やかになっていきます。

同じころ貴子はまた深刻な問題を抱えていました・・・



痛々しかったですね。
でも、菜美が今回救わなければならないのが誰か?
正確にわかっていて救われた気がしました。

このドラマのアクション指導をしているのは
なんと原案・脚本の金城一紀さんご本人!

今回のお話は達観された武芸者らしい
含蓄のあるセリフ炸裂の回でした。
菜美かっこいい〜!

貴子は元女子プロレスラーという
迫力のあるオンナ。

しかも自分が強い、自分が正しいと思っているから
その強さで家庭を守っているつもりでした。

でもその強さは弱さの裏返し。
その在り方が様々な問題を引き起こしていたのです。

菜美はそれを見抜いていました。
菜美のナレーションで語られます。

「自分の弱さを認めるのは難しい」と・・・

でも、自分の弱さを認めることからしか
本当の強さは手に入らないんですよね。

逆に自分の弱さを認められるというのは
本当に強くないとできません。

ということは、自分の弱さを認めた時点で
半分はもう強くなったようなものです。

もちろん、卑屈になって
「どうせアタシは弱いし・・・」と
諦めるということではありませんよ。

自分の足りないところ、苦手なこと、
いたらない部分を認めて
より良い自分を目指す努力をしたり、
素直に助けを求めたり、
素直に謝る姿勢を見せたり・・・

そういう誠実な態度というのは
自分のダメな部分を認める強さの現れですよね。

わたしも敏感ではあるけれど
完璧にできているわけではありません。

これはどんなにエラい崇高な方々でもそうでしょう。
非常に難しい。

でも、成長できないオトナモドキよりも
常に成長し続けようという在り方を持てる大人だけが
“本当の幸せ”に気づけるものだと思っています。

常に自分が正しいと信じ、
自分の弱さを認めることに鈍感な人は
アッパラパ〜ですからそれなりに
幸せな世界観で生きているでしょうが
少しでも脳みそを使っている大人なら
それが哀れな状態であることは気づけますよね。

完璧な大人にはなれなくとも
それを目指し続ける自分で在ろうとし続けているか?

それを自分に問いただす力も幸せ力です。


               全ての物語のために










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2017年10月22日

アニメ「タツノコ・レジェンズ インフィニティ フォース #3 INTELLIGENT FURY」仕事も自分も改善主義



わたしは行動が遅いことがあります。
腰が重い。

かと思えば、人が驚くほど
軽やかなフットワークで
どこへ飛んでいく気だ!?

と思わせることもあるのですが・・・

だから、腰が重いタイプと言うわけではなく
腰が重いことも多々ある。
という程度。

中途半端だけどそうなんだから仕方がない。

どんな時に腰が重くなっているかと言うと
頭の中で完璧なイメージが描けなくて
考えるのが面倒になって後回しにしちゃう。

先送りにしちゃう。

だから、行動しない。

でも、本当は行動してみるから
やってみるからこそ見えることがあって
より完璧に近づくにはそこで見えたことから
発展させていくしかない。

だからまずはやってみることが大事
それはわかっているから、
考えて面倒になってしまわないように
ある程度考えたら、
次は考えずに淡々と行動できる仕組みや工夫を
自分のメンタルに施していかないといけない。

そこで最近、わたしのある先生に言われて
その言葉を念仏のように唱えています。



やっぱり最低2回は観てしまいますね。
時間があればあともう2回は次週までに観れる。
というか、見たい!!
でもレンタルしている「ローグ・ワン」を観れずに
返すことになってしまいそうなほど多忙なのです。
ありえない!!

アニメ「タツノコ・レジェンズ インフィニティ フォース」
第3話「INTELLIGENT FURY」


を観ました。

依頼人であるダミアン・グレイの
正体を知ってしまった武士。

ポリマーに転身して戦います。

しかし異形の姿に変身したダミアンは
ポリマーの技をことごとく盗む能力をもっていて
逆に深手を負うことに。

駆けつけたガッチャマン健とテッカマン城二に
間一髪のところを救われます。

姿を消したダミアンの行方を、
怪我を押して探そうとする武士でしたが、
仲間たちに独断専行を咎められます。

そんな中、渋谷ハチ公前に
武士たちを挑発するようにダミアンが現れます。

人々が集まる中、ダミアンの
怪しげなショーが始まり・・・。



ダミアンが武士を呼ぶときの
粘っこい独特の呼び方にわたしも息子も
癖になってきたところだったのですが
早くも正体をさらしてしまいましたね。

でも、ここからダミアンどうなっていくのか?
このキャラの行く末も見どころの一つです。

Z(ゼット)が求めるのは理想の世界。
そしてダミアンが求めるのは理想の自分。

ダミアンは完璧な自分になりたいのだとか。

で、完璧なヒーローを目指したのに挫折。
ひとりぼっちになって、
完璧な自分になれる場所を考えた末
完璧な悪になることを目指し始めた・・・

ポリマー武士の技はことごとくコピーされて
反撃されてしまいます。

そんなダミアンにポリマーは
どんな攻撃をしかけるのか???

熱いですね。70年代、80年代の熱血アニメ
そのまんまの路線。

どんな人間もこの世に生を受けたものなら皆
死ぬまで完璧だなんてことはない。

そのことを受け入れ今の自分を
あるがまま受け止めて、
少しずつ成長をしていく。

死ぬ瞬間か、死んだ後に
完璧な自分、宇宙サイズの自分になれれば
最高だけれでも、今の人生と
今の自分の成長具合を観ていると
それもまだまだ遠い話なのかな・・・

なんて、これはわたし個人の感じ方です。

でも、人間は死ぬまで完璧だなんてことはない。

完璧だったらすでに人間ではなく神です。

完璧主義ではなく改善主義で・・・

わたしの先生に言われた言葉です。

仕事もそうですよね。
完璧に準備できるまでスタートできない。
完璧に完成するまで成果として出せない。

それじゃあ仕事にならない。

例え完璧ではなくてもひとまず完成させて
世に出してみる。

あとは、状況を見ながら改善して
より完璧に近づけていく。

それは自分の成長に置いても同じです。
完璧な自分を求めて日々成長するのはいいけど
完璧主義になってしまえということではない。

完璧な善になれなかったから完璧な悪になる・・・て。
どんだけ真面目なのダミアン。
そんな心意気があるなら、
あるがままの自分を受け止める
そんな強さをまず身につけなさい!

ポリマーが今回よろこんだポイントもまた
熱いシーンでした。

やっぱり面白いな〜!!!


           全ての物語のために









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2017年10月21日

ドラマ「監獄のお姫さま #1」マジメなのは楽しまないこととは違う



わたしはたまに・・・というかよく?
わすれていて反省します。

「肩の力、抜けよ」って。

「もっとリラックスして、楽しまなきゃ!」
って・・・

周囲の人をそう思わせることも
よくあるんじゃないかな〜

なんて思っていると
「そうかな?いつもニュートラルじゃない?」
と言ってくれる人もいて、
自分でも拍子抜けしますが、

久しぶりにSNSで連絡をとった
昔の同僚からは
「いつも一生懸命って感じだった」
なんて言われる。

その人の前では冗談も言ったり
軽口もたたいたりして
結構いいかげんなイメージがあったりも
するのかな?と思っていたので
これは意外でした。

まあ、周囲からどう見えているかはともかく
気づくと肩に力が入っている。

余裕がなくなってピリピリしている。
そう言うのってまず自分が疲れますよね。

ハッと我に返ると、
貴重な時間を楽しむ余裕がなくて
もったいないことをしちゃったなって思う。



試しに録ってみて1話目で「面白いな〜!」
と掴まれてしまった作品、第2弾がコレです。

ドラマ「監獄のお姫さま」
第1話


2017年12月24日、クリスマスイブ。

カリスマ経済アナリストとして有名な勝田千夏 (菅野美穂) 、
イケメン社長として人気を集める 板橋吾郎 (伊勢谷友介)
の二人 は、テレビ番組にゲスト出演していました。

しかし吾郎は心中穏やかではありません。
番組ADが出しているカンペに “息子が誘拐された”
と書いてあるのです。

実は、スタジオに入り込んだ
馬場カヨ (小泉今日子) がすり替えたものでした。

朝から吾郎とその家族の動向を見張っていたカヨは、
女優こと大門洋子 (坂井真紀)、
姉御こと足立明美 (森下愛子) 、
先生こと千夏と連絡を取り合って
郊外のアウトレットモールへ。

吾郎の息子を誘拐しようとするカヨたちですが、
洋子が違う子を連れてきてしまい失敗かと思ったとき、

吾郎の妻子の次の予定が送られてきます。

吾郎の秘書をしている 若井ふたば (満島ひかり)も
彼女たちの仲間の様で・・・。



さすがですね〜。
宮藤官九郎さんの脚本作品。

初めから「なんだ?」と興味を惹きつけ
こぎ見よく楽しませながら
「そう言うことか!」と説明もして
いつの間にか世界観に引き込まれている。

とても楽しく鑑賞できました。

冒頭、掴みの部分でストーリーの時間軸が
何度か前後したのですが、
シリーズのつかみとしても前後するようです。

次回予告によると、主人公たちの関係性が
過去のストーリーで描かれる模様。
数年前の監獄でなにがあったのか?

殺人事件が絡んでいますから
深刻な部分もあるのですが
とにかく面白おかしく魅せようとしてますね。

作り手さんたちも楽しんで作っている。

そんな気がします。

わたしも映画を撮ったり脚本を書いたり
好きでやっていたので感じますが、
宮藤官九郎さんもこのお話は
作っていて楽しいんじゃないかな〜
って想像しちゃう。

そして、女優さんたちのはじけ具合を
観ていると現場もきっと楽しいんだろうな〜
って簡単に想像できちゃう。

決してふざけて作っている訳では
もちろんないでしょう。

みんなプロフェッショナルですからね。
ベテランや実力派ばかり揃って
かなり豪華な顔ぶれです。

クドカンさんの脚本からして
テンポよく楽しく観れるということは
=キレッキレの脚本。

あるいは乗りに乗ってる脚本、
という感じがします。

本人に言わせれば、
「めちゃくちゃ苦労したんだよ!」
って作品だったらゴメンナサイですが。

でも、楽しむというのは
ラクする、テキトーにやるということとも違う。

めちゃめちゃ大変なことを
みんなで明るく前向きに笑顔で乗り切ろう!
というパワーで乗り越えていくのもまた
ものすごく楽しいことですよね。

ベテランプロフェッショナルさんたちの
そんな余裕すら感じられる作品でした。

わたしも目の前の大変なことも
このくらいの大きな器で
どっしりと構えて楽しんでやりたいな
と、勉強になります!

来週も楽しみ!

        全ての物語のために

宮藤官九郎脚本作品







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2017年10月20日

ドラマ「刑事ゆがみ #1」人をその気にさせるのが上手い人



人の行動を促すというのは
難しいですね。

「ちゃんと○○時までに勉強終わらせときなさい」

と言っても他に興味のあることに出会うと
ついついそっちに気が行ってしまいます。

これは、息子の話。
それでも最近は、自ら宿題や勉強をすすんで
やるようになってきてはいます。

焦らなくてもいいよとわたしは自分に言い聞かせますが、
人をその気にさせるのが上手い人というのも
世の中にはいるんですよね〜

正直、めちゃくちゃ羨ましいです!



毎シーズン試しに観てみようと録画をしたドラマが
自分の中で思わぬヒット!なんとことがあります。
質の善し悪しやインパクトの大小はありますが。
今シーズンのそんなヒットの予感第1弾はこれ、

ドラマ「刑事ゆがみ」
第1話


を観ました。

うきよ署強行犯係の刑事、弓神適当(浅野忠信)。
陽気で軽薄そうに見える、見るからに変わり者。

ただしその常識にとらわれない行動は
真実を求める捜査には卓越した効果があるようです。

そんな弓神のバディ、羽生虎夫(神木隆之介)。
上昇志向と正義感が強い若手の刑事。

早く出世したいと考える羽生にとって、
違法捜査もお構いなしの弓神は一見やっかいそうです。

弓神と同期の強行犯係係長の菅能理香(稲森いずみ)も
弓神の自分勝手な捜査には手を焼いている様子。

ある日、女子大生の押田マイ(小倉優香)が、
歩道橋下で仰向けに死んでいるのを発見されます。

死亡推定時刻は深夜1時。

マイは酒を飲んで帰宅途中に、
誤って階段から転落したものとみられていました。

しかし死体を見て何かを感じた弓神は、
羽生を巻き込み独自の捜査を始めます。

弓神は、ハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美(山本美月)から
情報を得て、事件当日、マイと一緒に飲んでいた友人、
倉間藍子(大後寿々花)に会いに行きます。

藍子によると、1週間ほど前に
マイが電車内で痴漢した男を捕まえたこと、
男から現金を受け取り警察には届けなかったこと、
その夜から嫌がらせを受け始めたことを打ち明けます。

弓神たちは、問題の駅を訪れ、
当日勤務していた駅員・坂木望(杉咲花)から話を聞きます。

望と羽生は中学時代の同級生でした。
思わぬ再会にトキメキを隠せない羽生。

弓神と羽生は坂木の協力を得て、
痴漢疑惑の男・沢谷(岡田義徳)を発見したのですが…。



第1話目の最初の数分を観て
「今シーズンは見ない」と決めるドラマがあります。

この作品は最初の数分だけでそういう決断を
する予定でいました。
しかし、決断直前に用事が入り中断。

続きから改めて数分みてみようと再度再生したら
やめられなくなって、最後は切なくなっていました。

このドラマを観てみようと思ったのは
公式ホームページにある作品紹介の一文

>『刑事ゆがみ』の原作は、漫画界にあって
>希代のストーリーテラーと表される井浦秀夫さんの同名漫画

(改行はブログ筆者による)

を読んだからです。

どの段階でどこまで見透かしているのか?
先の先を読んで緻密に計算して動いている弓神。

行き当たりばったりのわたしに
もっとも欠けている資質であり、
欲しい資質です。

あの能力の一部でもあれば
もっと目指すわたしになれるのに…

なんて思いながら観ていました。

弓神の能力の一部…一番欲しいのは…

人の気持ち、感情をよく理解していることです。

どうすればその人が自分の思うように行動するか?

弓神はそれを熟知していますね。

羽生を行動させるのも、
参考人や犯人を行動させるのも全部
弓神の知略あってでした。

わたしは他人を意のままに操りたいのか?
まあ、当たらずも遠からずと言ったところでしょうか?

特に大切な人たちには、
不愉快な想いよりも愉快な想いを感じて欲しい。

家族を幸せにしたいと願うとき、
家族が不愉快にしているイメージは浮かばない。
思い浮かぶのはみんなの笑顔です。

そうは言っても、誰の人生にも
不愉快になってしまう物事や乗り越えるべき問題は
必ず起きるものです。

そんな問題に直面した時に
彼ら彼女らがより良く、前向きに物事を捉えて
乗り越えようとする。

自らそうする。

その人が自然とそうなるには周囲の人間の
在り様というのは大いに影響していると思います。

ならば、わたしもその中のひとりとして
プラスの方向に働く存在でありたい。

だから、わたしはどうすれば
息子が自らやる気を出して勉強するか?

どうすれば妻が小言やイライラを減らせるか?

そして、彼らが自らそういう自分の感情と向き合い
気づきを得て成長するには
どういう条件があればいいのか?

などをいつも考えてしまいます。

これはこれで非常に傲慢なことだとも思うのですが
学んで思考錯誤して失敗しながらたまに成功する。

この成功の時はやっぱり嬉しいです。
だって大切な人が目の前で心から喜んでいる様子を
見られるわけですからね。

弓神のような能力を私利私欲のために使う人間も
多いでしょう。

「騙す」のと「気を配る」というのは
下手をすると賭け違ってしまうくらいに
境界線が見えづらいこともあります。

自分の行いはどっちなのか?
間違うことはあるという前提で
常に誠意をもって相手の感情を理解し
心地よく行動を誘う。

それができるのが本来の日本人のセンスなんですよね。

わたしも持っていないからと諦めず
そのセンスを磨くように生きていきたいです。


              全ての物語のために








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2017年10月19日

スペシャルドラマ「BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜」自分のボーダーラインも知っておこう



息子のクラスメイトが教室で
若干かんしゃくを起こしたことが
あるそうです。

そのときのクラスメイト行動が
暴力的で息子もその暴力衝動の
標的になったと。

どうやら、ヤンキーとか一般的にいう
「ヤンチャ」な子ではなく、
逆にその年齢にしてはだいぶ
幼さの残るタイプの子で、
他のクラスメイトも聞き分けのない弟
みたいな存在として認識している様子。

それでも体格は中学生ですから、
イスを振り回したりと下手をすれば
誰かが大けがをしかねない。

自分にその暴力の矛先が向いたとき
息子は一瞬反撃衝動を覚えたのですが
クラスの女子の一言でぐっと
こらえることができたと言います。

「どっちも悪いってなっちゃうよ」

喧嘩両成敗と言いますが、
やられたらやり返すも紙一重。

確かにその女子の一言は真理ですね。
クールです。大人のわたしもシビれる。

まさに、ここから先は踏み込んじゃダメ
というボーダーラインをしっかりと
見極めている人間の発言ですね。



金城一紀さんの原案・脚本でドラマと
マンガと小説で展開された作品
「BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」
のスピンオフが今月深夜に2週連続、
前後編で放送されました。

スペシャルドラマ
「BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜」


を観ました。

比嘉ミカ(波瑠)は、
永正大学医学部法医学教室の教授、
浅川透(石丸幹二)のもとで助手として
働いていました。

充分に検案・解剖の経験を積んだはずなのに
独り立ちさせてもらえない現状に、
釈然としないものを抱えているミカ。

そんな折、都内にある西原署の管轄内で、
女子中学生が絞殺体となって見つかります。

突然、同級生を襲った非業の死…。
学校では知らせを受けた同級生、
小椋明音(清原果耶)たち。

生徒たちは悲しみや恐怖の中、
集団下校をすることに。

一方、ミカは浅川に連れられ、
遺体発見現場へ向かいます。

「何か気づいたことがすぐに報告しろ」

出世のためにミカの能力を利用している浅川は
通り一遍のプロファイリングを展開するばかり。

西原署の刑事・中澤史明(工藤阿須加)は
そんな浅川と衝突。

浅川がテレビ出演で名を売ろうとしている中、
第二の中学生の他殺体が発見され、
連続殺人事件へと発展してしまいます。

捜査線上に浮かんだのは…。



2014年の4月期のドラマとして
「BORDER(ボーダー)警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」
が始まった時はとても期待して観ていました。

何しろ金城一紀さんの新作でしたからね。

毎週観てはいたのですが、
今となってはつらかった印象しかありません。

面白かったのは間違いないのですが
ドラマの中で描かれる犯罪が
残忍で、小栗旬さん演じる主人公の
正義感からの苦しみも
観ている側の共感を誘ってさらにツラい。

この三年、一度ももう一度観たいとは
思えませんでした。

それはドラマ最終回の衝撃が
強かったからだと思います。

エンターテイメント作品には
法では裁けない悪を法の外で裁く
ヒーローが描かれることはよくあります。

わたしが好きな
「ワイルド7」「ダーティーハリー」
「コブラ」「西部警察」
「ポリスストーリー香港国際警察」
などなどはその代表でしょう。

しかし「BORDER」はそう作品、
つまりエンターテイメントでスカッと!

というテイストとは違って
エンターテイメントなのに深刻に
苦しくなってしまいました。

今回のスピンオフ作品「衝動」も
そうですが、扱っているテーマが
およそ常識とはかけ離れているのに
日常に潜んでいるかもしれない“悪”を
扱っているからだと思います。

今回の「衝動」もいたたまれない内容でした。

残忍。
実際に人の痛みを全く理解できない
サイコパスというのは在るそうですね。
でも、わたしが納得いかないのは
そう言う人間も自分を守ろうとする事です。

人の人生はメチャクチャにしておいて
自分の人生は守ろうとする。

自分の人生がカワイイなら、
人の人生も理解できて良さそうなものですが
それはどうでもいい。

それって、幼いころは多かれ少なかれ
誰しも持っている部分かもしれません。

わたしも未だに
「あちゃ〜自分のことしか考えてなかった〜」
と反省することがありますが、
幼さですよね。

本当は誰の中にもあるけど
他の部分がしっかり育つから
それが身勝手なことだとわかるし
人の気持ちを想像して共感する力も育つ。

その力が育たなかった人たちがいる。

ということでしょう。
現実にそんな人がいるから
痛ましい事件がなくならないのでしょう。

でも、本当に身勝手ですよね。
だったら、おまえ人を傷つけていないで
自分だけを傷つけて喜べよ!
人に迷惑かけないでひとりで死ね!

みたいに、過激な気持ちにもなっていきます。
自分の家族がそういう輩の
身勝手な衝動の被害に遭うなんて
想像してしまうともうそれだけで
わなわなしてきちゃう。

でも、これがボーダーラインですよね。
自分がそれを実際に行ってしまうと
自分もあっち側の人間になってしまう。

だからその手前で踏みとどまれなきゃならない
そのためにはそのラインが見えていることが
まず肝心。

自分で気づいてコレだと思えることが大事。
息子のクラスメイトの女子には
本当に感謝しています。

息子もわかっているから葛藤したのでしょうが
その葛藤のさなかに「やれやれ!」
と逆に背中を押してしまうような
友達ではなくて

そこがボーダーラインだよと
明確に言葉にして示してくれる
まっとうな言葉をくれたわけですから。

息子にとっても、将来を左右する
とても重大な瞬間だったはずです。


        全ての物語のために










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