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2018年09月15日

小説「宵物語(ヨイモノガタリ) 第二話 まよいスネイル 西尾維新 著 講談社」まぁいいかをほったらかした結果



見過ごしちゃいけない違和感と
あえて見過ごすべき違和感
というのがあります。

わたしはいま、思春期の息子がいますから
「おや?変だな?」
と思ったことに、
なんでもかんでも首を突っ込まない。

息子の様子が変わった当初は
それまでにしてきたとおり
話を聞こうとしてあえて
時間をとったりしていましたが
いまそれをやってもウザがられるだけ。

まともに対話にはならないし
本題とは違う方向に流れてしまうだけ。

だから黙ってます。

見守っている・・・

といえば聞こえは良いですが
それが正解なのかどうかはわかりません。

少し前におよそ親に対して、
人に対して、言ってはならないことを
言ったので強くぶつかりました。

おかしな態度の中でも看過できない
また違ったおかしさがある。

その時はどう思われても
見過ごすつもりはありません。

ただ、それもぶつかってみて
分かったことですが
やっちゃダメなことだと
わかってやっている節がある。

そうなると見過ごしはせずとも
向き合い方もまた変わってくるんですよね。

結局何が言いたいのかって?

わかりません!(笑)

わからないってことはないか、
つまりこういうことです。

なんか変だぞ、という違和感には
放っておくとあとでとんでもないことになる
というものと、放っておくべきもの
放っておくべきときもある。

放っておくべきものというのは
実は違和感ではなくて
変の原因や理由が分かったときなので
違和感ではなくなっているとも言えます。

そこまでは分かったからと言って
じゃあ、その基準、自分の選択が
正しいのか間違っているのか・・・

それは答えがでるものでもないんだろう。

・・・ということです。



たぶんそれが良いと
久しぶりに西尾維新さんのこのシリーズの
日本語の心地よいテンポに触れて
前作を読み終えた後、たまらずに
書店に走ってゲットしてしまいました。

小説「宵物語(ヨイモノガタリ)」
第二話「まよいスネイル」 西尾維新 著 講談社


を読んでいます。

はい。読んでいる途中です。

前作「忍物語(シノブモノガタリ)」
からスタートしたモンスターシーズンの
2冊目です。

第二話というのは「忍物語」の
エピソードタイトル
第一話「しのぶマスタード」からの
通算ということのようです。

ちなみにこの「宵物語」は目次を観ると
第二話「まよいスネイル」
第三話「まよいスネイク」
の2つのお話で構成されているようです。

阿良々木暦くんの大学生編。

今回のお話は「忍物語」の直後の模様。

まえぶれなく阿良々木邸を訪れたのは
直江津高校の後輩、
神原駿河と一緒にバスケ部を盛り上げた
神原の親友、日傘星雨。

日傘がもってきたのは
小学生女児誘拐事件の『噂』。

奇妙な誘拐事件の話を放っておけない
大学一年生、阿良々木暦は、
その夜、影から起き出してきた
金髪金眼の元吸血鬼幼女の忍野忍、
死体人形式神の斧乃木余接をひき連れて
北白蛇神社に神様として住まう
元迷い牛、幽霊少女の八九寺真宵の元を
訪れるのでした…



とまあ、今読んだのはここまでです。
チャプター「005」に入ったあたり。

前回に続き、軽めのタッチです。

阿良々木くんが神原の友人、
日傘から誘拐事件のあらましを
聴いているときに、
話の筋に違和感を感じ
看過できずに「ちょっと待って」と
問いただす場面がありました。

過去、ちょっとした違和感は
「まあいいか」と放ったらかしにしたり
後回しにしたりして
その結果とんでもないことに
なってきたのが彼の高校生最後の
1年間でした。

それを自覚したからこそ
そこで見過ごさなかった。

それで、違和感を払拭することはできました。
ああ、そういうことか・・・と。

思春期とはいえ
わたしに息子が辛くあたるのは
彼とぶつかってみて理由がわかりました。

でも、その理由の大本は
違和感を後回しにしてきたことでした。

だからわたしは息子の思春期、
反抗期はそれはそれで
見守らなければなりませんが
それとはまた別軸で、
その大本・・・それは本来
わたし自身の問題なのですが・・・

そことは向き合わないといけない。

純粋な十代から大人への提言でした。
えらそうなことを言っているけど
アナタも逃げている自分がいるだろう?
・・・と。

阿良々木くんは高校生で
かなり成長しました。

大人のわたしが読んでいても思います。

阿良々木くんだけではなく
この物語シリーズに出てくる
キャラクターたちは
みんな自分とガツン!!!
と向き合って、ギュギュン!!!
と成長するときがくる。

最初の最初、当初読み切りだったという
「ひたぎクラブ」では阿良々木くんが助けた
戦場ヶ原ひたぎがまずそうでした。

そこから始まった物語シリーズ。

「猫物語 白」では羽川翼の
自分自身との向き合い方は
本当に真っ正面からで感動的だったし
「撫物語」の千石撫子は中学生なのに
いくつもの自分の側面と
同時に対峙して受け止めて見せた。

そして、一年間の自分の
ダメな部分との向き合いを総括するように
阿良々木くん自身が
自分と向き合わざるをえなくなったのが
「終物語 下」でした。

わたしは息子にこの自分と向き合い
成長する物語シリーズを
父親推薦図書として全巻そろえてやりました。

もともと最初にこのシリーズに
惹かれたのは彼自身の感受性です。

そんなに敏感な彼が
「父が逃げている父自身」を
突きつけてきた。

強がって言えば、父親冥利に尽きる・・・
ことではありますが、まあ、
それは自分への皮肉です。

わたしが思うよりもずっと分かっているけど
十代らしく感情の表現は思春期そのもの。
もちろん彼自身にも逃げている自分は
ちゃんとあるわけですから。

でもそれに気づきながら
格闘していくのが
これからの彼の人生の課題ですから
それをわざわざ取り上げるようなことはしません。

わたしはわたしの課題で
クリアすべき期限を先延ばしにしてきたことを
ちゃんと認めて取り組めばいい。

どこまでも順当に育ってくれている
息子の人生に報いるためにも
わたしはわたしで、
逃げてきた自分と向き合うべきとき
なのでしょう。


           全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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