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2016年01月18日

「SPIRIT スピリット」“悪いこと”にブレーキをかけた後は、こうする



実生活に影響を与えてしまいそうなほど
感情的にマイナスになってしまったため
全5シーズン中、シーズン2の最後で
ギブアップして、観るのをやめたドラマ、
「ブレイキング・バッド」

感情がバッドになる前に、
鑑賞にプレーキをかけたんですね。

でも、作品は最高レベル。
いつか最後まで観たいと思っていました。

そこで、約1年後の今月上旬。
妻と息子が家を空ける2週間の間に
感情を整えてから、一気に観ることにしました。

気持ちを整えてから視聴再開したので
最後まで観ることがでいましたが、
主人公のバッドはブレーキがかかりながらも
転がるようにどんどんバッドな状況になっていきます。

それに呼応して、観ているわたしの感情も
どんどんバッドになっていきます。

10日間ほどかけてシーズン2のラストから
シーズン5(ファイナル・シーズン)の
本当の最終回まで一気に観たので、
どっぷりとその世界につかっていたことになります。

そうなると、もう、“悪くなるしかない”
みたいな、本当にバッドな感情になる。

涙を流しながら最終話を見終えたのが
休日の前の日。

明日は、また、心を整えよう。
マイナスの現実も受け止めながら
自分でグッドな気持ちになれるような作品に力を借りよう。
そう決めて眠りにつきました。



ジェット・リーが最後の武術映画にする
と明言して挑んだ作品

「SPIRIT スピリット」

をみました。

天津でも指折りの武術家を父に持ち、
幼いころから負けん気が強く
武術に興味を持ちながらも、
喘息もちであるわが子のことを心配した両親から
武術を禁じられていたフォ・ユンジャ(ジェット・リー)

それでも父の訓練を盗み見ては
自主的に訓練をしていました。

やがて鍛えられて強くなったのか
父の後を継いだフォ。

目指すは天津一の武術家!

しかし、強いことが正義という
高慢な人格が災いを招きます。

かねてから張り合っていたライバルと
一対一の血統をして、相手を死に至らしめてしまうのです。

そこから、悲劇のどん底へと突き落とされるのは、
一晩で充分でした…。

そして、すべてを捨て流れ着いた辺境の村で
農夫として働き始めたフォ。

幼いころに母親に言われていた「本当の強さ」
とは何かを悟り、両親とライバルの墓参りのために
故郷に帰る時が来ます。

そんな彼の目に映った街は、
西洋文化が流れ込み、中国人が差別されている
残念な現実でした。

改めて、自分がやるべきことに向き合うフォ。

そんな彼に異種挌闘技戦が舞い込みます…。



精武体育会という流派の壁を取り払った
武術の組織を作ったフォ・ユンジャの物語。
(日本では 霍 元甲=かく・げんこう とも読まれるようです)

フィクション色も強いですが
事実に沿った部分も多く、心打たれる部分も多いです。

ジェット・リーはご存じのとおり
今でもカンフー映画、アクション映画に出ていますが
彼の言う“最後の武術映画”とは、
武術とは何ぞや?みたいな真理や哲学を表現する
ドラマを表しているのでしょう。

たしかに、それ以降は
エンターテインメントの舞台で武術を披露しても
武術のなんたるか…
という哲学的な作品には出ていません。

この映画の中のフォ・ユンジャは、
前半で、とにかく強さを求めます。

しかし、強さの誇示は、恨み憎しみをばらまき
やがて自分の身に跳ね返る。

まさにこの時期のフォの生き方は
「ノンブレイキング・バッド」だったのでしょう。

ブレーキは一切踏みません。
エンジンが焼切れるほどアクセル全開、
ターボ全開で突っ切ります。

そしてオーバーヒート。

「ブレイキング・バッド」のウォルターは
家族を守るために“バッド”に進みますが、
フォは家族を守れませんでした。
でも、自分は生きている。

ウォルターとは別の最低最悪状態です。

そして、絶望の果てに流れ着いた辺境の村で
農夫として自然の恩恵を受けながら数年暮らすことで
自分の内面と向き合い、
幼いころからの母の教えの意味をやっと理解する。

そして、自分の才能を世の中のために
貢献しようと再び彼の人生が動き始める。

最低最悪の“バッド”からの復活です。
更生の物語ですね。

まさに、自分に起きることは
自分の心の状態の写し絵。

鏡を見て鏡の中の自分の姿を正すためには
鏡の中の自分を触ろうとしない。

自分自身を正すはずです。

乱れながら悲しんだ気持ちのままだと
マイナスの現実を引き寄せかねない。

だからわたしは、この作品を
「ブレイキング・バッド」を見終えてた翌日に
まず鑑賞しようと思ったわけです。

何度見ても、やはりいい映画です。


               全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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