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2016年02月07日

ドラマ「ナオミとカナコ #3」今よりはマシ?…本当にそう?思ったより切迫している日本人の情緒の問題



本当に、物質を求めすぎたからなのでしょうか?
本当に、想像力の欠如のせい?

情緒不安定…

自分で自分の心を成長させられない大人が
人の命を奪ったり、自分で命を絶ったり、
人を殺すしかないと思わせたり、
子供が子供の命を奪うような事態を招いたり…

平和なはずの日本で
その平和を感じられずに
怯えて生きている人がたくさんいる。

自分で自分を成長させられない大人は
他人や自分に怒りや絶望をぶつけます。

そんな感情が心地よいわけがない。
そんな日々が本当の意味で
愛しみを感じる幸せな日々であるはずがない。

怒りに溺れず、絶望に負けずに生きる知恵
心の知能指数…EQ

この言葉が流行ったのは何十年も前ですが、
日を追うごとに、この国には
この言葉の必要性が切迫感をもって
増してきているように感じます。



時間捻出術もなかなかうまくなってきましたよ。
そうでないと、複数の仕事をしながら、
そしてまた勉強もしながら、
毎日ブログを書きながら、ドラマを観る時間なんて
捻出できません。

ドラマ「ナオミとカナコ」

第3話を観ました。

小田直美(広末涼子)に連れられて
チャイナタウンにやってきた
服部加奈子(内田有紀)。

そこで見たのはDV夫、
服部達郎(佐藤隆太)にうり二つの中国人、
林竜輝(佐藤隆太/二役)を見て驚愕します。

林は、直美の顧客・李 朱美(高畑淳子)の
中国食材輸入会社の従業員でしたが、
パスポートを持たず不法滞在であることが発覚し、
クビになったのでした。

直美は、そんな林を
達郎の替え玉にすることで、
達郎殺害がばれない方法を考えていました。

殺害後に、達郎のパスポートで林を海外に出国させれば、
達郎の死体が見つからない限り、
警察は失踪事件として扱うはず…。

さらに、直美から綿密な計画を聞いた加奈子は、
動揺します。

後日、林は200万円の報酬と引き換えに、
達郎になりすまし、日本を出国する仕事を引き受けます。

その頃、達郎に再び暴力を振るわれた加奈子は、
達郎殺害に少し前向きになります。

別の日、直美は、
金持ちの顧客・斎藤順子(富司純子)を
達郎に紹介するため、
達郎とともに順子宅を訪ねました。

高齢で軽度の認知症を患っている順子は、
直美を全面的に信頼していて、
直美の勧めで
達郎の銀行に口座を開設することになっていました。

新規の顧客獲得を喜ぶ達郎。

しかし、既にそれは直美の計画の第一歩でした。

一方、加奈子は、林を達郎に仕立てるため、
林のアパートを訪ね、
左利きの林が右手で達郎のサインするための
特訓を始めていました。

直美と加奈子は、達郎殺害を
翌週の金曜日と決め、着々と準備に取り掛かります。

その頃、達郎の姉で
大手不動産会社に勤める服部陽子(吉田羊)が、
葵百貨店外商部に現れます。

陽子の会社が建設を進める
超高級マンションの監修に、
百貨店の顧客である
画家の黛を紹介してほしいといいます。

陽子に意見を求められた直美は、
自分の考えを的確に話します。

そんな直美を陽子は気に入ったようです。



加奈子が覚悟を決められないままでも
直美は困惑しながらも達郎を殺害するという
決意を持って淡々と準備を進めていきます。

加奈子が覚悟を決めるまでの物語。

彼女たちは、達郎が生きている限り
加奈子がずっと苦しまなければならない
という結論を出しています。

だから殺すしかないと。

でも、加奈子の願いは水を苦く感じない
普通の生活ができること…

こんなことを書くと、やっぱり男のわたしには
女性が持つ本能からの恐怖を
理解することはできないと揶揄されるかもしれません。

でも、やっぱり、
「人を殺して、普通に幸せに生きていけるかな?」
と思ってしまいました。

達郎が居なくなることで、
もしかすると水は苦く感じなくなるかもしれません。

でも、いままでとは違う
大きな罪を背負うことになる。

「じゃあ!どうすればいいの!?」
と言われても、わたしは答えを持ち合わせていません。

例え、大きな罪を背負うことになっても
一生怯えて生きるよりはマシ。。。

きっと、そう思うから決断したのでしょう。

でもやっぱり、「本当にそう?」
という問いかけはして欲しい。
何度でも強く。

わたしの場合、家族が同じような目にあっていたら
もっと早く同じ結論に達してしまうかもしれません。

でも、幸せになってもらいたい家族には
そんな大罪を背負って生きる人生も
送らせたくない。

こうなってくるとアメリカの傑作ドラマ
「ブレイキング・バッド」の世界になっていきそうです。

「ブレイキング・バッド」がクールだったのは
「本当にそう?」と問いかけて終わらずに、
その問いかけに「そうだ」と答えて
突き進んだ結果、どんどん悪くなっていく様子を
これでもかというくらい冷静に描いて見せました。

原作を読んでいないのでわかりませんが
「ナオミとカナコ」はこの先何が描かれるのでしょうか?


わたしは直美と加奈子がどうすればいいかの
答えを持ち合わせていません。

感じるのは、現実に加奈子の苦しみを
実は多くの女性が抱えている。
多くの子供たちが抱えている。

精神的DV…つまりモラハラで
苦しんでいる男性も入れれば
多くの人たちがこの苦しみを抱えているだろうと
容易に推測できるということ。

「殺すしかない」と思うような状況が
この国のどこで今すぐ起きても不思議じゃない
ということです。

そのことから言えるのは被害者はもちろん
加害者になる人も含め
日本の社会における日本人の
心の問題は、実はかなり深刻に切迫している。

ということではないでしょうか?

わたしがこのブログを通して、
自分自身と向き合うことを何度も訴えて
感情的に自立することを何度も訴えて
自分自身を幸せにすることを
何度も何度も訴えているのは、
こういう切迫した状況に
なんとか歯止めをかけたいからです。

偽善でもなんでもありません。

わが子やわが子の子が生きる今後の社会を考えたら
決して他人ごとではないからです。

達郎が、本当の意味で自分の幸せに気づければ
本当の意味での感謝が芽生えます。
感謝は自分の生、他者の生なんて関係ありません。
自分を取り囲む世界のすべてに感謝する。
そしたら加奈子のような被害者も生まれない。

だから、自分を幸せにするということは
世界に対するわたしたちの責任なんだと思っています。

だからわたしは何度でもこのブログを書きます。
わたし自身が幸せに育つ過程で
いつもそばにあった“物語”の力を借りて…


            全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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