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2016年04月15日

ドラマ「重版出来! #1」夢は無くならない



わたしは転職や正社員登用の試験で
映画監督を目指していたことを堂々と語っていました。

映画、テレビ、映像系などとは
関係のない仕事の時でもです。

アルバイト、派遣、契約と、
いわゆる非正規雇用という雇われ方を
渡り歩いてきて、
34歳の時に本気で転職活動を始めたのですが
50社以上受けて全滅。

その頃はまったくあてにされませんでした。

そりゃそうです。
その歳になれば、ある程度キャリアも積んでいて
“即戦力”にならなければ仕事なんてないのが常識。

それが、「夢のためにフリーターやってたけど
家族もできて生活考える必要が出てきたから
正社員になりたくて…」とやってくる。

新卒の人と同じくらい“初々しい”35歳手前…
これははっきり言って“キモイ”です。

自分のことながら(笑)
当時、その自覚がなかったのかといえば
そんなことはありません。
活動を始める前から自覚があったから、
応募先の会社に試験や面接でおもむくのが
つらくて仕方がありませんでした。

でも、自分の人生です。
自分で選びとってきた道のりですから、
その程度のこと受け止められなければ人生が嘘になる。

どこからだって、今ここから始めなければ
何も始まらないし何も変わらない。

当時はその心意気だけで始めました。

わたしの本音は正社員だろうがなんだろうが
従業員という働き方にだけ縛られるのは危険。

ですが、ひとまず家族が納得する“安定”を
実現してから自分の信念を貫く。

それが正しいか間違っているかはわかりませんが
“約束”でしたから、果たしたかった。

おかげさまで今は果たせていますが、
そうなるまでの数年間も、
映画監督を目指していたことは、
面接の一番初めに語ってきました。



さて、春の新生活シーズン。
おかげさまで息子も小学6年生です。
今シーズンの新番組。
わたしが初めて見た国内ドラマはコレ…

ドラマ「重版出来!」

第1話を観ました。

柔道一筋で元五輪代表候補だった主人公、
黒沢心(黒木華)。

新卒で大手出版社・興都館(こうとかん)に入社します。
そして念願のコミック誌「週刊バイブス」編集部に見事配属。

そこに待ち受けていたのは個性的な編集部の面々。

心は、先輩編集者・五百旗頭(オダギリジョー)のもとで
編集者としての仕事を学ぶことになります。

持ち前の元気で意気込む心。
しかし、仕事というものはもちろん甘くはない。
出版業界も同じで、部数が低下すれば
即廃刊に追い込まれる厳しい現実の中、
業界No1の他社の雑誌打倒を目指して
みんな必死でした。

そんな折、看板作家でもあり
漫画界の重鎮といわれている大物作家が
時代遅れのレッテルを貼られ、落ち込み引退を考え始めます。

編集部全体に走る衝撃。
新人で何も任せてもらえない中でも、
「何か私にできることはないか!?」
と思いめぐらせる心は…!



出版社、マンガ雑誌の編集部で働く
編集担当者が主人公の物語。

ですが…

主人公は金メダルだけを目指して
柔道一筋で頑張ってきた女性です。

そんな主人公の新卒時の就職試験の
面接のシーンからこのお話は始まりました。

そこで語られるのが、
柔道での挫折と、出版社での仕事への情熱。

夢の挫折と、そこから生まれる新しい夢…
だったわけです。

この主人公の場合は、迷いなく
ただひたすら金メダルを目指していて、
怪我というアクシデントで完全にその夢が断たれます。

そして、苦しみの果て、
新しい目標を見つけて、迷いが吹っ切れて
その新しい目標にひたすらぶつかっていく…
そういう状態で物語がスタートしています。

非常にわかりやすい。

わたしの場合は、ひたすら…というより
盲目的に職業映画監督、職業業界人を
目指していた時期がありました。

映画ばっかり作って暮らせれば幸せだろうと
思い込んでいたんですね。

でも、それは迷いなくひたすら…
というのとは色合いが違いました。

周りからはそう見えていたかもしれませんが
わたしの中では違っていた。

今にして思えば…ですが、
そのひたすらは、ただの「思考停止」でした。

その証拠に、学生時代から、
なんとか就職せずにビジネスになる道を
模索し続けていました。

結局、その答えを見いだせないまま、
流されるまま、わかりやすいイメージ通りに
就職をしてしまっただけ。

そのことはわかっていましたから、
就職してからも、『自分で興す』ことに焦点を当て、
実際にサービスを考えて広告を打って
お客さんを見つけてきたりしていました。

だから、結局はせっかく就職した“業界”も
1年足らずで辞めて九州に戻り、
そこからは『自分で興す』ことをフツフツと燻りながら
生活のために非正規で雇用されていたわけです。

ところが、正社員となると
「他にやりたいことがあって、
生活のために働いている」
なんてことは言えないわけです。

例え本音がそうであったとしても、
そういう姿勢で働いていたら
正社員の候補には挙げてもらえないし
もちろん転職の面接でも相手にされません。

かと言って、経歴詐称は罪です。

わたしは正社員を目指して転職活動を
始めたとき、あることに気づいていました。

生活のための仕事と夢を別けて考える必要はない。

どんな仕事でも自分の人生の目標へと
つなげるためのステップにできると。

そして、わたし自身が職業監督、職業作家になれば
自分の“夢”が叶うわけではない。
それは手段であって目的じゃなかかった…
ということに気づき始めていた。

そう考えると、やりたいことは映画作り以外にも
たくさんあることに気づいていたわけです。

ですから、面接のときは、
全てそこから話がスタートしていました。

夢だと思っていたものはただの手段で
夢の本質ではなかったことへの気づき。
そして、今からやろうとする仕事が
自分の新しい夢にどうかかわってくるのか?

それが、その仕事、その会社の利益に
どう繋がっていくのか?

まずはそこからスタート。
だから、映画監督を目指していたことは
必ず最初に話してきました。

もちろん、そこからスタートであって
面接のときにはそれ以外の
アピールが必要なんですけどね。

つまり、夢というのはなりたい職業に就けなかったら
それで敗れるものなのかといえばそうではない
ということです。

自分という人間が生きていて、
自分以外の人間とかかわっていく限り、
自分を活かして自分以外の人の役に立つ。

そこに必ず“夢”はあります。

元気をもらえるドラマが始まりましたね!!


              全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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