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2018年12月19日

ドラマ「下町ロケット ヤタガラス #10」売り込むことに罪悪感を感じたら



いいお客さんは
「こっちは金をはらってやっているんだ」
なんて言いません。

むしろ、「ありがとう」と言いながら
お金も払ってくれます。

金を払ってるんだからと
横柄な態度でサービスを提供している業者を
上から目線で蔑んだような扱いをする。

そう言う人を観ると
仕事をすることの意味を分かってないんだな
と心底残念な気持ちになります。

みんな仕事をしています。

今、自分がお金を払っている
目の前のサービス業者のスタッフが
あなたに直接お金を払って
あなたのサービスを受けた事がない人・・・
つまり、直接のあなたのお客さんではなくても、
あなたのお客さんなんでもあるんですよね。

その感覚がわからないと
本当の仕事の意味はわからない。

サービス業に限らずですよ。

みんなで働いてこの社会の中での
役割を担っているんです。

それを理解することが社会の一員という自覚だし
仕事をすることの意味を、
その基本をわかっているということでしょう。

そう考えると、「金を払ってやっているからえらい」
なんて感覚は恥ずかしいですよね。

また、逆に
お客さんに商品やサービスを勧めることを
後ろめたく感じる場合もあります。

弱みにつけ込んで悪いことを
しようとしているんじゃないか?

そんな罪悪感めいたものが湧くことがある。

そんなときも、この「仕事の意味」を
しっかりと再確認してみると良いでしょう。



ザ・テレビジョンのお正月特大号をみていると
新春1月2日にスペシャルで最終回の
その後が放送されるようですよ。
これ、原作もあるところなのかな…

ドラマ「下町ロケット ヤタガラス」
第10話


を観ました。

財前(吉川晃司)から再び
無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの
供給を頼まれた佃製作所。

佃(阿部寛)は悩んでいました。

社員の中にも、失敗の許されない挑戦に
二の足を踏むような意見が出ます。

エンジンには絶対の自信があっても
やはりトランスミッションに関しては
経験不足の感が否めません。

そこで佃は、アルバイトで大学講師をしている
島津(イモトアヤコ)のもとを訪れました。

改めて一緒に仕事をしたいという思いを
彼女に伝えるために。

海外の大学での採用もきまっており
タイミングが悪いと 悩む島津のもとを
立て続けにやってきたのが伊丹(尾上菊之助)で…。

一方、殿村家の米農家にも
大きな難局がせまっていました…。



良いですね。この調子で次回最終回ならば
このドラマが始まる前に危惧した
ピンチの応酬で

「もういいよ!」

って思っちゃうようなことはなく
お正月のスペシャルドラマまで
楽しみにできそうです。

さて、今回のお話のクライマックスは
殿村家でした。

佃製作所のみならず帝国重工の
財前さんも一緒に殿村家に出向き
トノの父に頭を下げました。

アルファ1の実験のために
殿村家の田んぼを使わせてもらうためです。

トノの父親は始めは
「弱みにつけ込んで商売しようってんだろ」
という見方をしていました。

佃もそうとってもらもってかまわないと言います。

ここは、重要なポイントですね。

とくにサラリーマンが起業を志す場合。
それが大きな起業だろうが
勤めながらのスモールビジネスだろうが
このポイントを押さえられていないと
「こんなことでお金をもらうなんて」
となりかねない。

まず、佃がこの行動に出ると
腹をくくるには段階がありました。

始めに佃は電話でトノに
アルファ1の実験をさせてもらえる農家を
探していることを伝え頼みましたが
父親にけんもほろろに断られています。

礼とお詫びを言って佃はその件は
仕方のないこととちゃんと終わらせています。

その後、豪雨で米農家が大変なことになり
佃は大自然を前に人間ができることなんて
ちっぽけだということを痛感します。

そして、被害にあったトノのところまで
救援物資と会社のみんなから集めた
援助金を届けに生きました。

そのときに、農家を再開できるまで
佃製作所で働けば・・・とトノを誘います。

でも、トノはありがたくも断ります。
農家で生きていくと決めている。

佃もその覚悟に押されてそれ以上は
何も言えません。
でも、何かしたいと思ったのも事実。

善意です。
そのときに島津が言ってくれました。
島津が佃製作所との付き合いを真剣に考えたのは

「対等に接してくれたから」

だと・・・

佃は決して雇ってやるとか手をさしのべるとか
困っている島津を助けようとしたのではなく
佃製作所に必要な人材として
島津にお願いをしにいった。
それが嬉しかったんですね、島津は。

これがもう一度、佃が殿村家に
実験場として田んぼを使わせてもらうことを
お願いしにいく覚悟に繋がりました。

つまり、助けたい、手をさしのべたい、
という思いは同じだけども
それだけではなく、対等な関係を築きに行った。

何かをしてやるだなんてことではなく
その気持ちは大事だけども
あなたたちの存在がわたしたちの助けにもなる。

あなたが必要なんです。助けてください。

と言いに言ったわけです。

お互いに助け合いたい
あなたと一緒に日本の農業の未来を
より良くしたいんだと言いに行った。

弱みにつけ込んで商売をする。

わたしたち日本人のとくにサラリーマン的な
価値観が刷り込まれていると
自分にできることで誰かの手助けができたときに
「お金をもらうなんてとんでもない」

みたいな感覚が生まれることがあります。

それがもちろん正しいときもあるけれど
ビジネスとして、サービスという商品を
提供する場合には逆にお金を頂かないといけません。

そして、ビジネスというのは
基本的には困っている人を助けるものです。

人が少しでもラクになれる、
より快適になれる、
そのための一助を担う。

そのことを弱みにつけ込んで・・・
と受け取るひともいる。

でも弱っているから助けたいんですよ。
その気持ちは本当だし
ビジネスとして成り立たなければ
助け続けることはできない。

さらにより良く発展させることもできない。

弱みにつけ込んで、相手からお金をむしり取って
相手をさらに悪い状況へ追いやる・・・

そういうことをしようという詐欺や
詐欺まがいのことならダメですよ。

その違いがちゃんとわかっているかどうか?

佃は起業家です、事業主です。
だからちゃんとその区別をつけれた。

だから、
「そうとられてもかまわない。でも・・・」
と自分が動く理由、思いを伝えられた。

ビジネスは、仕事は、助け合いです。

これは働きに出ていない専業主婦も
同じですよね。

家事を担ってくれないと外で働けない。
燃料をくべてくれないと
列車も走れませんもの。

大きな意味で言えば
園児も生徒も学生もフリーターも
同じです。

もっともっと大きな意味で言えば
引きこもりだって実は同じ。

その感覚がわかればみんなと
対等に、敬意を持って・・・

自分にも敬意を持って接することが
できるようになりますよ。


           全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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