お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2015年09月11日

「サブウェイ123激突」わたしたちはヒーローを引き寄せている



引き寄せの法則で、なりたいモノになれる。
そんな成功哲学はマユツバモノですかね?
だまされるな!って思いますかね?

科学的に証明できると言えば大げさすぎるくらい
とても簡単に「ホラ、引き寄せられたでしょ?」
って証明できるくらい、簡単だったりします。

でも、まあ、簡単なことシンプルなことほど
“心の成長”が求められたりするから、
やっぱり難しい…禅問答みたいなものなのかな…

子どもの頃はウルトラマンや
戦隊モノ、仮面ライダーシリーズ、
宇宙刑事シリーズなどが大好きでした。

ちびっこたちの憧れのヒーローですよね。

幼児期より、少し大きくなる少年期。
ルパン三世やジャッキー・チェン、
キャプテンハーロック、ブラック・ジャックなど
同じヒーローでも、少しリアリティのある
ヒーローにひかれ始めました。

泥棒だけど良い泥棒、
生身でスタントをする凄い俳優
自由の旗の下に宇宙の大海原を行く孤高の海賊
無免許医だけど技術は世界最高

ヒーローたちの生き方に
シンパシーのようなものを感じるようになりました。

そして、大人になり、視野が広くなってくると
実は身の回りに本物のヒーローが
沢山いることに気づく。

見ていたヒーロー番組は
「仮面ライダー」や「ウルトラマン」から
「情熱大陸」や「プロフェッショナル仕事の流儀」に
変わっている。

でも、それは外枠のフォーマットや表現方法が
変わっただけで中身は同じですよね。

それでもどこかまだ、自分とヒーローの間にある隔たり…



やっぱり民法で放送される映画には
トキメイてしまいます。DVDが出るとか、
CS・BSでノーカット放送されるとか、
そんなのとは違うロマンがある。
週末や、特に年末年始の深夜放送なんてもう
わたしの中ではお祭りの当たり外れのくじ引きです。
今回は週末祭りのくじ引きで結構良いのを引きました。

「サブウェイ123激突」

を観ました。

ニューヨーク、ある晴れた午後。
地下鉄運行指令室で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、
ペラム発1時23分の電車がトンネル内で
緊急停止したことに気付きます。

しかも、その電車はなぜか1両だけ切り離されて停止。

何が起きたのか?
運転手に連絡とるために無線で呼びかけるガーバー。

しかし、無線に出たのは
ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男。

ライダーは人質19名の命と引き換えに、
残り59分で1,000万ドルを
ニューヨーク市長に用意させろと
ガーバーに要求してくるのでした…。



映画作家としてのわたしがいつも手本にする監督、
トニー・スコット作品。
中でもあまり目立たなかった作品です。

遺作にして傑作の「アンストッパブル」(2010年)
の前年2009年に発表されたのがこの
「サブウェイ123激突」でした。

わたしは先に見ていた友人が
「イマイチだった」というのを聞いたせいか、
レンタル店でも後回しにしているうちに
テレビの深夜放送で出会える日がやってきました。

「サブウェイ・パニック」(ジョン・ゴーディ著 村上博基 訳 早川書房)
という小説が原作で1974年にも映画化されているそうです。

確かに、見終えてみて
トニー・スコットにしては小振りな感じのする作品。

でも期待していなかった分、
とても楽しめました。

犯人のライダーは、ガーバー以外とは
話をしたがりません。

人質交渉のプロよりも市長よりも
地下鉄職員のガーバーと話したいライダー。

劇中でガーバーの秘密をライダーが知り、
ガーバーへの興味を深めるというシーンがありますが、
ライダーはそれ以前、最初にガーバーと話した時から
ガーバーに何かを感じています。

この2人のやり取りがこの映画の主軸になっています。

途中、ライダーが人質である少年を殺そうとして
ガーバーが少年を助けるために
自身の罪を告白するというシーンが出てきます。

それを聞いたライダーはガーバーに言いました。
「あんたは、俺のヒーローだ」

そしてこの映画のラスト、
主人公ガーバーとライダーが対峙するシーンで
ライダーはガーバーにまたもやある選択を迫ります。
そして、選択したガーバーにまた言います。
「やっぱり、あんたは俺のヒーローだ…」

悪党の皮肉ではなく、ホンネ。
これがこの映画のテーマでしょう。

ガーバーはあと一歩間違えばライダーになっていたかもしれない。
ライダーはホンの少し違う選択ができていたら
ガーバーのようになれていたかもしれない・・・

熱い!というのとはちょっと違う
胸がじんわり熱くなるけど、切ない男の話。

今の日本やアメリカの一般的なサラリーマンの
鬱屈したモノを、ガーバーとライダーが体現して見せてくれる。

2009年にトニー・スコットが
この作品を選んだ理由がわかる気がしました。
やっぱりさすがトニー・スコットです。

ライダーはウォール街で時の人になるほど
一時は成功を収めた人間です。
でも、報われず不正を働き刑務所へ。
地下鉄ジャックは刑務所を出て間もなくの犯行でした。

ガーバーも地下鉄作業員から
室長にまで上り詰めたけど、なぜか指令室で
オペレーターをさせられている…

一生懸命生きているわたしたちの人生は
選択の連続。

日々の行動は選択の結果です。

あの時こうしておけばよかった…

ライダーベルトを手に入れて仮面ライダーに
変身して見せなくても、
あの時の簡単なもう一方の選択だけで
自分の人生は大きな成功を収めていたかもしれない。
成功とまではいかなくても
今みたいな苦しい生活は強いられていなかったかもしれない。

同じようなレールの上を走っているわたしたちも
ちょこっと分岐の方向をずらすだけで
こんなに人生が変わってしまう。
そしてそれは、間違った選択をした後も、
その罪に対してまたどんな選択をとるのか?

その選択がヒーローへの変身ポイント。

ライダーは目の前で自分と同じ等身大のガーバーが
苦しい選択を強いられる中で、
魂の底から絞り出される「変ッッッ身!!」を2度聞き、
ヒーローに変身して人を守る様を2度見たんですね。

「やっぱりあんたは俺のヒーローだ…」

オレもそういう選択をしてヒーローになりたかった…

ライダーにとって、ガーバーは
「あのときああしとけばよかった」を体現して見せた
まさにヒーローそのものだった。

ヒーローは、今日もわたしたちの隣を歩いていて、
あとは自分の手本にして、自分が選択行動するかどうか?

子どもの頃のヒーローは、もうそこまで来てるでしょう?
あなたが自身が変身できる分岐点が
もうそこに引き寄せられているでしょう?


               全ての物語のために























posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。