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2015年12月14日

ドラマ「無痛〜診える眼〜 #9」子どもが自分で自分を守れるように



人が発する波長ってありますよね。

『空気を読む』という言い方がありますが、
部屋の中がどういう空気かわからない状態で
中に入ったとき、
「なんとなく張りつめた空気」とか
「なんか暗い感じ」とか

静まり返っている場合でも感じることがある。

楽しげな声が聞こえるとか、
喧嘩している声が聞こえるとか、
睨み合っているのが見えるとか、
そういうわかりやすい状況ではなくても
部屋に入った瞬間にわかる場合がある。

これってやっぱり人間が発する雰囲気だと思います。
それらを波長として感じ取る。

そういうことだと思うんです。

わたしは警戒心が強いらしく
初めての人と接するときには、
じっと様子を観察しているらしいんです。

ジ〜っと見て値踏みするように
観察しているわけではないですよ。

ただ相手が感じることがあるようです。
会って、最初の瞬間に警戒→観察→信用と
わたしの波動が変わるんだと…

それって、みんなそうなんじゃないの??
って思いますが、とにかく鋭い人たちに
何度か言われたことがあります。

わたしの息子は今10歳ですが、
まだまだ、無防備すぎて危険です。



まだ、1月期のドラマをきちんとチェックできていません。
どんな作品が注目なのでしょうか??
この作品は、自分の中では「思わず当たり」でした。
こういう作品がまたあるといいな。

ドラマ「無痛〜診える眼〜」

第9話を観ました。

警察から逃走中のイバラ(中村蒼)が、
一度白神を訪ね、再び姿を消していました。

院長室に集まった、為頼英介(西島秀俊)、
早瀬順一郎(伊藤淳史)、高島菜見子(石橋杏奈)、
白神陽児(伊藤英明)たちは、南サトミ(浜辺美波)が
イバラに誘拐された可能性があることを知ります。

サトミは病室に血の付いた携帯電話を残して
姿を消していました。

その夜、1人院長室に残った白神は、
デスクに付着したイバラの血液に気づきます。

何かに思い至り、デスクの引き出しを開けると、
保管していたUSBメモリーが消えていました。

一方イバラとサトミはトラックの荷台に身を隠して
逃走していました。

イバラは一家殺害現場で自分を見たというサトミに
何を見たのか教えて欲しかったのです。

彼自身には記憶がありませんでした。

翌朝、為頼が菜見子と診療所にいると早瀬から連絡が入ります。
サトミの携帯電話に残された血液がイバラのものと判明したとのこと。

為頼と井上和枝(浅田美代子)は、
やはりイバラがサトミを誘拐したのか…と話しますが
菜見子はサトミが自らついて行ったのでは疑っていました。

サトミが描く一家殺害の絵と曖昧な記憶に、
イバラが関係していてサトミは記憶を求め、
自らイバラに同行した可能性が高いとみているのでした。

為頼は白神がなぜ無痛治療にこだわっているのかが気になり、
警察署に早瀬を訪ねていきます。

しかし、早瀬は白神に呼び出されてすれ違いに。

白神は早瀬にイバラに犯因症が見えたことを告げ
早瀬を操ろうとしていました…。



サトミはイバラを怖がっていません。
明らかにイバラは一家殺害事件の犯人。
しかもそれを目撃したのはサトミ本人です。
それでも、イバラを怖がらない。

見ているわたしたちもそうです。
薬を飲んでいないイバラは優しさを持っている青年。
危害を加えるとは思えない。

わたしたちはイバラの素性を
物語を通して知っているので、
薬を飲んでいなければ大丈夫なんじゃないか?
と理屈で判断できる。

でも、サトミにとってはそうではないですよね。
サトミ自身のイバラへの主観的な印象しかない。

結局、これまで病院内で見ていた彼や
今目の前にいる彼の印象に従った。

なんとなく一緒にいて信用できる人。

そういう人でありたいとわたしは思っています。

でも、わたしたちは安心したい生き物。
だから、すぐに人を信用してしまい、
そこに付け込まれてだまされる人も後を絶ちません。

わたしは、自分が人を信じたいと思っている自覚があるので
その自分の“希望的観測”に警戒している。

詐欺などに引っかかったことはありませんが、
プレゼンが上手かったりすると、
どうしても欲しくなったりして買っちゃったりする。

どちらかというと“騙されやすい人”なんだと思います。

だからこそ警戒する。

人を信じないから争いや戦争はなくならないんですが、
無暗やたらに人を信じればいいのかというとそれも違う。

中学の時の友人で、
信頼の波長と、危険な波長がコロっと入れ替わるヤツがいました。

2人で例えばわたしの家などで遊んでいるときは
優しさもあり変なことは起こさない。

しかし、外に出たり、他の仲間と合流したりすると、
途端に波長が変わります。

いたずらっぽくなる。
そして少なからずそのいたずらっぽさがエスカレートし、
いたずらされるほうは本気で迷惑をこうむる。

総合的に言えば、それは「信頼できない」
ということになるので、結果、距離を置くようになりました。

距離を置くようになるまで数年間、
それでも友達ではいたわけですが、
わたしが彼の波長の変化に敏感でなければ、
もっともっと彼に巻き込まれて迷惑をこうむっていたでしょう。

彼の波長を感じることができたから
信頼できない波長になったらわたしは用事を作って
離れることができた。

大人になるにつれ、その波長の感じ方が
絶対ではないことも学んできました。

かなり警戒していた人が、その人と知り合ってみると、
心底信頼できる人だったりしたことも多々あります。

その反対も何度も経験しました。

それでもやっぱり、明らかに危険を感じる人には近づかない。

親として、わが子のことは心配になります。
なって当然。
でも、正直、どうすれば息子が人の波長を感じるようになるか?
なんてわかりません。

動物である以上、もともと持っている感性でしょうし、
あとは社会性、社交性、経験や精神的な耐久力、
相性が合う合わないや好み、精神的な成長度合いなどなど
さまざまな要素が絡み合って研ぎ澄まされていくものなのでしょう。

だから、わたしたち親はわが子の全部を信じて
見守っていくという基本姿勢がまず要る。

そのうえで、やはり、こうやって自分が感じてきたこと
考えてきたことは、自分のモノとして語る必要はあるのでしょう。

それをどう受け取り、どう生かしていくかは彼の問題。

しかし、現実には、一緒にいて安心できる雰囲気、
信頼できる雰囲気をたくみに駆使して
人をだます人間はたくさんいます。

必要以上に人を警戒する必要はないし、
人と心を開き合わないと幸せにもなれませんが、
無慈悲さがあるのもまた現実。

そういう心無い人に出会って傷つきながら
成長していくものである…ということまでひっくるめて
息子の人生を見守っていきたいと、
改めて覚悟しました。


                  全ての物語のために













posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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