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2016年03月02日

「エリジウム」バカになる覚悟で命を燃やせる幸せな基準



坂本龍馬は幕末のヒーローです。

でも龍馬の企てが失敗していたら
大犯罪人として歴史に名を残していたかも…

今の時代は、経済的であったり
社会の仕組みそのものの
“戦国時代”だとか“幕末”だとか言われます。

それだけ基盤そのものの
大変革が求められている時代です。

でも、そのためにはこれまでの常識を壊して
新しいことを始める必要がある。

でもそれって、
失敗したら笑いものになるかもしれません。

法律を犯して犯罪者にはならなくても
「おバカさん」呼ばわりをされる危険性はある。

でも、その危険を冒せる人が求められている。
新常識を作る人が求められているし、
実は、そこかしこですでに
そういう人たちが動き始めていますよね。



多忙を理由に、少し映画から遠のいていますが
それでもわたしの原点は映画。
日々大量に出てくるエンターテインメント作品ですが、
多くの作品が見ないまま意識の外へはじかれていく
悔しさを味わっています。
そんな中、数年前のハリウッド映画に手を伸ばす機会がありました。

「エリジウム」

を観ました。

舞台は2154年。

地球は荒廃しスラムのような状態になり、
そこで暮らす貧困層は
富裕層に都合のいいルールによる
ひどい搾取に苦しんでいました。

一方、スペースコロニー“エリジウム”は
富裕層だけが生活権を与えられた
パーフェクトな居住空間。

地球で暮らす元窃盗犯のマックス(マット・デイモン)は
今は足を洗い、労働にいそしんでいました。

しかし、労働者をただの道具としかみていない
上層部の心無い対応で事故に合い
残り5日の寿命となってしまいます。

どんなケガや難病もたちどころに直してしまう治療器を求め
マックスはエリジウムへの潜入を決意。

かつてつながりのあった地下組織からの
依頼を受けることと引き換えに
エリジウム行きの手段を手に入れます。

エリジウム政府高官のローズ(ジョディ・フォスター)が
既得権益と更なる私欲のために
地球の人間を好きなように使おうとしている中、
残り5日の寿命を懸けた戦いに挑むマックス…



「第9地区」や「チャッピー」の監督さんの作品。
ちょうどその2作品の間に作った作品らしく、
内容も中間的な雰囲気です。

初めて見る妙にリアルでグロイSFモノの「第9地区」
そのSFを未来への警告も含めつつ
名作の域にまで持ち上げた「チャッピー」

「エリジウム」はその両方が少しずつ入っている感じ。

マックスは元窃盗犯です。

今回の命がけのミッションも犯罪行為です。
そのミッションをお膳だてするのも
アングラの犯罪者集団です。

しかし、彼らの戦いは、
既得権益を傍受し、
いい技術や環境を独り占めしている人たちから
その技術や環境を開放する方向へ向かいます。

これって、構造を見ると幕末の志士たちと
似ていますよね。
幕末に限らず、革命のヒーローたち…

彼らは、革命が成功したからヒーローですが
失敗していたら国を転覆させようとした
大犯罪者ということになってしまう。

別に犯罪を犯せとも言わないし
わたしも犯罪を犯すつもりはないですが、
わたしたちはまさに今、
古い社会の仕組みからどう脱皮するか?
が問われている時代を生きています。

そんな中で彼らの志からは
学ぶべきことはやはり多いと思います。

特に今は、法律がどうとか大勢がどうとかではなく
一人一人の中にある“常識”という意識の転換が
求められている時代ですよね。

非常識なことを言ったりやったりすると
「バカなヤツ」と指を差されます。

失敗したら「そら見たことか」と言われる。
でも、成功したら世の中の
新しいスタンダードを作ったヒーローです。

実際、個人レベルからそういうことを
成し遂げた人たちがいますよね。

ジョブズやザッカーバーグなんて
その代表格でしょう。

そこまでにはならなくても、
日本にも個人レベルで
常識に縛られない活躍をしている人たちもいます。

彼らも、失敗していたらただの「おバカさん」扱いを
されていたのかもしれません。

いや、実際に失敗の方が多いでしょうから
実体験として「おバカさん」扱いされてきたでしょう。

それでも自分の中にある“非常識”を信じて
行動を起こし続けている。

それって、犯罪者になるかヒーローになるか?
とにかく自分の思いを信じた
革命のヒーローたちと同じですよね。

忘れてはならないのは、
今回の映画でも描かれますが、

マックスは最初は自分のために
エリジウム行きを決めますが、
幼馴染の女性と、その娘との出会いがきっかけで
彼の中でも何かが変わったようです。

誰のために命を懸けるか?

がシフトするんですね。

まず最初に大事なのはここなんだと思います。

これからの時代の新常識を作り出すという
ある意味の“革命”も
その核の部分があるかどうかが
ただのわがままなのかどうかの
分かれ目なのかもしれません。

その核を確認したら、失敗を恐れず
自分を懸けて全力でやる。

自分の全力を懸けるに値する存在がいるって
幸せなことですよね。


               全ての物語のために













posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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