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2015年12月28日

アニメ「ルパン三世(第4シリーズ) #11 イタリアの夢 前篇」成功の鍵、レバレッジの命とは?



物事が上手くいくためには、大きな原因があるようです。

1989年4月1日、エイプリルフール
日本テレビ系の『土曜スーパースペシャル』枠で

「ルパン三世 バイバイ・リバティー危機一髪」

という、「ルパン三世」史上初の
2時間テレビスペシャルが放送されました。

1987年にOVA作品として制作され
劇場でも公開された

「ルパン三世 風魔一族の陰謀」

は、アニメーションとしての質は高かったのですが
メインキャラクターたちの声を全員一新して
ファンや本家の声優さんたちの怒りを買い不評。

それに対して、満を持しての本家復活で登場したのが
「バイバイ・リバティー危機一髪」です。

それだけに制作陣も気合が入っていたのでしょう。
とにかく面白い。
テンポもスケールもキャラクターも
「これぞルパン三世!!」と、ファンを納得させる傑作でした。

その後、翌年1990年の夏休み直前に、同じスタッフで、
放送枠を『金曜ロードショー』に移しての、

「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎」

をキッカケに、『金曜ロードショー』で
年に一回のお祭りとして「ルパン三世」が
テレビに帰ってくるようになりました。

しかし、恒例となりすぎたせいか
一時期はその質を疑問視するファンも増えます。
長い低迷期が続くのです。

そんな中で、ルパン三世役の山田康雄さんが亡くなり
栗田貫一さんにバトンタッチしつつも
毎年ルパンはテレビに帰ってきていました。

作品の不評が続く中、突如登場したのが
2009年の『金曜特別ロードショー』

「ルパン三世VS名探偵コナン」

アニメを作っている会社と放送会社が同じことから
原作の出版社の枠を飛び越えての競演。

双方のキャラクターを見事に配置して
ルパン側にもコナン側にも見せ場を作って
高い質で完成され話題になりました。

その後、ルパン役の栗田貫一さんと次元大介の小林清志さん以外
全員が世代交代し、毎年の単体でのスペシャル版が続く中、
金曜ロードショーでの反響に後押しされての2013年の劇場版

「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」

も大ヒット。

「ルパン三世」を見て育った人たちが
作品の質を意識した「峰不二子という女」や
「次元大介の墓標」などのスピンオフ作品も注目されて
いい流れを作り始めたところで、
イタリアを舞台に限定した30年ぶりのテレビシリーズ…
現在放送中の「ルパン三世 PARTW」(第4シリーズ)
の制作が発表されました。

舞台となるイタリアでの先行放送の後に
逆輸入として日本で放送という異例のプロジェクト。
世界中のファンの声を受けての復活ということも言えるのでしょうか?

この第4シリーズ。

毎話、なかなかのクオリティーで
安心して楽しめます。

毎年恒例の2時間のテレビスペシャル版よりも
毎週30分のこっちの方がず〜っと面白いじゃない!!
と、きっと多くのファンが思っているのでは??(笑)

でも、この第4シリーズの質の高さには
一つの大きな『支点』が功を奏しているのは間違いないでしょう。

それは、あらかじめ放送回数を決められて
制作されているということ。
それから舞台がイタリアと決められていることも
一役買っていそうです。

つまり『支点』は限定性。

昔のテレビシリーズは人気が続く限り
毎週放送されていました。

そのうち、ネタが尽きたり、飽きられたりして
視聴率が落ちると最終回を迎える…

そういうシリーズが多かったわけです。
「ルパン三世」で言えば
毎年恒例となっている2時間スペシャルも
年一回とはいえ、エンドレスな感じが否めない。
そういう部分があったのではないでしょうか?

最近のアニメは「ジョジョの奇妙な冒険」などを
観ていても思いますが、
作品のクオリティーを重視するために
1クールか2クールで区切って
全何話と決めて制作されているものが多いようです。

人気があっても一旦はそこでちゃんと終わらせる。

それが、今回の「ルパン三世」の新シリーズの
質の向上にも大きく貢献しているようですね。

だからこそ集められるスタッフ陣というのも
あるのでしょう。

舞台が限定されることで作品には統一感も出るし、
設定も深く作りこむことができます。

いいスタッフを集めて、作品の質を上げるお膳立てが
この限定性によって整ったのではないでしょうか。



さて、そんな中、ちょうど半分。
1クール目のクライマックスが今回の第11話と
その次の第12話に当たるのではないでしょうか?

アニメ「ルパン三世(第4シリーズ)」

第11話 「イタリアの夢 前篇」を観ました。

「イタリアの夢って、何?」
何かに気付いて深夜に外出するレベッカ。

しかし、レベッカが出向いた先にはなぜか
イギリス諜報機関MI6のエージェントたちがいました。

お互いに「なぜここに!?」
と驚きながらも、数に負けたレベッカは
MI6に誘拐されてしまいます。

レベッカ救出に力を貸してほしいと頼まれたルパンたち。

誘拐される前レベッカは、
ある天才科学者が遺した書物を解読しようとしていたとのこと。

MI6も口にしていた「イタリアの夢」という言葉とも
深い関係がありそうです。

レベッカが監禁されているMI6の隠れアジトは
厳重な警備体制とエージェントの精鋭達が
待ち構えているのでした…。



2016年、新春1月8日には『金曜ロードSHOW!』で
スペシャル版も放送されるようです。
しかも、現在放送中の第4シリーズのスペシャル版。

題して「イタリアン・ゲーム」

青ジャケットルパンのまま『金曜ロードSHOW!』に登場です。
今の第4シリーズが、しばらく続いてきた
2時間テレビスペシャルよりも
ずっといい出来なので期待しちゃいますよね。

予告編を見たらレベッカとの結婚シーンがあったので
一瞬、総集編かな??と思ったのですが、
本筋はテレビシリーズとはまた違うお話のようです。
(そうであって欲しいという願望です)

さて、今回、第11話でのルパンたちのミッションは
レベッカの救出。

つまり、盗み出すターゲットがレベッカということです。

場所は一切の隙がない厳重な警備システムにプラスして、
コンピュータだけに頼らず人間の力も使って
MI6の精鋭部隊で固めてあるという
超強力なMI6のアジト。

30分の話で、ルパンは一体全体どんな方法で
レベッカを“盗み出す”のか!?

まだ観ていない人のために、
答えはバラせませんが、
ヒントを出すと…

どこに支点を置くか…?

ということにつきます。

「テコの原理」って学校で習いましたよね。

重いものを持ち上げるのに素手だと無理でも
棒などをかませると軽く持ち上がる…
というアレですね。

ビジネス書や実用書、投資などの世界では
レバレッジという言い方をします。

むやみやたらに事に当たるより
レバレッジを効かせて、最小の力で最大の効果を出す。

素晴らしいですが、実は大切なのが
テコの棒をかませるときに
“支点”をどこに置くか…ということです。

テコの命、レバレッジの命ですね。

これは、シンプルに支点と棒で重い物を持ち上げる…
と考えると、当然持ち上げる物に近い方がいいですよね。

テコの原理を応用して、組み合わせて使う場合は
この限りではありませんが、
それも原点はこのシンプルな原理の組み合わせです。

今回のルパンたちも、
そのテコの支点のつかみ方が絶妙でした。

敵という言い方をするなら、
敵の急所、敵の喉元、敵の盲点…

今、抱えているわたしたちの問題にも
ひとつひとつ、その支点を見つけるという視点を持てば
思った以上にシンプルに解決できるかもしれませんね。

問題の根は、意外とシンプルだということ。
その支点を決めてテコを効かせてみましょう。


                全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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