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2015年12月26日

MOZUスピンオフドラマ「大杉探偵事務所 美しき標的編」カッコよすぎてつぶれないために



恋愛に関する情報配信をしています。

マジメで奥手でモテない男性たちのサポートをしている。

その関係で、数人のステキな女性たちに集まってもらい、
男性が女性を口説くことを主軸に、
女性たちの色々な意見を聴く座談会を開いたことがあります。

ステキな女性たちでしたが、
彼女たちは彼女たちでまた自分の恋愛に関しては
いろいろと悩むことはある様で、
わたしがモテない男性たちのために聞きたいことを
ひとしきり聞き終えた後は、
彼女たち自身の“男性への疑問”を
一人で浴びる形となってしまいました。

「男の人って、どんな女性が好きなの?」

そんな直球ど真ん中な質問も飛んできます。

そんなのは人それぞれでしょう!
と言いたいところですが、
まあ、みんなに当てはまるようなことはある。

それを答えました。

「自分の世界を大切にしてくれる人かな…」

その瞬間です。
全員からある反応がありました。
「女だってそうですよ〜!!!!」

その反撃のような勢いにたじろぎました。

みんな、自分を分かって欲しい。

その思いはたぶん、人間である以上
とても自然で根深いものがあるのでしょう。

それが伝わってきて、また自分の中にもある
「わかって欲しい」という気持ちも、
あらためて確認できた、とても有意義な座談会でした。



「劇場版MOZU」は本当は、もう一度観に行きたかったんです。
さすがにお財布事情を考えると「クリード チャンプを継ぐ男」
が観れなくなりそうなので断念。その代わり、
弟に録画してもらったスピンオフドラマが手元に届くのを
楽しみにしていました。

MOZUスピンオフドラマ
「大杉探偵事務所 美しき標的編」


を、やっと観れました。

雑然とした大杉探偵事務所。
警視庁捜査一課の敏腕刑事だった大杉(香川照之)は、
警察を辞めて探偵事務所を開設していました。

仕事はすぐに軌道にのるモノでもなく
妻・恵子(堀内敬子)とは離婚調停中。
娘・めぐみ(杉咲花)とも微妙な関係を保つ状態でした。

そんな公私共に順調ではない大杉の探偵事務所に、
人気女優・百合(飯島直子)と
彼女のマネージャー・かなえ(片桐はいり)が現れ、
百合のボディーガードを依頼してきます。

百合は殺害予告を受け、
彼女の周囲で不可解な事故も起こっているとのこと。

百合の美しさと報酬金に興味をそそられ、依頼を受けた大杉。
探偵だとバレることを防ぐために
「付き人」として百合の警護が始まります。

百合の付き人である聡美(水崎綾女)にこき使われたり、
百合のわがままに振り回されたり、
慣れない芸能界の仕事に辟易する大杉。

ところが、撮影現場で百合が使う予定だった小道具が爆発。
百合は無傷ですみましたが、聡美が軽い怪我を負ってしまいます。

さすがに大杉も、警察に相談するよう勧めるのですが、
かなえは「(百合の)イメージが壊れる」と言って頑なに拒否します。

家族の問題が苦しい状況の中、
見えない脅迫相手から百合を守る気持ちを固めた大杉は、
警察時代からの相談相手で情報通の鳴宮(伊藤淳史)を
無理矢理巻き込んで捜査とボディーガードに
仕事に全力を傾けていくのでした。



かなえが「取り返しのつかないことをしてしまった…」
と猛烈に反省するシーンがあります。

イマイチ滑稽な大杉が、ハードボイルド然として、
余裕のある口調で言います。
「それが人生じゃないか…」

失敗を繰り返して、そこから学んで成長する。
人生とはそういうもんだと…

大杉に何があったのか…
それは2作目「砕かれた過去編」で明らかになるようですが、
大杉にも警察を辞めるキッカケとなった秘密があるようです。

百合は初めから大杉に何度か
「なぜ警察を辞めたのか?」
その理由を聴こうとしていましたが、
大杉が語る機会がありませんでした。

大杉は探偵ですから、百合についてもかなえについても
徐々に調べを進めていき、2人の背景にあるものも見えてきます。

人の過去を知りながら、
守秘義務厳守の契約書にサインする大杉。

人の秘密だけ背負って、自分の事はわかってもらえないまま。
それは、とても寂しい、孤独な在り方です。

娘のめぐみは父がもつ寂しさを理屈抜きで感じているようですが
大杉はその事は知りません。

MOZUシリーズのキャラクターの中で
もっとも庶民的な雰囲気の大杉。

その彼が、失敗を繰り返して成長していくのが人生…
だと語る。
しかも、ちょっとカッコつけたいけど、
いまいちカッコはつかない。

ハードボイルドを気取った滑稽キャラが
本当にハードボイルドな男なのかもしれないな…

なんて、思える作品でした。

わたしたちは「知って欲しい」「わかって欲しい」と願う生き物です。

だから、自分を理解してくれる人がいると
一緒にいたくなる。

このお話は、大杉という探偵が、
百合の思いとかなえの過去を知っていくことが、
結果として2人を救うことになりました。

あなたもそうじゃないでしょうか?
誰かに知って欲しいことあるんじゃないでしょうか?

「そんなにつらかったんだ」
と知ってもらえるだけでいい。
それだけで救われることってありますよね。

でも、自分からそれを相手にぶつけても
迷惑がられてしまうのでは…

そう思うと言えずにしまいこんでしまう。
そして、それよりも相手のことを理解する方を
選んでしまう。

それは、とてもカッコイイ事だと思います。
ハードボイルドです。

基本はそれでいいと思います。
でも、自分のことを理解してくれる人も
見つけてくださいね。

大杉には、倉木と鳴宮、明星がいます。
そして娘めぐみの存在は大きい。

わたしにも「全て」を語れる人はなかなかいませんが
部分的にそれぞれわかっていてくれる人たちがいます。

全ては知ってもらえなくても
「仕事っていろいろあるよね」
「家族を守ろうとすればいろいろあるよね」
とその背景を分かっている人がいるだけでも救われます。

そういう人に、自分のことを全部暴露しなくてもいい。
ただそういう人と接するだけで救われる。

ため込まずに、人と話してくださいね。


               全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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