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2015年12月29日

ドラマ「スクール!! #8」正しいことは一つじゃない。それを教えるのも教育のうち。



数年前、まだ息子が2-3歳か、
もしかするともっと前?

妻と意見が衝突したことがありました。

内容は忘れましたが、
妻が息子に教えたこととは違う意見を
わたしが語った時です。

妻が怒り出しました。

曰く、「子どもを惑わせないで!」

わたしとしては父親と母親の意見なんて
違って当然であって、色々な考え方に接して
自分で考える力や、
自分の意見を作っていくものだという信念があるものですから、
妻の意見を否定はしないけど
違う意見があることも示すべきだと反論しました。

言いながらも、さすがにそれはまだこの子には早いのかな…?
なんて迷いながら、意地を張ってムキになっていたので、
その自分を感じて、
「まあ、まだ小さいから今は無理をしないでおこう」
と引き下がりました。

しかし、今では平気で違う意見、違う視点を言います。
妻も今は意識して色々な考え方があることを
気付かせようとしてます。

「こう考えたらこう感じるよね」
「見方を変えたらこういう意見もあるよね」
…と、学校で起きた問題であったり
ニュースや時にはバラエティ番組を見ているときでも
そういう話になることがあります。

正しさは一つではない。
色々な視点によって変わっていくもの、
自分で考えて感じて、
その時々人生を切り開く力をつけるには
とても大切なことですよね。



雑誌で年末年始の番組表をチェックして、
バラエティ番組ばかりで映画やスペシャルドラマに
いまいちパンチ力を感じなかったので、
レンタルショップでまたドラマのまとめ借りをしようかな…
なんて考えています。ワクワクは自分で作る!(笑)

ドラマ「スクール!!」

第8話。

教育委員会側では、新宮小学校が廃校の候補に挙がっている!

委員会の担当から直接その話を聞いた成瀬(江口洋介)は、
何としても学校を守ろうと誓います。

そして、一緒に話を聞いていた脇谷副校長(塩見三省)に、
当面この件を内密にするよう頼むのでした。

学校へ戻った成瀬。
見ると5年生が校庭で体育の授業をやっていました。

今まさにスタートを切ろうとしていた児童、
原翔子(荒川ちか)が突然、その場にしゃがみ込みます。

大橋先生(塚本高史)が駆け寄ると、
翔子は過呼吸を起こしている様子。

保健室に運ばれた翔子はなんとか落ち着きますが、
保健教員の岡本幸恵(市川実和子)は、
翔子の様子からいじめなど、
過度のストレスにさらされているのではないか?
と大橋と成瀬に言います。

しかし、大橋も成瀬も翔子はいじめる側ではあっても
いじめられるというのはないだろうと首をかしげます。

そのことを職員会議で
「翔子が何かに怯えているようだった」と報告すると、
桐原(西島秀俊)が家庭内暴力(DV)の可能性もあるのでは?
と意見を出しました。

過程でDVを受けた児童が、
学校ではいじめっこになるケースは実際にあるのだと言います。

早速放課後、
成瀬は大橋と共に翔子の自宅を訪ねてみることに…。

玄関のドアを開けたのは翔子でした。
両親は留守にしているとのこと。

様子を確認したいと成瀬が上がり込もうとすると、
翔子が「不法侵入だ」と大声をあげて止めます。

すると、騒ぎを聞きつけて
翔子の兄のアキラ(竹内寿)が奥から出てきます。

アキラは、翔子の学校の校長先生だという成瀬に、
礼儀正しくあいさつを返します。

結局、成瀬と大橋は家に上がれず、引きあげました。

その様子を、2階から見ていたアキラの目には
尋常ではない感情が隠れているようです…。



いつも子供たちのために一生懸命な成瀬や大橋、
武市かの子(北乃きい)や桐原たち。
成瀬の居候先で
かの子の祖父であるミキちゃん(岸部一徳)も巻き込んで
いつも一生懸命な大人たち。

そこには様々な意見が出てきます。

それこそ、正しさは人の数だけある。

今回も大人たちが本気で考えをぶつける中で
次のようなセリフが出てきました。

「正しいことは一つじゃない。それを教えるのも教育のうち」

わたしは少年時代を地元の鹿児島で過ごしました。
生まれてから小学校の卒業まで。

中学からは父の転勤で福岡に引っ越しです。
それと同時に大きく変わったのが
家族の置かれた状況と近所づきあいでした。

鹿児島の地元でも、生活自体は
両親とわたしたち兄弟5人の核家族でした。

しかし、歩いて5分くらいのところには
父方の祖父母の家がありその隣には
伯父の家族が住む家…従妹たちの家ですね…
があった。

隣近所も顔なじみだし。
わたしの家は同じ敷地内に祖父が管理する畑があり
祖父はしょっちゅうリアカーを押して
その畑にやってきて作業をしていました。

お盆や正月には、親せきが集まるのも当たり前。

だから、いろんな大人たちとの距離が
とても近かったんですね。

そんな状態から、福岡での鉄筋マンション暮らしです。
一応、母は徐々にお隣ともそこそこ仲良くなったり
父の務め先が数部屋抑えている賃貸マンションだったため
父の職場の顔見知りもいたようです。

それでも、鹿児島の田舎での近所づきあいほど
近い関係にはなれないし、
そもそも親せきづきあいなんて帰省しない限り起きない。

わたしはちょうど中学・高校の
「大人をわずらわしく感じる年ごろ」で
そのような状態になったので、
当時は面倒臭くなくていいななんて
思っていたのものです。

しかし、同時に都会を中心によく言われる
“核家族化”の問題も明らかに感じていました。

面倒臭くないということは危険なことでもあるんだぞと
どこか大人の自分が感じていたんですね。

それは、小学生の途中で引っ越すことになった
妹や弟も似たように感じていたようです。

妻も福岡と北九州の間にある田舎の出身なので
似たような感覚は持っているようです。

今、“家族”というと、
核家族の単位でイメージすることがほとんどでしょうが
そのように移り変わっていく時代を
わたしは肌身で感じてきました。

そこには、心の怠惰というスキをついて
人の成長を止める危険性が潜んでいることを
身を以て感じてきました。

だから、わたしは息子を観ていて
わたし自身の大人の責任として
非常に緊張している部分です。

特に、一人っ子なのでなおさらです。

「正しいことは一つじゃない。それを教えるのも教育のうち」

まだわたしたちが子どものころは
そんなことは意識しなくても
自然とそれを大人たちが教えているという構図があった。

それが、今の多くの日本人の生活スタイルでは
無くなってしまっているということですよね。

だからこそそのことを意識しないといけない。

昔から言われていることなので、学校や地域は、
なんとか地域のつながりを活性化させようと
一生懸命なところが多いようです。

しかし、かく言うわたしも、
だからと言ってPTAなどに積極的に参加していません。
(妻が1年間やってくれたので非常に助かりました)
今の、生活スタイルでは、
そういうことにさける気持ちも時間もない!
という親御さんは多いはずです。

それでも、親である以上は、
目の前に育ちざかりの子どもがいる。

だからこそ、現代の“心の問題”として
核家族化している社会は
誰の家庭にも影響を及ぼしているということ。
どの子にも大きく影響を及ぼしているものだということは
知っておくべきことだと思っています。

「正しいことは一つじゃない。それを教えるのも教育のうち」
だということを自覚しておかなければ、
親の価値観を押し付けるのが教育だという
勘違いを起こしかねません。

これは、わが子の幸せや
家族の幸せを考える上ではもちろん、
地域や社会、国の将来を考える上での
重要事項ですよね。

そういう中で育つ子たちが社会を作っていくわけですから。


                全ての物語のために









ラベル:ドラマ スクール!! #8 正しいことは一つじゃない。それを教えるのも教育のうち。 妻と意見が衝突した 妻が息子に教えたこととは違う意見 妻が怒り出しました 子どもを惑わせないで! 父親と母親の意見なんて 違って当然 色々な考え方に接して 意地を張ってムキになって こう考えたらこう感じるよね 学校で起きた問題 ニュース バラエティ番組 自分で考えて感じて その時々人生を切り開く力をつけるには 成瀬 江口洋介 脇谷 塩見三省 原翔子 荒川ちか 大橋 塚本高史 岡本幸恵 市川実和子 いじめなど、 過度のストレス 桐原 西島秀俊 アキラ 竹内寿 ミキちゃん 岸部一徳 いつも一生懸命な大人たち 家族の置かれた状況と近所づきあい 核家族 お盆や正月には、親せきが集まるのも当たり前 いろんな大人たちとの距離が とても近かった “核家族化”の問題 面倒臭くないということは危険なことでもあるんだぞ 核家族の単位でイメージすることがほとんど 心の怠惰というスキをついて 人の成長を止める危険性が潜んでいる わたし自身の大人の責任 緊張している部分 多くの日本人の生活スタイルでは 無くなってしまっている 現代の“心の問題”として 核家族化している社会は 誰の家庭にも影響を及ぼしている そういう中で育つ子たちが社会を作っていくわけですから
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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