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2015年09月29日

ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 #10 最終章!!絶望をのりこえろ」実体のないネガティブ&ポジティブ



仕事でもプライベートでも、人のマイナスの感情に触れると
胸焼けを起こすことがあります。

表現的におかしいけど、わかってもらえますか?

なんだかもう、いっぱいいっぱいになっちゃう。

パニックを起こすとか、
「もう、イヤ!」って耳をふさぐとか
そういう感じの余裕のなさではないんですが、
なんだか、胸の中がもやもやして、
とりあえずその気分に触れていたくない…

そんな感じ。

意見を求めてきた人に
良かれと思って、味方の援護射撃のつもりで
発言したら、たいして関わってないくせにでしゃばるな!
みたいなことを言われたり、

「あの人はいっつも〜」、「みんな〜」
と“いつも”とか“みんな”という修飾詞を付けて
しょっちゅう人の悪口を
ほかの誰かに言いふらしている人のその行いを
目の当たりにしたときとか…

あるいは、臭いものに蓋をして、
自分の中にしまっておこうとしてしまう
自分に気づいたときや、
わかっていてもそれを改善できないとき…など。

オエッと、胸焼け感を覚えてしまうんです。

それじゃいかん。
ちゃんと、向き合って、他者のことでは
必要以上に悩まないように。

そして、自分のマイナス面とはきちんと向き合って
成長していきたいと思っています。

でも、それこそ下手に深刻になっちゃうと
ネガティブな方向に引っ張られてしまうので
健全な精神でそれをやれるにはどうすればいいのか?

そういうことはいつも考えているんですね。

そういうことを父に話すと、
禅の考え方をこれでもかというほどに語ってくれます。



第1話を観たときは、正直、わたし好みの作品ではないかも・・
と思ったりもしたのですが、
今回の話を観て、「観てよかった!!」と確認しました。

ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」

第10話、「最終章!!絶望をのりこえろ」を観ました。

善男(小日向文世)が自分で決めた残りの人生は
あと2日となりました。

平太(松田龍平)は善男に「死んで欲しくない」
といい始めます。
しかし善男は、これだけは自分の自由にさせて欲しいと
意志はかわりません。

そんな時にみずほ(小西真奈美)から平太に連絡が入ります。

善男の様子を聞いたみずほは
三波(今井雅之)が生きていることを平太に伝えました。
そのことを善男に伝えれば
死ぬのをやめるはず…と。

しかし、平太にそれを聞かされた善男は、
信じるのを拒みます。

結局、平太が強引に連れ出すかたちで
善男は三波に会いに行くことになるのでした。

一方みずほは、前社長・鷲巣殺しの容疑者が、
みずほの指示でやったことだと自供したことで、
森脇(要潤)たち会社役員連中から
社長職辞任を要求されます。

みずほは容疑者の男のことは知らないと、
主張しますが、容疑者の携帯には
みずほの携帯と通話されている記録が残っていました。

またリカ(栗山千明)は丸山(眞島秀和)が
善男殺害に失敗したことを知り慌てていました。

そして、平太とともに三波の会社にやってきた善男。

ついに11年の時を経て、対峙した善男に、
「喜多さん、あんた全部知ってるよね?」と三波は問いかけます。

三波の真意は…。



全11話の中のクライマックスだと思います。
死ぬのか死なないのか?
という、お話上のクライマックスは次回の最終話で
決着がつくのでしょうが、
このお話の根底に流れていたテーマの部分での
もっとも過酷な部分という意味でのクライマックスは
この第10話でしょう。

このドラマの中で、わたしが最も好きな話となりました。

「喜多さん。あんた、自分のネガティブが見えてるんだろ」

三波はすべてわかっていました。
そして力を込めて言います。

「向き合うんだ!」

最終的にはネガティブ善男は消えていきますが、
消える直前、彼の眼には涙がにじんでいました。

ネガティブ善男は善男が創り出した存在。

彼が泣いているように見えたのは
善男自身の心の投影です。

本来は自分が受け止め、
感じなければならない自分自身や周囲の人や物事、
それらすべてのマイナス面を、
これまで自分の代わりにネガティブ善男に押し付けてきた。

そのうえで、そのネガティブ善男のことを
意識の外に追いやろうとしてきたわけです。

そんなネガティブ善男への共感や贖罪の気持ち。
そんな気持ちが善男にあるから、
ネガティブ善男の目に涙が浮かんでいたのではないでしょうか?

前回、第9話でネガティブ善男は言っていました
「少しは俺のことも考えろよ!」

そりゃそうです。
ゴミ箱のように扱われて、汚いもののように
普段は気にも留めてもらえない。

これが自分の中の問題ではなく、
本当に別な人間に対してやっていることであれば
虐待やイジメ、DVやパワハラ、モラハラということです。

自分の中のネガティブな面を嫌う。
自分の中のマイナスな面をなかったことのように無視する。
これは、自分自身への虐待です。
自分イジメ。

三波はさらに言います。

「向き合うんだよ!そして、一つになるんだ」

ダメな自分、嫌な自分、ネガティブな自分も
自分の一部なんだと受け止める。

あるがまま、全部で自分。

そこからしか前には進めない。

アマゾンなどのレビューで、
この作品の評価が非常に高い理由がわかりました。

たしかに、このお話で視聴率をとるのは
難しかったことでしょう。

それでも、大切なことを伝えることと、
それをエンターテインメント作品の中でやること、
これってやっぱり作り手の魂がないと
最後までやれないことだと思います。

特に視聴率が会社の存続につながるような
民法放送での制作であればなおさらですよね。

わたしたち誰もが直面する問題…挫折。

その内容は人それぞれだと思います。

でも、それらを乗り越えるときには
もちろんマイナスのことばかり考えていても
「もうダメだ」となってしまいますが、
マイナス面から逃げていても、
問題は一向に改善されません。

改善に向かう一歩を踏み出すためには
誰かに嫌われる可能性があったり
誰かを傷つける可能性があったり…

あるいはずっと目をそらしていた
自分の弱さから、やっぱりまた目をそらして
無理やり問題を解決しようとして
余計に問題がこじれたりする。

だから、あるがまま、
プラスもマイナスも全部見つめて
引き受けて対処していかなければならないわけですよね。

ただ、ここから先の考え方もありますが、
そもそも、プラス面やマイナス面というのは
人が創り出している解釈であって
その事自体には、本来はプラスもマイナスもない。
ただそこに“事”が存在しているだけですよね。

災い転じて福となす…

という言葉もありますが、
何が幸いとなるかはずっと後にならないとわからない。

ただそこに起きた出来事が、次の出来事、
先々の出来事につながっているだけのことで
良いも悪いもない。

これは、父から禅の話を聞く中で
言われてきたことです。

わたしはやっと最近、そのような受け取り方を
できるようになり始めています。
もちろん、感情をもって生きているので
自分にとって良くないことを、そうそう簡単には
割り切れません。

それでも、こういう考え方が
わかり始めているので、以前よりは淡々と受け止めて
淡々と前向きに対処できるようになっています。


すべてがマイナスなんてことはない。
全体を見つめてみる。

そのことだけは、どんな時も覚えていたいですね。


                全ての物語のために











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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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