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2016年04月16日

ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン #9 旧友The Devil You Know」友と呼べる人



日ごろから甘えられる友人と
甘えが許されない友人がいます。

日ごろから甘えられる友人は
ちょっとした約束の遅れなんかも
「ゴメンゴメン」と軽く許してもらえそうな関係。

甘えが許されない友人は
こちらがきちんとしていないと
マズイなと思わされるような
厳しさがある“大人の礼節”が必要な友人。

でも、甘えが許されないからと言って、
本当に助けが必要な時に
頼れないのかというと、
一番頼れたりもする。

そういう人も“友”ですよね。
そういう人との間には“大人の礼節”
作法ではなくて気持ちの部分でのそういう
ピリッとした感覚が流れます。

職場などでも
ピリッとした空気が流れることがありますよね。

でも、その中には、ただ厳しいから
その人が来ると空気がピリッとなる。
という人と、
お互い穏やかに接することはできるんですが、
もっと深い部分でピリッと感じている人がいる。

後者の場合が“友”ということになると思うんです。
その『ピリッ』は、相手への尊重とでもいうのでしょうか?

そういう人への『ピリッ』は、
むしろ自発的に出したくて出している。
そんな関係。



ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン」
第9話 「旧友The Devil You Know」

を観ました。

今回の対象者は、
街を牛耳ってきたギャングのボス・イライアスです。

イライアスは新興のギャング“ブラザーフッド”の
野心的なリーダー、ドミニクに狙われていました。

リースとフィンチは、ドミニクの攻撃を阻止し、
イライアスを守るために、
ニューヨークの街で主導権を握ろうとする
ギャングたちの権力争いに巻き込まれていきます。

そんな中、サマリタンの新たな脅威への対処方について
ルートとショウの意見が分かれるのですが…。



熱い話でした。
利害関係で始まったフィンチ、リースたちと
イライアスの関係。

いつしか、双方には
義侠心が芽生えていました。

窮地に立たされるイライアスが
またもやリースに銃を向けながら言います。

「君は私の命を守りたい。
私は君の命を守りたい…」

それは、利害関係を超えた裸の心、
心からの祈りでした。

フィンチですらイライアスに
死んで欲しくないと願っていました。

この街に必要な人間だと…

イライアスはギャングです。
さまざまな罪で刑務所に入り脱獄して
地下から組織を牛耳る罪人です。

リースもフィンチも彼のやり方が
正しいとは思っていない。

でも“ブラザーフッド”に
取って代わらせるわけにはいかない。

なぜでしょうか?

言うまでもありません。
志、人間性の違い。

イライアスは荒廃している街を
何とかしたかった。
秩序ある街にしたかった。

彼や彼の仲間がそう思うに至った背景も
今回は一部垣間見えます。

しかし、現状でわかる限り、
“ブラザーフッド”のドミニクは支配欲ばかりが
前面に出ていて、
仲間は補充のきく部品としか思っていない。

もしかしたら今後、それなりの過去や理由が
描かれもするのかもしれませんが、
今のドミニクを見る限り義侠心は感じられません。

ただ街を我が物にしたいだけの人間と
秩序ある街にしたかったから裏社会を
牛耳った人間…

どちらが街にとって必要か?

わかりますよね誰でも。

このお話では、イライアスと、
その旧友たちが描かれます。

しかし、フィンチとリースもイライアスにとって
ある意味、“友”と呼べる存在なのではないでしょうか。

そう思える人がいるからこそ
そういう人が助けようとしてくれるし、
そういう人がいるからこそ、
自分の命を投げ出すような覚悟もでいる。

決して、なぁなぁの甘えが許される関係ではありません。
ただ、街のことを本気で考えているもの同士、
響きあう部分もある。

それが、
互いの命を助けたいと思える関係
にまでなっている。

馴れ合いのオトモダチではない
ピリッと厳しい空気が流れる“友”。

そんな存在がいることも、
人生に深みを与えるという意味で、
幸せの要素の一つですよね。


              全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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