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2016年05月14日

〈傷物語 T鉄血篇〉 来場者特典小説「混物語 #1 きょうこバランス 西尾維新 著 アニプレックス・講談社」幸せになる…準備



このブログで初めて、幸せになる覚悟について
取り上げたのは2010年9月18日でした。

“幸せになる覚悟「ランボー最後の戦場」”
という記事。

そのなかで、幸せ力を説明するのに
精神的な自立について触れています。

その後ほとんどの記事でテーマとしてきたこと
といってもいいのかもしれません。

ここ数年は、今という瞬間を
より濃密に感じとる感覚をイメージしたりもしています。

幸せになる覚悟、それは
自分が世界をどう捉えるか?
自分の世界をどういう世界にするか?

そういうことへの準備ができている状態。

なんだと思います。



ドラマ「掟上今日子の備忘録」は息子と妻が観ているのを
わたしも1〜2話横から観たことがある程度です。
ガッキーかわいいな〜なんて思いながら。
その主人公、掟上今日子さんと、
「物語シリーズ」の阿良々木 暦くんが共演する物語が
原作者、西尾維新さんによって書かれていると知り、
持っている方をインターネットを介して探しあて
譲っていただくことができました。

小説「混物語」 第忘話 「きょうこバランス」
西尾維新 著 アニプレックス・講談社


を読みました。

ぶらりと浪白公園に立ち寄った
高校3年生の阿良々木くん。

ベンチに20代半ばと思しき銀髪の女性が
寝転がっているのを発見します。

さすがに、若い女性がひとり無防備に
公園で眠りこけるのは危険だろうと、
起こそうとしますが、思春期の阿良々木くん。

女性の体に触れるのもまたよろしくないだろうと
配慮した結果、その女性の髪を撫で上げます。

びっくりして飛び起きる女性。
彼女は、一度眠るとその日の記憶はすべて無くなるという
記憶障害を持った忘却探偵の掟上今日子でした。

忘却にして最速の探偵。
必ず1日で解決する探偵。
寝たら忘れる探偵が、公園のベンチでうたた寝。

今日子さんは事情説明も兼ねた自己紹介の後、
自分が何を似なければならないのか、
なぜそこにいるのかを突き止めようと、
阿良々木くんに協力を求めます。

この町で最近、変わったことや事件はなかったか?

と問われた阿良々木くんは、怪異に見舞われ
変わった事件ばかりである日常をひとまず脇に置いて、
普通のエロ高校生として今日子さんに…振り回されます。



冊子のサイズは講談社から出版されている
「物語」シリーズと同じサイズで、厚さは
映画のパンフレット程度のものです。
本棚に、同シリーズと一緒に並べられるもの。

劇場用アニメ「傷物語」三部作の来場者特典として
週ごとに1話ずつ配られる短編小説の企画。
「物語」シリーズと他の西尾維新さんの作品の
キャラクターたちが共演をするお話の短編集のようです。

その第1話…第忘話?が掟上今日子さんと
阿良々木くんのお話。
全部で十数話が3作目までに配られる予定らしいので
また、一冊の本としてまとめられて出版されることも
あるのかもしれませんね。

さて、章番号001から、う〜んわかりやすい!!

と唸りながら読んでしまいました。

まさに「幸せになる覚悟」という言葉が登場する。

阿良々木くんは、全てを忘れる今日子さんの
特質について考えながら、
まずは自分も春休みの事を忘れられたら…

みたいなことを考えます。

でも、全てを忘れてしまうということは
不幸なことだけではなくて、幸福なこともわすれるということ
それじゃあわけがわからないか…という考えにいたります。

でも今日子さんはそんなことはないと言う。

昨日の幸福に縛られて、今日の幸せを追求できないのなら
そっちのほうがなにがなんだかわからない。

と…

ムムム!なるほど。

そして、そんなに簡単に「今日の幸福」なんて
言われても、簡単になれるもんじゃないし…
みたいなことを阿良々木くんがいうと、
今日子さんはまた、そんなことはないと言います。

例として、買い物の値段が777円になれば
なんか幸せでしょう?と。

なるほど、お手軽だけどめったにないから
幸せに感じるんじゃないかと問う阿良々木くん。

今日子さんは「幸せになるには計算が必要」だと言います。

消費税が8パーセントなら税抜きで
720円になるように計算して買い物すればいい。

阿良々木くんはそれは計算というより準備…
幸せになる準備…あるいは覚悟だと
そういう受け取り方をするんですね。

非常に身近で小さな事ですか?

でも、ここで表現しているのは
幸せの大小ではなくて幸せを生みだすための手順。
幸せを感じるための手順。

でも、例えば計算ミスをして777円にならかったら
じゃあ不幸なのかと言えば、またそれも違いますよね。
何を間違ったか分かればまた次やればいい。
次があることも、次にどうすればいいかわかることも
それを幸せと捉えることができれば
そういう遊び自体が幸せです。

わたしは、息子が3DSなどのゲームをして
たまにイライラしている姿をみると
ゲームをしてイライラするならやめなさいと言います。

ゲームは失敗して悔しい思いをするのも
合わせて楽しむ玩具。
そんなことに感情を支配されていたって仕方がない。

幸せになる準備ができていない。
幸せになる覚悟ができていないから
ゲームでイライラする。

そういうことですよね。

仕事も同じです。
もちろん、その深刻度、真剣みはちがいますが、
物事の捉え方に対する自分の態度、
その準備とは自分の心構えということですよね。


                全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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