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2016年04月20日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 福井晴敏 著 角川書店 #4 パラオ攻略戦」その4 気持ちを落ち着かせる確実な方法




数日前、自宅で孤立しイライラしていました。

わたしが息子に厳しくしたことで
息子がヘソを曲げ、翌日わたしを無視するような
軽視するような態度をわざととっていたのです。

そこで妻が息子を変に叱ると息子の逃げ場がなくなる。

厳しくした以上、わたしが孤立するのは必然。

子供のことですから
もう1日、2日も経てば
機嫌もなおすだろうと頭では分かっていますが
わたしも連日の体力仕事で疲れていたのか
非常にイライラしました。

土曜で息子と妻は多少夜更かしします。
わたしは日曜も早くから仕事があるので
平日と変わらず21時には寝室に入れました。

「おやすみ」と声をかけても無視。

寝室で一人、イライラして眠れそうにありません。

ベッドを出て着替えてドライブでもして
頭を冷やそうかとも考えましたが、
何とか踏みとどまりました。

そして、深呼吸をして、とにかく睡眠をとれと
自分に言い聞かせました。

健全な精神は健全な肉体に宿る。

疲れていて精神が健全な状態ではないことは
明らかです。

普段のわたしなら、そんな息子の態度も
可愛らしいと笑顔で見守れる。

それが出来ないのは
息子が悪いのではなくわたし自身の
精神の問題。

案の定、ぐっすり眠って翌朝一人で
早起きした時には気分もスッキリ。

なぜ、あんなことでイライラしていたのか?
と不思議になるほどでした。



本を読みながら心にひっかかった個所を
スマホにメモしています。
面白いもので、前回読んだときとは違うところに
心が動いたりするんですよね。

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」
第4巻「パラオ攻略戦」 福井晴敏 著 角川書店


〈インダストリアル7〉でたくさんの市民を巻き込む
戦火を引き起こした“敵”、
ネオ・ジオン残党軍=『袖付き』

その軍事拠点であるパラオに連れて行かれた
バナージ・リンクスは、
『袖付き』のパイロット、ギルボア・サントの自宅で
ギルボアの妻や子供たち、そして
戦火の渦中にいた四枚羽のモビルスーツの
パイロットでもあるマリーダ・クルスと
否が応でも交流することになります。

貨物船を装って作られている
『袖付き』の軍艦****の館長****は、
ギルボア邸にバナージを連れてきたときに
バナージには学ぶべきことがまだあると
言い残して行きました。

ギルボア夫婦、マリーダとのやり取り、
そして、ギルボアの息子、
まだ少年であるティクバとの対話。

戦争という大きな“状況”の一部となった
自分を感じながらバナージは何を学ぶのか…。



ギルボアやマリーダは軍人なので
“仕事”で軍に赴いているのでしょう。

日中、ギルボア邸で時間を持て余していたバナージは
隅で壊れて眠っていた鉱物の選別機械を
修理させてくれとギルボアの妻に申し出て、
その作業に没頭していました。

その時の心情描写で、

『現実逃避と言ってしまえばそれまでだが、
身体を動かし、汗を流すことが、
精神を安定させるのは確かだった』
(P124より引用、改行はブログ筆者による)


と記されています。

精神を安定させるのは確かだった…

これはとても大切なことですよね。

体や心が疲れているときに
考えごとの答えを急ぐと
いい結果にならないことは多いです。

命がかかっていて刻一刻を争うとか、
そういう状況でもない限り、
思考や判断、決断というのは
精神が安定しているときにするのが
もっとも望ましい。

「人間は精神の生き物」

これは、わたしがよく使う言葉です。

人は感情で動く。
それは事実ですが、だから
「人間は感情の生き物」
というのは早計。

それでは成長の余地がない。

確かに人は感情で動く。
行動は感情の結果。
でも、感情は思考の結果であり、
健全な思考は健全な精神から生まれる。

だから人間は精神の生き物。

その精神を安定させるための具体的な方法として、
わたしが先日とった選択は
「疲れているならまず休む」でした。

今回のお話の中で、バナージが
「現実逃避と言ってしまえばそれまでだが」
と思いつつも目の前の作業に没頭した…

これも、とても効果のある方法の一つですよね。

考えがこんがらがって行き詰ったり、
疲れてイライラしてきたりしたら、
気分転換をすることってありますよね。

勉強していて、疲れてちょっと休憩…
会議を中断してちょっと休憩…

というのも同じ。

わたしも家で仕事をしているときに
ちょっと行き詰ったなと感じたら
仕事の手を休めて、
食器洗いをしたり、洗濯物を干したり…

まったく違うことをやる。
特にそういった単純作業は
やることが明確なので、没頭しやすくて
心が“無”の状態になりやすいんですね。

つまり、心が整いやすくなる。
自然と精神も安定してくる。


きっと、バナージが『現実逃避』せずに
いつまでも考えたっていい答えは
出せなかったのではないでしょうか?

体を使って没頭できることが
バナージの心を整えさせた。

現実逃避よりも現実的な解決方法…
「精神の安定を最優先する方法」を
生身の身体で体験したということですよね。


              全ての物語のために




















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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