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2015年12月08日

ドラマ「スクール!! #1」人間は感情の動物ではありません



人間は感情の動物ではありません。
人間は精神の動物です。

そんな動物は、地球上には今のところ人間しかいません。
唯一の精神の動物です。

他の動物は感情の動物です。

猿、ゴリラ、ライオン、オオカミ、犬、猫…

哺乳類をちょっと想像してみるだけでもわかります。
彼らにも愛情や怒りがあるのがわかります。

でも、すべて脊髄反射的に反応します。

自分は何者か?幸せとは何か?
なんて考えません。

今、叱って子供のためになるのか?
今はすこし様子を見ておこう。
ここではいいことと悪いことを伝えておこう。

そんなことは考えません。

自分の心の在り方によって
世界の見え方が変わるんだな〜

なんて気づきも得たりしないでしょう。
安心しているときはくつろぎ、
危機が迫れば必死で逃げ、
敵が迫れば怒りを露わにする。

それが感情の動物です。

でも人間は知っています。
自分の行動が感情によって起こることを、
そしてその感情は思考によって選べることを、
そして健全な思考は健全な精神から生まれることを…



「エンジェル・ハート」は早くも最終回をむかえました。
もう、そんな時期なんですね!!
10月期ドラマたちがどんどん最終回をむかえ、
年末年始の特別番組シーズンに到来していきます。
そうなるとわたしは前に見れなかったドラマを一気観とか
前に見て特別に気に入っている作品を一気に再視聴するとか、
そういう時期に充てるんですが…
そういうことを考えていると、早くも一気に見たくなっちゃって
フライングしてしまいました。

なんと今回初めて、第1話から最終話までの全10話を
1日で全話視聴ということをやってしまいました♪
いや〜よかった!!

2010年、スカイツリー建設中のころに放送されたドラマ

ドラマ「スクール!!」

第1話。

成瀬誠一郎(江口洋介)は、建築会社に勤めて20年、
その道一筋で生きてきましたが
その会社が倒産することなっていました。

そんな成瀬に、小学校時代の恩師、
武市幹城(岸部一徳)の推薦で、
母校の公立小学校の民間人校長の話が舞い込んできます。

『31年前の約束を果たすとき…』
2人の間で交わされていた約束を守るため
成瀬は校長のオファーを受けました。

30年ぶりにやってきた母校・新宮小学校。
やってきて早々、成瀬はいじめの現場を目撃。

いじめっ子たちは、男児のランドセルの中身をぶちまけ、
ライターで火を点けようとしていました。

成瀬は、いじめっ子らを叱りますが、
生意気な態度でシラを切り、いじめられた男児も
いじめではないと否定します。

いじめっ子のリーダーらしき女児から
ライターを取り上げようともみ合っていると、
警備員がやってきて拘束されてしまいます。

職員室では6年の担任で教務主任の桐原伊織(西島秀俊)、
非常勤講師・武市かの子(北乃きい)、
副校長・脇谷九重郎(塩見三省)たちを筆頭に
各教員たちが、新校長の到着を待っていました。

そこへ“不審者”として警備員に連れてこられた成瀬。
着任挨拶もそこそこにいじめのことを報告しますが、
教師たちは、いじめに驚くどころか、
児童を呼び捨てにせず「さん」をつけるように!とか、
それが本当にいじめだったのかなど、
とにかく真正面から向き合おうとしません。

翌日、成瀬は体育館で全校生徒に
着任のあいさつをしていると、次々と座り始める児童たち。

何事かと驚く成瀬に、5年生の担任・大橋仁(塚本高史)が、
今は疲れたら座っていいことになっているのだと説明します。

子どもたちを頑張らせてはいけない…
そう聞いた成瀬は、現代の小学校のおかしさに
愕然とするのでした…。

Drama_School.jpg

放送当時、妻と2人で毎週観ていたので
10年くらい前のような記憶でしたが
実際には5-6年前の作品でした。
息子が寝てから観ていたのかな…。

成瀬は校長先生なので金八先生やGTOのように
クラス担任ではありません。
それでも、メインとなるのは5年生のクラスの様子。

今、わたしの息子が小学5年生なので
あらためて、以前とは違った視点で観れたと思います。

とは言っても、以前の記憶はほとんど無いんですけどね(笑)

とても明るくて前向きなドラマですが、
扱っている内容は現在の小学校の在り様と
真摯に向き合って描かれています。


各学年1クラスずつしかない新宮小学校。
今回は成瀬が着任時に校庭で出会った
イジメられていた少年が中心です。

彼は特別扱いでひとりで隔離教室にいました。
成瀬は彼の話しぶりから、特別に成績が良くて
特別扱いを受けているのかと勘違いして
職員室で抗議します。
他の5年生のみんなと同じ教室で教えるべきだと。
しかし、そこで分かった真相は…

彼は5年生にもかかわらず
掛け算の九九ができないのだとのこと。
そのせいで他のこのカリキュラムに支障をきたすため
彼だけ別で教えているのだというのです。

その男児は家でも成瀬が勘違いしたように
母親が勘違いするような報告をしていました。

女手一つ、母一人子一人の生活で
必死で働いている母に負担をかけたくないがための
彼なりのがまんでした。

しかし、成瀬の勧めで九九を途中まで覚えて
その達成感から、実は…と母親に告白します。
すると、母親は、今まで嘘をついていたことに落胆し
「もうウチの子じゃない!!」と叱り飛ばしてしまいます。

コレです。ココです。
自分の怒りと向き合うべきジャストポイント!!

母一人子一人で暮らしていくのは並大抵の苦労ではない…

それはわかるんです。
でも、どんな事情があろうとわが子に
存在そのものを否定するような
ものの言い方をしていい道理はありません。

どんなことがあってもわが子はわが子

このお母さんは、自分が一生懸命働いている間、
わが子がきちんと家で勉強してくれている。
だから、学校でも特別扱いされるくらいに
成績がいいんだと思っていた。

でも、実は5年生にもなって九九もできなかった…

がっかりしたんでしょう。残念だったんでしょう。
九九といえば小学2年生です。
苦労して毎日の生活を積み重ねていれば
この3年間はなんだったの…と思いもする。

でも、そこが自分の感情を選ぶということを意識するチャンス

まさにこの瞬間の選択で幸せ力が試されます。

感情を選ぶ=受け取り方を選ぶ

その子は3年間どんな気持ちで暮らしていたのだろうか?
一生懸命な母に負担をかけまいと言い出せなかった…
塾に行きたいと言いたくても言えなかったのかもしれない…
母に九九の練習に付き合ってと、
子供なら当たり前のことも言えなかったのかもしれない。
もしかしたら、学校でそれが原因でイジメられて
クラスを分けられているのかもしれない…
イジメも親に相談できない雰囲気だったのかもしれない…

そんなことを考えたら、子供の小さな胸で
それこそ3年もの間ガマンしてきた思いの積み重ねの方が
深刻ではないでしょうか?

そう考えると、わが子を抱きしめるポイントではあっても
叱り飛ばすポイントではなくなります。

それがもし、親の幼さが原因での離婚による苦労だとしたら
なおさら子供にごめんさないと謝らないといけない。

本当は、そんなさまざまな思考が一瞬で駆け巡って
辛さが押し寄せてくるものだから
その辛さに負けまいと、本能が怒りの感情を発動させる。
これが怒りという自己防衛本能の正体です。

でも人間は感情の動物ではありません。
人間は地球上で唯一の精神の動物です。

感情は思考によって選べるもの、
健全な思考は健全な精神から生まれるもの。

感情は、精神よりも思考よりも下層にあるものです。

感情の動物とは人間以外の動物のことです。

わたしたちの精神は日々、試されています。
日々成長チャンス、気づきのチャンスです。

あなたは感情のモノではなく
感情があなたのモノです。

カッときた時こそ、イラッときたときこそ
「あ、ここだ!」と自分を見つめましょう。


               全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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