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2015年11月08日

ドラマ「無痛〜診える眼〜 #5」大人の視野を狭める落とし穴



わたしはどうやら勉強家らしいです。

昼休みはほとんど本を読んでいる。
通勤の電車も読書。
ウンコするときも読書。
寝る前も読書。
そしてたまに読書で夜更かし…

本読む時間てなかなか作れないんですよ。

って言う人がたまに…いや、
た〜くさんいますが(笑)

たぶん、いや間違く!興味がないだけだと思います。

そういう人から観たら
特異な人のように言われますが、
大型書店が街にいくつもあるし、
ブックオフに行けば古本がどっさりあるし
そういうところに足を運んでいるお客さんが
あれだけたくさんいるのですから、
本当はなにも特殊な人種ではありません。

誕生日占いの本で言えば、
わたしは「自然界の神秘をときあかす人」
となるそうです。

別に自然科学に興味があるわけではありませんが、
その解説をよんで、なるほど良く分かります。

宇宙の法則、原理原則、
そういうことに自分の軸を近づけたいという欲求がある。
だから、自然と理(ことわり)には興味が湧く。

そういうこともあって、理屈では説明しずらい物事を
説明したり感じさせたりする物語に興味があるし
物語に惹かれる人の心にも興味がある。

そういうところからくる知識欲というのが
読書への欲求になっているのかもしれません。

かといって、博学なのかと言えばまったくそういうことはない。
読んでも忘れる。
でも、読んで感じたこと考えたことの
何割かが自分の中に蓄積されて自然と自分を作っていく。
そういう意味での知識欲なのです。

でも、その欲望には実は大きな落とし穴がある。
いろいろな気づきを得ることは成長することなので
それはそれで素晴らしいことだと自負しているのですが
成長には大きな落とし穴があるんです。

今までにホンの1ミリでも成長したことがある人なら全員、
100%その落とし穴もセットですから
落ちないように気を付けてくださいね。



月9のように、万人受けを狙わないといけないような
番組枠とは違って、平日半ばの夜10時という時間帯は
やはり少し狙いを絞ったテイストの作品を作れるのでしょう。
それだけに、ハマッてしまう人にとっては
とても見応えのある作品が誕生することがあります。

ドラマ「無痛〜診える眼〜」

第5話を観ました。

為頼英介(西島秀俊)の診療所に、
頭痛がするので診てほしいとやって来た
佐田要造(加藤虎ノ介)。

彼は自分が高島菜見子(石橋杏奈)の婚約者だと言います。
為頼と和枝(浅田美代子)は素直に
おめでとうございますと挨拶をし、
いつものように診察をしました。

為頼は白神陽児(伊藤英明)の病院で
白神が受け持っていた患者の診察を行うことになります。

その初日、為頼は、
病院内をうろつく早瀬順一郎(伊藤淳史)を発見し声をかけます。

早瀬は、病院内でよく絵を描いている患者を
探しているのだと説明しました。

為頼は南サトミ(浜辺美波)のことに思い当たります。

早速、菜見子を訪ねた為頼は、
サトミ自身が絵に描いた家族を殺害したと
思っているらしいことを聞きます。

サトミに殺人など出来ないと否定する菜見子。

そのとき、「そういえば・・・」と話題を変えた為頼は
自分の診療所に婚約者の佐田が来たことを話します。

菜見子にはそれは戦慄を覚える事実でした。

為頼は早瀬に絵の件を報告し
サトミは事件とは関係ないだろうと伝えますが、
中学生の女子と聞いた早瀬には思い当たることがありました。

現場に残された遺留品から、
金髪の毛髪が採取された子供か小柄の女性用の
帽子が落ちていたのです。

その夜、菜見子は為頼の診療所を訪ね、
実は佐田にストーカー行為を受けていることを打ち明けます。

そして菜見子を自宅まで送る為頼の姿は、
佐田からはしっかりと監視されているのでした…。



なんともショッキングなラストシーンで終わった今回の話。
とても辛いです。
考えてみればもう5話目です。
話がガラリと転換する地点。

これからどうなっていくのか…。

今回の話では、為頼ならではの
診察眼がもっとも理想的な役割を果たします。

心の病で言葉を話さなくなったと思われているサトミ。
彼女は幼いころから両親かの虐待を受けて育ちました。
学校でも言葉を話さなくなり、
それがもとでクラスメイトや教師からも
ひどい扱いを受けてきていました。

菜見子たち病院側の視点からいえば
そういった経験がサトミの心を蝕み、
言葉を失わせたのだろうという見方です。

素人めにみても、きっとそうだろうと納得できる説明です。

しかし、見るだけで相手の体の状況が分かってしまう
特殊な診察眼を持つ為頼には、
他のモノが見えました。

そのシーンは、サトミが興奮して部屋を荒らし、
看護師に掴みかかって首を絞めたり、
割れたガラスで周囲を威圧するシーンです。
それまでに刑事の早瀬が事件の手がかりから
サトミが一家殺害事件に関与していることを
疑っていく過程が描かれます。

わたしたちは、そんな状況で暴れだしたサトミを
診ている為頼がサトミに目を凝らし始めた時に
犯因症を診ているのでは?と思います。

しかし、為頼が診ていたのは
誰も診ることができなかった別のものでした。

為頼のような人間がいなかったら、
誰も気づかなかったのか?
と思うとゾッとします。

でも…

経験豊かな医者なら
広い視野と洞察力で「もしかして」と疑うことも
できるかもしれないことです。

怖いのは、決めつけです。

わたしたちは大人になるにつれて
いろいろなことが「わかる」ようになります。
経験を積むことでいろいろなことが
「わかる」ようになるのですが、
実はこの「わかった」と思うことが落とし穴ですよね。

わかったと思っているわけですから
それが答えだと思ってしまう。

でもその答えはその時だけのものであったり
ある条件がそろった時だけのものであったり
一面的なものであったりするわけです。

その時は正解でも、同じような別な時には
別な答えがあったりする。

だから、自分はもう知っている、わかっている。
と思うのは危険なんですよね。

自分は知らない…
という「無知の知」を持たないと、
見落としてしまう事実というのは実はいっぱいある。

大人になるにつれ、その落とし穴の大きさは大きくなる。
だからそのことを自覚しておく。
それは自分自身にときどき確認しておきましょう。



                全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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