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2018年10月02日

小説「宵物語(ヨイモノガタリ) 第二話 まよいスネイル 西尾維新 著 講談社」その4 僕はこう思う、アナタにはどう見える?



わたしの妻は、母として妻として
ずば抜けて天才的なセンスの持ち主です。

とは言えセンスと気性だけで
乗り切ろうとするきらいがたまにきず。

本人はもちろんめちゃんこ
考えた上での行動だったり施策だったり
するし、実際には感服するくらい
考え抜かれたりはしているのですが、
知識不足の感が否めない場合がある。

知識不足、視野不足。

かく言うわたしも、妻から観れば
世間知らずの甘ったれ。

理想ばかりが先に立ち
現実化させるための地に足がついた
考えも行動も持ち合わせていない
ツカエナイ男・・・

まあ、言い過ぎたなと自分では思いますが
きっとリアルに妻の口から言わせれば
こんなもんじゃ済まないでしょう(泣)

そもそも家のことはブログには書くな
と言われていますが
どうしても性質上、生活とエンタメを
リンクさせていかなければなりませんので
個人情報開示にならない程度に

・・・ああ、ここで言い訳は不要ですね。

まあ99%は「凄い妻なんだぜ」と
自慢をしているのですから
お許し頂きたいところです。

結局何がいいたいのかというと
妻もわたしも自分が思っている自分と
お互いが観ている自分には
ズレがある。違いがあるということです。

そしてそれは、わたしの家族の中で
当たり前のことが他の家族からは
奇異に見えたりその反対もしかり。

わたしが勤める会社の中では
“社会的常識”とされていることが
他の会社からすると・・・
いや実は他県の支社からしても
非常識この上ないことだっりする。

つまり、個人はもとより限られた集団の
中だけでの考えなんて
そんなもんだということです。



毎夜、毎宵、寝る前のベッドでの読書。
本好きには至福の時、少しずつ読み進めていた
楽しみを・・・読破しちゃいました!
同時収録の第三話まで読破しちゃいました(泣)
第二話のラストは涙が出ちゃいましたよ!

小説「宵物語(ヨイモノガタリ)」
第二話「まよいスネイル」
西尾維新 著 講談社


を観ました。

隣町の小学5年生女児の失踪事件。

式紙童女の働きでその子の
自宅住所を突き止めた
阿良々木くんはその家を中心に
隣町を捜索しました。

そして見つけた女児、紅口孔雀の痕跡。

しかしそれは悲惨な状況を
想起させるには十分過ぎる惨状で
ここから先は警察の仕事だと判断した
阿良々木くん。

そして、翌日彼は孔雀の姉、雲雀に
大学で声をかけられました。

違和感を覚えながらも
話の発端、『ここだけの話』と言って
阿良々木くんにこの噂を聞かせた
日傘とその親友、神原に会います。

雲雀の話から、てっきり日傘からの
情報が回ったものだと
思っていたのですが
日傘たちとはなしていると
雲雀と阿良々木くんが会ったことすら
知らない様子。

阿良々木くんは日傘の情報源、
つまり紅口家と日傘の共通の友人から
紅口雲雀の写真をスマホに
送ってもらうことに・・・

そこに写っていたのは!?

謎が深まるというより、
阿良々木くんとしては怪異が
絡んでいることを疑う余地が出てくるのでした・・・



あらすじを部分的に紹介しようとしても
物語シリーズの世界観を知らない人には
ついてこれないんじゃないか?
と疑問に思ってしまいますね〜

わたしの力不足なのかな?

でも、好きな人が読んでくれるでも良いし、
知らない人も少しでも興味をもってくれれば
よしとしましょう。

そのために物語シリーズ事の発端は
記事の最後に紹介していますので。

か〜るく、軽〜く、テンポよく
人を楽しませておいて
さらりと泣かせちゃう・・・
西尾維新さん、根っからの物語屋さん
なんでしょうねぇ。

さて、神原駿河は私立直江津高校時代の
阿良々木くんの1年下の後輩です。
弱小女子バスケットボール部を
全国レベルに押し上げたスーパースター。

怪異がらみで阿良々木くんを先輩と
慕うようになり、阿良々木くんの恋人、
戦場ヶ原ひたぎとも親しかったことから
とても濃い関係が続いています。

日傘はワケあってそんなスーパースターが
早々に部を引退した後に
部に残り部を盛り上げた神原の親友。

日傘の他にも現三年生の女子バスケ部の
部員達は強固な個性の持ち主達で
そのキャラの濃さは前作「忍物語」で
一瞬にもかかわらず騒がしく描かれました。

そんな神原と日傘と三人で
阿良々木くんは何をしていたかというと・・・

神原たちのあとを引き継いだ
女子バスケ部二年生達の間で起きている
“問題”を何とかするために、
制服を必要としなくなった先輩・・・

一足先に外の世界へと飛び出した
“大人”からのメッセージを
2年生に届けるために
コメント撮影をしていたのでした。

「中身はかわらないよ」なんて言いながら
渋々受けた様子の阿良々木くんも
女子バスケットボール部に必要なのは
『外部の視点』だということに気づいていました。

よくも悪くも強固な絆で結ばれた
仲間内のサークルで籠っちゃうと
その中のルールが
絶対になってしまうようなところがあります。

閉じた輪。
家族もそう。
誰かにヘンだと指摘されるまでは
当然のようにまかり通っている
ハウスルールがある。
(P136より引用、改行はブログ筆者による)

周囲からはどう写っているのか?
どう見えているのか?

人目を気にするのとはまた違う意味で
人目を使って自分を・・・自分たちをチェックする。

社会で生きていく上では
いろいろな価値観を知らなければなりません。

「知らない=おかしい」

では、自ずと世界は狭まります。

よくいますよね。

「ええ?なんでそんな風に考えるのか
わかんな〜い。
だって、こう考えればいいじゃ〜ん」

と自分のプラス思考が正論で
そうでない人は無駄な考え方を
してるとでも言いたいのか?

というような言い方をする人。

その「わかんな〜い」を自覚して
わかろうとする、
わからなくても知ろうとする。

そうやって視野は広がるし
自分がはたして世界の中で
どのような位置にいるのか?

も見えてきたりもします。

そういうことを少し大人になった
阿良々木くんは

『生きていく上で、価値観の相対化は重要だ』

と考えたようです。
そのために出来ることがあるなら
微々たることでも自分が役に立つのなら
協力は惜しまない。

そういうことで、コメントを撮ることを
承諾したのでしょう。

非常によくわかる感覚です。
わたしが毎日ブログを書いているのも
似たようなものですから。

あとで読み返すと誤字脱字以外にも
文章の未熟さ以外にも
考えの狭さや幼さが見え隠れして・・・
隠れてもいなかったりして・・・

恥ずかしくなることもあるのですが
それは、日々の『価値観の相対化』の
積み重ねが実を結んでいるという証でもある。

と思って、今日もこうやって書いてみています。

それがたぶん、未だ見ぬ未来を
よりよく生き抜くための準備にも
なっていると思いますから。


             全ての物語のために

物語シリーズでもうひとつの青春を体験!

















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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