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2018年08月27日

映画 「聲の形」嫌いな自分の扱い方



あなたはあなた自身が好きですか?

わたしは一昔前までは
自信を持って「自分の大好き!」

と言っていましたが、
ここ近年で
「そう単純なものじゃないよな…」

と思えてきました。

わたしの中には
わたしの嫌いな自分がいる。

でも、自分で自分を部分的にせよ
嫌っていると。

人のことも許せなくなります。

だから、嫌いな自分ごと
…例え「好き」にはなれなくても…
「認めて」あげないといけない。

まるごとの自分を受け止める

成長はそこからしか生まれませんから。



「24時間テレビ、愛は地球を救う」
を放送している裏では各局いろいろな
番組を放送していましたね。
フジテレビは「ワンピース」。でも、今回
わたしが気になったのはNHKでした。
長編アニメーション映画をドン!と放送。
夏休みだからでしょうか?

映画 「聲の形」

を観ました。

高校3年生の主人公・石田将也は
カレンダーの「最終日」に向けて
アルバイトを辞め、
自室の家具を全て売り、
銀行口座から全財産を引き出します。

そしてその札束を封筒に入れ、
母の眠る枕元に置き、家を出ました。

彼の行動は小学6年生のころに
その理由があるようです。

石田は友人たちと仲良く遊ぶ、
活発な少年です。

ある日、先天性の聴覚障害を持つ
西宮硝子が転校してきました。

クラスメイトの川井みきや植野直花達は、
耳が聞こえない硝子に対し、
「筆談用ノート」を使って交流を深めます。

しかし、それは長くは続きませんでした。
硝子が原因とのコミュニケーションが元で
クラスメイト達が不満を持ち始め
孤立する硝子。

そんな硝子を気にかけたのも一瞬、
理解できないことを「きもちわるさ」
と受け取った石田は率先して
硝子に嫌がらせを始め…

高校3年生の石田は
これまでの人生を清算するため、
自殺を決意。

手話を覚えていた彼は、
死ぬ前にきちんと硝子に謝る…
という目標を実現するために、
人生最後にして最大の
勇気を振り絞り、
彼女が通う手話サークルを訪れるのですが…。



冒頭からグイッと惹きつけられて
ラストまで一気に観てしまいました。

1日で2回、2時間の映画を
冒頭からラストまで一気に
観てしまいました。

冒頭から醸し出す雰囲気…

つまり演出と、テンポの良さで
ぐいぐい作品の世界に
引きずり込まれて行きました。

聴覚障害の子と知り合ったことが原因で
主人公の石田くん含め、
みんなが傷を負うことになる。

小学生時代のみんなの感情の描き方も
高校生になってからも
そして、その親たちの描写も
とても繊細で小気味よく「ありがち」な
展開を外してくれて、どうなるの?
って最後まで引っ張られるんですね。

原作がいいのはもちろんですが
脚本と監督も素晴らしいですね。

さて、このお話はイジメがもとで
その渦中にいた子たちの
成長を描いています。

面白いのは、どこかで
自分を責めている。

みんな『上手くない』から、
イジメが始まってしまう。

そして、高校3年生にして
その傷と改めて向き合うキッカケが
生まれるんですね。

大人の描かれ方も結構リアルでした。
小学校の担任の雰囲気、
そして石田の母、硝子の母。

硝子が自分で自分のことが嫌いだと
わかるシーンがあります。

石田も自分のことを好きになれないのに
硝子には硝子自身を好きになってほしい。

石田だけではなく、
他のキャラクター達もみんなちゃんと友達思い。

ただ、それぞれが器用じゃないから、
自分を守るのに精いっぱいで
気持ちがすれ違ってしまう。

わたしたちの日常のいざこざも
そういうことが非常に多いです。

とくに家族同士だととても難しくなります。

でも、こうやってひとりひとりが
自分自身のことを受け入れて
生きていければ、きっとみんな
素敵な大人になれるだろうな。

この作品は、テーマは決して
軽くは在りませんが、
とても見やすくて、そして優しさが詰まった
素敵な素敵な作品です。

わたしもこれから何度も観ると思います。


           全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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