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2016年04月03日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 福井晴敏 著 角川書店 #2 ユニコーンの日(下)」その5 あなたがより良いあなたであるために



本を読む人って多いですよね。

福岡にも大型書店がいくつかありますが
いつも人でにぎわっている。

でも、そこには読書家が集まっていても
書店から外に出て
普通の生活をしていると、
周りからよく言われます。

「本、好きなんですね」
「よく本読んでますよね」

たま〜に、読書家の人で、
相手が何を読んでいるのか?
その本のことを知りたくて聞いてくる人もいますが、
大半の人が、その質問の後に
「私は、本なんてほとんど読む習慣なくて・・・」
「何かいい本あったら教えてください」

と仰る人が多いです。

わたしは出来るだけ本の面白さに触れて欲しいので
そう言ってきてくれた人とは、
いろいろな対話をして、ピンとくる作品があれば
紹介してあげるようにしています。

読む読まないはその人が決めることですが、
本というのは色々読むうちに、
楽しみ方がわかってきて、
人に聞かずに、自分の臭覚で選べるようになる。

そのキッカケになれるなら、
初めは紹介された本でも良いのですから。

わたしが対話をしてから紹介するのは、
もうひとつ理由があります。

タダの話題作りでわたしの本をキッカケに
話を始めたのか?
あるいは、もっと他に何か理由があるのか?

その人が、自ら成長をしようとしている時なのか?

そんなことを、その対話から感じとりたい、
その人にとってその時がどういうときなのか
それによってこちらのインスピレーションも
違ってきますからね。

特に、子どもが読書しないから?

なんて言っている親御さんには、
まずは自分がどんどん本を読んでみてください。

って、思っています。



小説を読む、マンガを読む、
映画を観る、ドラマを観る・・・
物語に触れるのはとても楽しいことです。
でも、ただ消費する娯楽ではなくて、
それらを楽しむことに、どれだけの深さがあるか?
ぜひぜひ感じて欲しい。

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」
第2巻 福井晴敏 著 角川書店 「ユニコーンの日(下)」

の中に次のような文章がありました。
以下、引用します。

 カーディアスはそこで、
勤勉実直な努力家とひと括りにされる者たちの中にも、
二種類の人間がいることを知った。
ひとつは、誰かに認めてもらうために、
なにかを為したいと思う人間。
もうひとつは、
なにか為さねばならないことがあって、
結果的に周囲から認められる人間。
前者は、
周囲の評価が前提としてあるがゆえに、
大事な局面で決断力が鈍る。
対して後者は、
目標が常に前方に設定されているため、
目先の情実や良心にかかずらわって
必要な決断をためらうということがない。

(P173より引用、改行はブログ筆者)



こういう文章に出会って、

「自分はどうだろう?」

って考えるだけでも、
物語に触れる意味ってあると思いませんか?

本を読みなさい・・・

なんて、親や先生が言うときに
読解力や漢字の訓練のために言うことが
最近は多いようですが、
読書家から言わせれば、
それはもちろん自然と付いてくることですが、
自分との対話が自分の成長につながることを知っている。

本を読みなさい・・・

その一番の理由、深みはそこにあると思います。

わたしがストーリーセラピーで
映画など映像作品を中心にしているのも
同じ理由からです。

登場人物たちの感情や葛藤などなど
そういうものと照らし合わせて
自分を見つめ成長していく。

もともと物語って理屈では説明できないことまで
感じさせて考えさせる力がある。

だから、わざわざ物語なんですよね。

本を読みなさい・・・

成績を上げるために?
話題作りのために?
教養のために?

それも悪くはないし、
そこからスタートでももちろんいい。
ぜひスタートして欲しいです。

でも、成績を上げるのが、
話題を持っておきたいのが、
教養が欲しいのが、

誰かに認められるため・・・

だったら?

良い、悪い、ではなくて、
それだと大事な局面で
「あの人は認めてくれるかな?」
って考えちゃって迷う。

自分が何のために今の行動をしているのか?

自分がどう生きたいか?
どんな人間になりたいか?

それが自分の中から発するもので、
人がこういうから、人に良く思われたいから・・・
というものではないのなら、
迷うことがあっても自分でしか決断できないし
その答えが出るのに時間はかからない。

本を読んでいれば・・・
物語に触れて、自分を見つめていれば・・・

自然と、自分というものが見えてきて、
『周囲の評価が前提にある者』
ではなく
『目標が前提にある者』
になっていくはずですよ。

            全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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