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2016年02月14日

アニメ「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー) #2 A good beginning makes a good ending.はじめが肝心」わからないから怖い。怖いから攻撃する。でも攻撃されれば牙をむくよね?じゃあどこで終わらせるの?始めないことも大事だよ。



家族に脅威が迫ったら
わたしはその脅威を憎みます。

その脅威の正体が人なら
怒りをぶつけるし阻止しようと攻撃するでしょう。

自然災害、天災なら、
神を憎むかもしれません。

でも、わたしの大切な人や
わたし自身を攻撃してくるモノの
その攻撃からわしたちの身を守ろうとはするし
その敵をこちらが傷つけることもあるかもしれない。

でも、例えば、わたしの大切なモノを
奪われたからと言って、
関係のない相手の家族を傷つけたりはしない。

そういう“仕返し”は違うとわかる。
敵本人が、再び脅威になる可能性があれば
当人への対処をする。

それが真っ当な話だと思います。

それがわからないと、
憎しみが憎しみを生み、
仕返しの仕返しでいつまでも争いは終わらない。

だから、“脅威”への警戒心からくる
本能的な自分自身の“怒り”“憎しみ”には
しっかりと目を光らせておかなければならない。

平和な国の中で繰り広げられる
身近な人たちとのいざこざも
コレができるかできないかで
結果は全く違ってきます。



「信長協奏曲」のテイストに、もうしばらく触れたくて
同作家の別作品を楽しもうとこの作品を選んでみましたが、
大正解でした。

アニメ「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」

第2話
「A good beginning makes a good ending.はじめが肝心」
を観ました。

新しい雇い主の命令で、
ワイルドタイガーこと虎徹の相棒になったのは、
バーナビー・ブルックスJr。

先日の『HERO TV』での
キング・オブ・ヒーロー発表式のときに
本名を名乗り、平気で顔出ししていた新人ヒーローでした。

目立ってポイントを獲得することが第1の
バーナビーの考え方は、ヒーローとして
自分なりのポリシーを持っている虎徹とは相容れません。

バーナビーも、会社からの命令とあり
仕方なく虎徹とコンビを組んでいる状態。

巨大石像が暴れ回る事件で初めて行動を共にする2人。

自分のやり方を見せ付けようと躍起になる虎徹ですが
慣れない新スーツの扱いに手間取り、
バーナビーの足を引っ張ってしまいます。

会社からも
「虎徹の立場はバーナビーを引き立てる2番手」
として、念を押されるのでした。

その日は、離れて暮らす娘・楓(かえで)が
スケートの発表会でシュテルンビルトの会場に来ていました。

久々の再会の約束もあり、
虎徹は事件解決を焦るのですが、
お互いをまったく信用していない虎徹とバーナビーは
全く息が合わず、楓が危険にさらされてしまいます。

虎徹は必至で楓のもとへ駆け寄るのですが…。



今回の話で、虎徹がヒーローを目指すようになった
大きなキッカケが描かれます。

少年時代に強盗事件に巻き込まれて
ヒーローが助けに来ます。
しかし、少年虎徹が人質として
囚われてしまいます。

ヒーローもうかつに手を出せない。
少年虎徹は恐怖で感情が高ぶり
ハンドレットパワーが発動。
何もしないのに虎徹を羽交い絞めにしていた
強盗は吹っ飛んでしまいました。

ヒーローが虎徹に手を差し伸べると
少年虎徹は自分に触るなと言います。
『NEXT』のパワーが発動しているときは
人を傷つけてしまう…だから触るなと。

その表情から、少年虎徹が『NEXT』であることで
周囲からどんな扱いを受けているのかが伺えます。

しかし、ヒーローは言いました。

「それは違う。その力は、
みんなを助けるためにある力なんだよ。
これからは、君がヒーローだ」

わずか1〜2分で描かれるシンプルなエピソード。

『NEXT』はハリウッド映画の「X-MEN」シリーズの
『ミュータント』と同じですね。
突然変異で特殊能力を持った新種の人間。
『ミュータント』たちも迫害を受け
普通の人間を憎むようになってしまう人たちと
迫害を受けても人間を守ろうとする人たちが
結果的に争うという物語です。

自分にないモノ、自分が理解できないモノ
を持っている人のことを不可解に思い。
その不可解さを「気持ち悪い」と思ってしまう。

何が起こるかわからない。
あるいは自分には出来ないことができる。
ということは自分には太刀打ちできない“脅威”。

つまり、反射的に自己防衛本能である
“怒り”の対象になってしまうわけです。

わかりますよね。

他民族を迫害したり、よそ者を毛嫌いしたり…

それは、『知らない』『わからない』ことからくる
恐怖への本能的な防衛策。

でも、それでは動物です。
人間の脳は使われていない。

そして、反感と敵意を向けられると
向けられる側だって
当たり前ですが警戒せずにはいられない。
するとこちらもまた自己防衛で怒りが発動する。

なぜ、『ミュータント』や『NEXT』のような
突然変異、得体のしれない化け物を描き
ホラー映画ではなくヒーローとして
物語で描くのでしょうか?

なぜ、そういうものにわたしたちは感動するのでしょうか?

本当は争いを求めていないし
信頼できる人に助けてほしい
信頼されて助けてあげたい…

そういう強い願望がこれも人間という
種の本能レベルでわたしたちの中に
刻まれているからではないでしょうか?

そういう本能が喜びを感じるから
このような物語に心地よさを感じる。

だとすると、やはりヒーローたちの在り方から
わたしたちが今、幸せになるために
学び取れることがありますよね。

他者から見て不可解、気持ち悪い
と思われているようなことでも
そういう扱いを受けていることに
怒りを向けて抵抗するのではなく
それを人のために使おうとする。

つまり、無益な争いを断ち切るには
自分の“怒り”と向き合うことからしか
始まらない。

こちらがそうあろうとしても
攻めてくる相手がいれば戦わなければ
身を守れないわけですから、
わたしたち人間の永遠(に近い)のテーマ
なのですが、それでも歴史は
争いを減らしてきました。

本当の人間の総意はそちらに向いているはず。
だからわたしたちは
こんな物語に惹かれるんですよね…?

わからないから怖い。怖いから攻撃する。
でも攻撃されれば牙をむくよね?
じゃあどこで終わらせるの?
そもそも、争いを始めないことも大事だよ。

じゃあ、はじめないためには、
“怖れ”や“怒り”の正体を見極めなきゃね。
ということです。

この第2話のタイトル
「A good beginning makes a good ending. はじめが肝心」
とても深いですよね。


                 全ての物語のために













posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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