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2015年09月13日

ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 #1 人生残り11日」大きな痛みを必要とする



小学生の時にテレビで
アニメ「北斗の券」を見ていました。

核戦争後、荒廃し暴力が支配する世界。
拳法の達人ケンシロウは
行方不明の恋人ユリアを求めて旅を続けます。

ケンシロウがなぜ強いのか?
それは愛と哀しみを知っているから…

そう結論付けたケンシロウの最強のライバルであり
長兄でもあるラオウは
実は彼のもとにいたユリアを
自分の手で殺そうとします。

暴力が支配する世界を統治するには
圧倒的な暴力だと思い、最強を目指したラオウ。
彼もまたユリアを愛していました。

最愛の人を亡くすという哀しみがあれば
自分もケンシロウと同じ強さを手に入れられるのでは…
そう思って、最愛のユリアを殺そうとしている。


かなりシンプルに書きましたが、少なくとも
小学生のわたしはそのエピソードを見ていて
そのようなドラマだと解釈していました。

小学生なりに思いました。
「ラオウ、言ってることはわかるけど、それは違うよ!」

(笑)自分のことながら、
子どもってつくづく、何が正しくて何が間違っているのか、
理屈で考えると難しいことも、
ちゃんとわかっているものだなと思いますね。

そう、理屈で考えると難しい…
確かに、愛するユリアを失ったラオウは、
深い悲しみを克服しなければなりません。
悲しみ(哀しみ)を正しく克服できれば、
きっと一回りも二回りも成長することでしょう。

屈折して本末転倒な結論を出したラオウですが、
悲しみや苦しさを克服することで人は強くなるというのは
間違っていませんよね。



今シーズンのドラマが最終回に向けて
盛り上がり始めている中、
もともと、観ているドラマが少なかったこともあり
以前から気になっていた作品をレンタルして
観はじめました。

ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」

第1話、「人生残り11日」を観ました。

善良だがさえない中年男・喜多善男(小日向文世)。

善男は、なぜか11日後に自殺すると
決意していました。

11日後のその日は、たった一人の親友だった
三波貴男(今井雅之)の命日。

友人の命日に
友人のもとに行こうとしているらしいのです。

そんな善男は、タクシー待ちの列で、
キャバクラのスカウトマン・矢代平太(松田龍平)と出会います。

11日後に死ぬつもりで、所持品を全部金に替え、
残りの時間を贅沢に過ごそうと思っているんだとう
善男の告白を聞いた平太は、何やら興味を持った様子。
何かと善男の面倒を見ようとします。

平太の恋人・リカ(栗山千明)にも「死ぬのはよくないと思う」
と言われる善男。しかし思いは変わりません。

一方、11年前に結婚し半年で離婚した善男の元妻、
みずほ(小西真奈美)は再婚相手を事故で無くし
夫が経営していたアパレルメーカーの社長に就任していました。

みずほが夫に10億円の保険金をかけていたことで
保険調査員の杉本マサル(生瀬勝久)が動き出し、
なぜか杉本は善男をマーク、そして善男のことを
みずほに知らせます。

平太に「死ぬまでにやりたいことはないか?」
と聞かれた平太は、みずほにもう一度会うことや
母に会うこと、そしてふと思いついたこと、
3年前に会ったことのあるアイドル、
宵町しのぶ(吉高由里子)と会ってみたいと答えていました。

偶然マネージャーと知り合いだった平太の手配で
宵町しのぶと会うことになる善男。
しかし、待ち合わせ場所にいたしのぶは、
3年前に会った時とはまるで別人のような雰囲気でした…



物語が始まるときに本人の声で
『新たな道を見つけ出すために、
ときに人は大きな痛みを必要とする』
というナレーションが流れます。

この第1話の最後に、善男が
宿泊先に一人でいるときに、
もう一人の“ネガティブ善男”が表れて
善男をどんどん否定していきます。
「お前、本当に死ねるのかよ?
お前なんか誰も必要としてないんだよ!
みんなお前を嫌ってるんだよ!
わかってんのかよ!」
と…

その中で、最愛の妻が離婚届を置いて
出て行ったことや、
周囲からつまはじき的な扱いを受けている
(と本人は思っているだけ?)様子などが
フラッシュバックで挟まれていきます。

なるほど、つらいことがあって、
自殺しようと決意した男が、
その辛さを乗り越えて強くなるまでの物語。

そういう意味で
あのナレーションが始まるのでしょう。

この年齢で、その出来事で苦しんで
気持ちが自殺に向いてしまうというのは
わたしには理解できない部分もありますが、
平凡に暮らしてきて、初めての挫折なのであれば
それは年齢には関係ないことですもんね。

あるいは、まだ1話目なので、
もっともっと辛い何かがあったのかもしれませんが、
観ていると、これからもっと辛い現実と
向き合っていかなければならない善男を
想像させるスタートとなっています。

自分が想像もできないくらいの辛いこと…
じつはその連続でもありますが、
幸い、愛する家族は健康で
一緒に暮らせています。

わたしも善男のように、
離婚届だけ置かれて妻に出て行かれたら
どうなるかは未経験なので
実際のところわかりません。

この先も生きていくのであれば
必ず、思いもよらない苦しいことに出くわすでしょう。

その時の準備も含めて、
このドラマ、最後まで見てみようと思います。


                     全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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