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2015年12月12日

ドラマ「スクール!! #3」面倒臭いことを大人が背負いきれないときは?



わたしは成功者ではありません。
成幸者として人生を終えたいと思いながら
今をより幸せに生きようとする現幸者です。

目標…というかイメージしているのは
わたし自身からあふれた幸せが
妻や息子、そして支えてくれている
そのほかの人たちにも注がれていき
みんながあふれるくらい幸せになっている状態…

しかし、現実はそんなに甘くない(笑)

やっとこさ、わたし自身が幸せというものが
なんなのか?がわかり始めてきたところで、
妻や息子が『いつも幸せを感じて』いるかといえば
そうはいきません。

予期せぬ問題は次から次へと起こります。

やりくり上手な妻のおかげで、
人並みの生活ができていますが、
生活費が余るほど潤沢にあるわけではありません。
今までは息子に塾とゴルフという習い事をさせることが
できましたが、来年はどうなるかわかりません。

習い事に行かせられるだけでも贅沢なのに
2つも行かせていて、そんなの悩みの内に入るか!

なんて声も上がりそうですが、
それで、子供にはお金の心配させずに
のんきに生きてもらっているのなら
その声も仕方ないと思います。

しかし、現状は他の人が当たり前にやっていることを
かなり切り詰めて何とか実現していること。

それをわかっているせいで、
息子まで家計に関してとても気を使います。

わたしが小学校5年生の時に
家計のことなんて気にしたことなんてありませんでした。

「金のことなんて気にしなくてイイから、
お前は思いっきり子供時代を謳歌しろ!」

って胸張って言いたいですよ、親としては。



それでもわたくし、今年は『ザ・テレビジョン』か『TVガイド』の
年末年始特大号をコッソリ買っちゃうつもりです!
ここ数年は節約のためそんなぜいたく品は我慢でしたが、
今回は、ちょっとした理由が重なって「買っちゃえ」って思ってます。
その理由は、あ・し・た(笑)

ドラマ「スクール!!」

第3話。

成瀬誠一郎(江口洋介)は、
ひとりだけ給食を食べようとしない5年生、
上野成吾(上妻成吾)になぜ食べないんだと
無遠慮に声をかけます。

成吾は食べたくないとしかいいません。
担任の大橋仁(塚本高史)はなんだか気まずそうな顔。

そんななか、女子児童が
成吾は貧乏で給食費が払えないから
食べないのだと暴露しました。

成瀬は驚いて大橋を問いただします。

成吾は数ヶ月、給食を食べていないとのこと…。

給食費のことは自分が親と話すから気にせずに食べろ、
と成瀬は言うのですが、それでも成吾は拒みます。

放課後、そんな成吾に、
同級生の市村理矩(市川理矩)が
ひと月5千円で自分と友だちになる契約をしないかと、
5千円札見せながら、誘ってきました。

一方、成瀬は職員会議を開き、成吾の問題を訴えるのですが、
例によって他の教師の反応は冷ややかなもの。

桐原伊織(西島秀俊)は、
家庭に給食費を督促したが払ってもらえない以上、
学校では対応できないと答えます。

しかし、納得できない成瀬は、
「給食費が払えず食べられない生徒がいるのなら給食をタダにする」
と言い放ってしまいます。

あまりに無謀な提案に、武市かの子(北乃きい)や
教師たちが驚いていると、
成吾が入ってきて給食費だと言って5千円を差し出しました。

その金はどうしたのかと成瀬が聞くと、
成吾は小遣いだといって出ていきます。

その後、下宿先に戻った成瀬は、
武市幹城(岸部一徳)やかの子たちに、
給食費への取り組みのアイディアについて話し始めました。



成吾は、どんどん追い込まれていきます。
父親のあり方、友達の“契約”をした
市村との関係、教室内での立場…
そこには単純な犠牲者というだけではなく
自分で自分を追い込んでいるという側面もありました。

クライマックスで、成瀬が成吾のために
本気で泣きながら言います。

「面倒くさいことは大人に任せて給食くってろ!」

給食費が払えない家の事情、
友達への顔向け、
すべてを背負い込んでいっぱいいっぱいになって
とんでもないことまでしでかしそうになる成吾。

彼にとっては恐怖を感じていることを認めることが
自分の現実を認めることにつながったのかもしれません。

世の中は決して平等ではない。
それが現実だけど、現実には厳しさだけではなくて
助けてと手を伸ばせば、その手を取ってくれる暖かさもある。

その様子を桐原と一緒に見ていた成吾の父は
役所の援助を受けることを「負け」だと思って
ずっと拒んできたのですが、
成吾の様子を見て、桐原に背中を押され、
初めて現実を受け止め、助成制度を受ける気になったようです。

息子にあんな思いをさせていたなんて…

父親としてどこかで『強さ』を勘違いしていたんですね。

「面倒くさいことは大人に任せて給食くってろ!」

そういう面倒は親が背負って当然。
そのくらいの気持ちではいても、
親も成長過程の未熟な人間の一人。

わたしも息子が家計の心配をする様子を見ると
その子供らしからぬ様子に愕然とします。

かと言って、わたしが一人で背負い込もうとすると
『強さ』を勘違いして傷口を広げかねません。

息子がこれだけ気にしているということは
妻はもっとつらい思いをしているかもしれません。

夫が楽観的過ぎると妻が悲観的になり
家庭という場のバランスを保とうとする…
というのはよくある話なのです。

…ということは、みんなで工夫して、
その工夫を楽しめばいい!!

この第3話の中で、ミキちゃん=武市幹城(岸部一徳)が言います。

「ちょっとした工夫で今より良くなることはたくさんあるからね」

そうなんですよね。
そして、意外とその工夫する過程が面白かったりする。

『二流の男は過程にこだわり、一流の男は結果にこだわる』
なんて言葉もありますが、
過程の一瞬一瞬をどう濃く生きるかで
その一瞬一瞬の幸福度という結果が変わるのなら
過程=結果…というか過程も結果もない。

一瞬一瞬が結果であり過程であるわけですよね。

…ってまた、楽観的な結論になっていきそうですが(笑)

どんな状況でも今を超えようとしながら
今にある無限の幸せを感じつくすなら
深刻になりすぎちゃうわけにもいかないんですよね。

意地にも張りどころと抜きどころがありますからね。



                 全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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