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2016年06月09日

アニメ「機動戦士ガンダムユニコーン(UC)Re:0096」ガンダムなんか、自分が見るようなものではない



ガンダムなんか自分が見るようなものじゃない。
という人も沢山います。

それでも、もしもあなたがお母さんなら、
もしもあながお父さんなら、
ちょっとだけ耳を傾けてみて欲しいお話です。

わたしはいわゆるアニヲタ…つまりアニメオタク(ヲタク)ではありません。

しかし、オタク気質は多分に持ち合わせています。

わたしたちの世代(1975年生まれです)の
男性の中には実際にはオタクではなくても
少年のころに夢中になったアニメには
今でも熱いものを感じるところがある人も
いるはずです。

そのことは、今、世間で売れているものを見れば
実証されているようなものですよね。

一番商品開発などの決定権を持っていそうな
年代となっている世代が、
自分たちの世代に向けて送り出しているものが
非常に多い。

団塊ジュニア世代…
消費者としても人数が多いわけですから
商売としてのねらい目も、
今のところは正解ですよね。

わかりやすいのは、パチンコやスロットの台です。
わたしたちが夢中になったアニメや漫画の
キャラクターたちが大人向けの遊びに登場している。

その象徴的な現象が一目瞭然です。

そういった作品群のなかで、やはり代表的なものが
「機動戦士ガンダム」です。

いくつも派生して、まったく違う世界観と
全く違った趣向のファン層も開拓していった
「ガンダム」という冠。

それだけに、わたしたち世代には
オリジナルの「機動戦士ガンダム」の
世界観を受け継いでいる作品に対する思い入れは
非常に強いものがあります。

わたしよりも少し“お兄さん”世代だった
福井晴敏センパイが世に送り出した、
小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」も
そんなわたしたち世代へ向けたものだったんだと思います。

その小説をもとに作られ、
劇場でのイベント上映と
DVD・ブルーレイ販売・レンタルのみでリリースされた
同名のアニメも、そうだったんだと思います。

当時子どもだったわたしたち、
今は大人になったわたしたちへ向けた作品。

それだけに、オタクじゃないはずのオジサンたちは
オタクのように思い入れが強くて
さまざまな感想や意見をもっているでしょう。



4月の番組改編期にスタートしたアニメ

アニメ「機動戦士ガンダムユニコーン(UC)Re:0096」

毎週チェックしています。

愛媛のテレビ朝日系列、名古屋テレビ(メ〜テレ)発信の
この番組。

素材はオリジナル・ビデオ・アニメーション(OVA)
として製作され、すでにDVD・ブルーレイ化されている
「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」

それを2クール(約6ヶ月)分に再編成して
放送されています。

もともと、オリジナルの「機動戦士ガンダム」が
名古屋テレビ発信だったこともあって、
番組ホームページを観るとスタッフさんたちの
意気込みや喜びをとても感じます。

福井晴敏さん作の小説のファンとしては、
せめて、小説からOVAになる時点で
カットされてあまりにも唐突に物語が進んだ部分や
少し一本調子で長くなった戦闘シーンのカット、
あるいは画面上はキャラクターがドラマを展開している
映像が流れるもののセリフは入っておらず
エンドロールとエンディングテーマが流れた部分に
新たにセリフを入れるなど、
OVAとは違った演出をと願っているのですが、
第9話まで観た限りではその願いは叶っていません。

他にも、それぞれ小説ファン、OVAファンには
思うところがあるものでしょう。



それでも、この作品が全国ネットのしかも地上波で
日曜日の朝7時のテレビ朝日系列で放送されたことには
とても大きな意義があったんだなということを、
まざまざと見せつけられる光景を目の当たりにしました。

テレビ朝日系列の日曜のこの時間帯は
子供たち向けの番組を放送する時間帯です。

7:30からは特撮のスーパー戦隊シリーズ、そして
8:00からは仮面ライダーシリーズが連続して流れる
スーパーヒーロタイムです。

その前の7:00、3月までもよくは知りませんが
確か子ども向けのカードバトルものだったか
何かそんな感じのアニメが放送されていたと思います。

その時間帯に、
初代の濃厚で重厚な世界観を正当に受け継いだ
「機動戦士ガンダム」シリーズが放送される。

放送前から、ファンである個人的な期待とは別に
コレはコレで凄いことなんじゃないかな…

という予感めいたものはありました。

もともと「機動戦士ガンダム」という作品も
10歳以上がターゲットとは言え、
中高生向きの内容となっていて、
大人の鑑賞にたえうる作品であったことから
それまでのロボットアニメの歴史を変えていきました。

わたしがまだ幼少のころに
テレビで放送される劇場版を母も見ていて
母が涙を流していました。

その感動がわかるようになったのは
それこそわたしが中高生になってからです。

「ガンダム」生みの親でもある富野由悠季さんが
2014年に発表した「ガンダム」の最新作
「Gのレコンギスタ」も2クールのテレビ作品で
わたしたちの世代には
「君たちじゃなくて君たちの“お子たち”に見せない!」
と強いメッセージが投げかけられていました。

そういう意図であったにも関わらず、
BSのみでしかも深夜帯での放送枠しか
もらえずに、多くの“お子たち”の目に触れるには
叶わなかったことでしょう。

そこへきて、この「ユニコーンRe:0096」です。

ファンも喜び、期待しましたが…
そもそも、ファンに向けての発信ではない。

なぜならファンはすでに劇場やOVAで見ていますから。

しかし、この内容に子どもがついてこれるのか…?
という不安もありつつ見守っていましたが、
「ガンダムは観ないよ!」と
びっくりするほど拒絶していた息子が
「結構おもしろいね」と認め始めたし、先日…

息子と弟と3人でドラゴンボールヒーローズの
カードゲーム目当てで出向いた
ショッピングモールのゲームコーナーで
放送が流れました。

ガンダムのカードゲームがキャンペーンで
《ユニコーンガンダム》のカードを無料配布中とのこと。

もらいに行ってしまったわたしたち
だいの大人2人。

そのほかは全員子どもたちでした(笑)

小学6年生の息子よりも小さい少年は
カードをもらって飛び上がって喜んでいました。

そして、その“お子たち”の人だかりには
少年のみならず少女の姿も…

確実に子どもたちに観られている。
息子も含め確実に、彼らの心に刺さっている。

カードを握りしめ飛び跳ねる子どもたちの
表情を見ればそれは伝わってきます。

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」は
既成の仕組みを守るだけじゃなくて、
その仕組みはもう古くなって持たなくなっているのだから
わたしたち大人は若者や新しい世代の可能性を信じて
委ねなきゃいけないよね…

というお話です。

若者や子どもたちには“学ぶこと”“経験すること”
家族のしがらみや、人とのつながり、
そんなことも全部ひっくるめて
自分を作り自分の可能性を広げるものだよという
こともきっと伝わっていくようなお話です。

「ガンダム」なんて自分が見るようなものじゃない。

もしも、あなたがそういうお父さんお母さんであるなら
これからの後半戦からでも子どもたちと
観てみてください。

拒絶反応もまた、感性の反応です。
入ってくるものが多すぎての拒否の場合がほとんどです。

何かを感じたら、ぜひ小説を読んでみてください。
きっとあなたが親であること、
あなたの子どもがあなたの子どもであることが
とても幸せで、生きがいそのものであると再確認して、
自分の生、子どもたちの生に
深く思いを巡らせるようになることでしょう。


                 全ての物語のために













posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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