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2015年08月18日

ドラマ「マグマ #2」“できる人”の概念が変わる




効率化・合理化というのは
商売でも生活でも必要なことです。

無駄を省けばより早く目標を達成できるし、
その分、他の大切なことに時間も割ける…

はずなのに、

現実は効率化という空気が
その他の大切なことを“無駄”だと断じて
はぶかれてきました。

効率化の波に乗れた人たちを
“仕事ができる”といい、
波に乗れなかった人たちに
“できない人”というレッテルを貼る。

仕事は結果がすべて、
仕事は数字がすべて…

そういってきた人たちが
自分で自分の首を絞め始めていることに
気づき始めている。

残念ながら組織が大きすぎて、悪い意味で、

『わかっちゃいるけど止められない』

という状態に陥っている組織もあるようです。

でも、これは明らかに
今まで“できない人”と言われてきた人には
追い風になるはずですよね。

きちんと、大切なことを大切にし続けてきたのなら。



大好きな連続ドラマWシリーズのヒットメーカー
鈴木浩介さんが携わっていた2012年の作品…

ドラマ「マグマ」

第2話を観ました。面白い!!

会社を立て直すために
地熱研究を打ち切るつもりでいた妙子(尾野真千子)は、
上司の待田(津田寛治)から、御室(長塚京三)の研究は
地熱ビジネスの切り札となると言われ、
方針を改めます。

半年という期限を設け、その中で成果を出せるような
立て直し案を出しますが、御室に一蹴されてしまいます。

一方、与党議員の龍崎(石黒賢)も、
代替エネルギーの地熱発電を利用して
政界での地位を固めようとしていました。

その流れの中、自分の父を自殺に追いやった
政治家の息子・安藤(谷原章介)が社長を務めている
日本地熱開発の存在を知り、
ライバル会社を地熱開発のリーディングカンパニーとすることで
日本地熱開発を潰そうと目論見ます。



利益重視の姿勢を崩さない妙子。

3年で会社を立て直すには
半年で結果を出すというのは必要なこと。

しかし、大地を相手に研究をしている方からすれば
期限を切って上手くいくほど甘い世界じゃない。

利益重視のビジネス思考と
世界のエネルギー問題の未来に視点を置いた思考。

真っ向からの対立で第2話スタートです。

どちらも真剣ですから火花がバチバチ飛びます。
あついあつい。

しかし、妙子はまだ若い。

地熱開発が周辺の温泉施設の資源を
摂取しているのではと危惧され
温泉施設からもクレームが来ます。

妙子は合理的に無関係であることを説明し
それが相手に受け入れられなければ
これ以上話す必要はないと決断を下しますが
御室はそれにも異を唱えます。
そして、自分が理解を求めに行くと言い出す。

それなら社長である自分の役目だと
自分が再度話に行くことを主張する妙子ですが
「あんたじゃダメだ!」とここでも御室に一蹴されます。

そう、ダメなんです。この時の妙子では。

いくら正しさをうったえたってダメ。
そもそも妙子は、温泉組合の人たちのクレームを
「自分たちを追い出したいがための、ただの難癖」
だと捉えていました。
だから相手をするのも時間の無駄だと。

しかし御室は「ただの難癖ではない!」と怒ります。

まるで父親が、若さ任せに我がままを言う娘を
一喝するようなシーン。

同じ地下資源を元に“生活”をしている人たち。
彼らにとっても死活問題なわけですから
まずはその気持ちを汲んだ上で
丁寧に理解を求める説明をしなければならない。

頭ごなしに正しさの理屈ばかり伝えようとしても
相手が理解しようという姿勢になっていなければ
伝わるものも伝わらない。

だから御室は「あんたじゃダメだ!」と
言ったんですね。

わたしはまさにそういった説明をする仕事を
15年続けてきたので、さすがに
妙子が「それならもう一度自分が…」と言った時に
『いや、ダメだよあんたじゃ…』とつぶやきました。
同時に御室が一喝したので、『ホラね?』と(笑)

ここにも合理化の見えない弊害が出ています。

理論立てて正しいことを説明しているのに
わからないのはわかろうとしない相手が悪い。
だから、そこに時間を割くのは無駄。

合理化というルールに慣れすぎて
効率を求めることに慣れすぎた思考。

こうなると“ルールに飼いならされた”と
言われても仕方がありません。

本当はじっくり腰を据えて
温泉組合の人たちの理解を得た方が
後々のことを考えれば効率はいいですよね?

それが本当の効率ですが、
今までのビジネスの現場でいう効率では
そういうところが見落とされてきました。

「それじゃダメだよね」って気づき始めている会社から
今まで無駄だだと思われていたことが
見直されてきていますよね。

実際には効率化を図りすぎた結果、
社員が育たない。
育つチャンスであるはずの
気づきのチャンスすら奪ってしまう。
ということが起きていて、
自分たちで自分の首を絞めるカタチになってきた。

妙子にとっては、やり手でバリバリやってきて
社長という立場になれるまでになって
やっとその気づきのチャンスが巡ってきた…

ドラマも前半ですから、これから波瀾万丈起こるのでしょうが
それでもこのピンチは妙子にとっては
成長のチャンスですよね。

元社長の安藤が、妙子に
「苦しんでませんか?仕事と自分の間で…」
と優しく問いかけるシーンがあります。

熱い気持ちを持って社会に出た人ほど
これまでは理想と現実の間で苦しんだかもしれません。

でも、今すでに、いままでの“現実”が
本当の現実に太刀打ちできなくなってきています。

ということは、純粋な思いを持っていた人ほど
これから活躍の場が生まれるのではないでしょうか?

これからは“仕事ができる人”の概念も
ガラリと変わっていくと思えますよね。



                全ての物語のために












ラベル:ドラマ マグマ #2 “できる人”の概念が変わる 効率化 合理化 商売でも生活でも必要なこと 無駄を省けば より早く 現実は 効率化という空気 大切なことを“無駄”だと断じて はぶかれて 効率化の波に乗れた人たち 波に乗れなかった人たち 仕事ができる できない人 仕事は結果がすべて 仕事は数字がすべて いってきた人たちが 自分で自分の首を絞め始めて 組織が大きすぎて わかっちゃいるけど止められない “できない人”と言われてきた人に 追い風になる 大切なことを大切にし続けてきた 連続ドラマW 第2話 妙子 尾野真千子 待田 津田寛治 御室 長塚京三 龍崎 石黒賢 安藤 谷原章介 日本地熱開発 利益重視 3年で会社を立て直す 半年で結果を出す 大地を相手に研究 期限を切って上手くいくほど 甘い世界じゃない 利益重視のビジネス思考 世界のエネルギー問題の未来に視点を置いた思考 クレームが 合理的に無関係であることを説明 受け入れられなければ これ以上話す必要はない あんたじゃダメ 正しさをうったえたってダメ クレームを ただの難癖 と捉えて 相手をするのも時間の無駄 ただの難癖ではない! 父親が 若さ任せに我がままを言う娘 一喝する 死活問題 生活 気持ちを汲んだ上で 丁寧に理解を求める説明を 正しさの理屈ばかり 相手が理解しようという姿勢に 伝わるものも伝わらない 合理化の見えない弊害 わかろうとしない相手が悪い だから、そこに時間を割くのは無駄 合理化というルール 効率を求める 慣れすぎた思考 ルールに飼いならされた 後々のことを考えれば効率はいい それが本当の効率 そういうところが見落とされてきました 気づき始めている会社から 今まで無駄だだと思われていたことが 見直されて 効率化を図りすぎた結果 社員が育たない 育つチャンス 気づきのチャンス 奪ってしまう 自分の首を絞める やり手でバリバリ やっとその気づきのチャンスが 苦しんでませんか?仕事と自分の間で… 熱い気持ちを持って社会に出た人ほど 理想と現実の間で苦しんだ いままでの“現実”が 本当の現実に太刀打ちできなくなって 純粋な思いを持っていた人ほど これから活躍の場が生まれるのでは
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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