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2015年09月16日

ドラマ「花咲舞が黙ってない 第2シリーズ #10」みんながスカッとしたがっている事実から何が見える?



怒りを露わにする人は、
自分が正しいと思っています。

正しい…つまり正義は我にあり、
ということです。

本人は意識的にそう思っていなくても
怒りを人にぶつけるということは
自分は正義で相手は間違っている。
つまり相手は悪。

悪いのはお前だ!という態度が
人に怒りをぶつけるという態度、在り方です。

それを国同士でやってしまうのが戦争です。

どっちも自分たちが正義です。


最近、妻と息子が録画してまで楽しんでいる
バラエティ番組があります。

「痛快TVスカッとジャパン」

わたしも仕事の休みの日や
早く終わった時には一緒に観ますが
なるほど、「スカッと」の意味がよくわかります。

横暴な人、迷惑な人に
正義の鉄槌が下される。
その瞬間を目撃した人、
体験した人からの投稿により
再現VTRが紹介される。

現実にあったことなので、
身近な問題が多く、「いるよね〜こういう人!」
という迷惑な人が見事に正義の鉄槌を下される姿を見ると
本当にスカッとする。

しかしです。

生活の中では、自分がその迷惑な人の立場に
図らずもなってしまうことがある。
学校に要望を伝えると「モンスターペアレント」
でも扱うかのように迷惑がられたり、
企業として毅然とした態度をとらないといけない時に
「大企業だと思ってあぐらをかいているんだろう。
ネットにばらまくからな!」と
大企業=悪役を無理やり押し付けられたり…

もしかしたら、スカッとしている人とは
逆の立場から見ると、
それこそ迷惑な人が他者を悪役にまつりあげて
勝手にスカッとしている…

「お前のものはオレの物、オレのものはオレの物」
のジャイアンのような盗人たけだけしい投稿も
本当はあるんじゃないかな〜

なんて思ってしまいます。



初めは妻も息子も
このドラマには興味を示していなかったのですが、
このドラマこそ、「スカッとジャパン」の
1時間ドラマバージョンじゃないか!?
と気づいたらしく、最近は二人とも一生懸命見ています。

ドラマ「花咲舞が黙ってない」 第2シリーズ

第10話を観ました。

インターネットの掲示板サイトに、
“狐"を名乗る人物から
「東京第一銀行豊洲支店をぶっつぶす」という
犯行予告とも受け取れる書き込みがありました。

さっそく豊洲支店へ派遣される舞(杏)と相馬(上川隆也)。

支店長の三枝(津田寛治)は、
真藤常務(生瀬勝久)派閥にしては珍しく温厚そうで、
舞と相馬を温かく迎え入れました。

三枝と副支店長によると客や取引先とのトラブルはなく
顧客満足度一位を誇る豊洲支店。

舞と相馬は念のため案内係として
営業フロアを見回ることを認められます。

何事もなく一日の業務が終わろうとしていたその時、
突然、火災報知器が鳴り出しました。
急いで駆けつけると、火元はゴミ集積所。

幸い、ボヤで済みましたが、
現場検証の結果、ATMコーナーから集めた
当日のゴミの中に発火物が入れられていたことが判明。

警察の要請でATMコーナーの防犯カメラ
の映像をチェックすることになりました。

すると帽子とマスクで顔を隠した若い男が、
ゴミ箱に不審なものを入れている姿に気づきます。

すると、それを見た三枝が突然激高、
「目の前で犯罪が行われているのを黙って見過ごしていたのか!?」と、
舞と相馬に怒りをぶつけます。

三枝の豹変ぶりに驚く舞と相馬。
ボヤ騒ぎの責任を
完全に臨店班に押し付けようとする態度です。

とろこがその夜、
掲示板には「三枝支店長に罰を与えろ」という、
“狐”からの新たな書き込みが…。

一方、真藤常務(生瀬勝久)にも、前日のことは
臨店班の失敗としてとらえられ、
真相究明から外されそうになる臨店班、
しかしそこに現れたのは…



結局は紆余曲折があって
三枝支店長の不正がばれて、
しかも眼をかけてくれていた真藤常務に
面と向かって

「三枝くん、君は間違っている」

と言われ失脚します。

まさにスカッとなお決まりのパターン。
しかも三枝支店長役の津田寛治さんは
バラエティ番組「スカッとジャパン」の
看板役者です。

妻も息子も喜んで観ていました。

こういうドラマはバラエティが人気を呼ぶということは
み〜んな、迷惑な人にイライラさせられていて、
横暴な仕打ちを受けたりしているからです。

でも、人気が出るほどみんなが
スカッとしている。

みんながスカッとするほど困っている。

なんか変・・・

迷惑をかけている側の人たちは
このドラマやバラエティを観て、
その映像の中の迷惑な人に
「あ、自分のことだ…」と自分を重ねているのでしょうか?

きっと、たいていの迷惑な人が
そうではないと思うんです。

むしろ、
「いるよね〜!ああいう迷惑なやつ!」
なんて言いながら、周囲に「お前だよ」
って思われながら自分もスカッとしている。

そうでないと人気がでるという
数字の問題からしておかしい。
成り立たないです。
もちろん数えたわけではないですが、
本来ならスカッとしている人がいるのと同じくらい
「ああ、自分のことだ」と
思える人がいないと成り立たない。

でも、そうしたらやっぱり人気も下がるハズでしょ?

そんなことを考えていてふと思ったわけです。
「いるよね〜!ああいう迷惑なやつ!」
と言いながら周囲に「お前だよ」って思われている。
それがもしもわたしだったら・・・

いや、冗談抜きで、ありえる話です。

わたしもまさか常に迷惑な人間だとは思いません。
それなりに「良く在ろう」と日々思っています。
でも、完璧ではないし、クセもある。

ということは、多くの人から観て
わたしの欠点となる部分もあれば、
ある人があるときに見たら
とても迷惑なことだったり、
一方から見たら正義だけど、
一方から見たら迷惑だということもあるハズ。

やっぱりエンターテインメントですから
基本的には笑いながらスッキリすればいい。
スカッとしましょう。

でも、人のふり見てわがふり直せ。

これだけはいつでも片隅に置いておきましょう。


                 全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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