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2015年07月29日

ノンフィクション「外科医 須磨久善 海堂 尊 著 (講談社文庫)」その4 自分を救える自問自答の仕方



精神的な自立が幸せ力の第一歩。

ここでいう精神的な自立とは
簡単に言ってしまえば
自分の感情を人や周囲の状況のせいにはしないこと。

自分の感情は自分で選べること…です。

それを実現するには、
自分自身を客観的に観れる視点を
獲得する必要がある。

どこまで行っても自分は自分ですから
完全に自分を客観視することなど
本当は出来ないのでしょう。

それでも、可能な限りの客観性を
持てるように努力し続ける。

でも、それは自分のマイナス面を
否定するためではなくて
あるがままの自分を受け入れること、
愛せるようになることが目的です。

それができることで、周囲の大切な人たちの
あるがままを見守れるようになる。



海堂 尊さんの文章は、
装飾品をデコ盛りにしないシンプルな
飾らなさがあります。
それでいてカッコイイ。
さりげなくスマートにカッコつけようとしているのか
ご本人が本当にそういう人なのか?
わかりませんが(笑)。
でもそれは熱いことをサラリと読ませちゃうような、
爽やかさと、すんなり内に入り込んでくる感じがあるので、
やっぱり持って生まれたテイストと言うものがあるんだろうなと、
とても羨ましく思います。

ノンフィクション
「外科医 須磨久善」


海堂 尊 著 (講談社文庫)

心臓バチスタ術を日本で初めて紹介した名医…

としてだけではなく、
本当は様々なことで偉業を成し遂げている

外科医 須磨久善さん

彼に取材をして、
「チームバチスタの栄光」
などのひっと作品を次々に生み出し続けている
現役の医師であり小説家でもある
海堂 尊さんが書きあげた、
須磨久善さんの人柄に迫るドキュメンタリー。



前半は熱いエピソード。
後半は熱い言葉が連なります。

海堂 尊さんが、須磨先生のことを考えながら
自分自身を探求する須磨先生の在り方、
自問自答を繰り返す生き方に
「なぜだろう?」と考えた経緯が記されていました。

海堂 尊さんは、それは
救いを求めているからだろう…と
結論めいたものを出されていました。

常に既存のアドバイザーがいない道を
選んで歩いている。
そういう人は、周囲の人に救いを求めることができません。

そうすると、自分自身の中に救いを求めていくしかない。

その目標として必要なのが
「本物」という存在。
前にこのブログの
ノンフィクション「外科医 須磨久善 海堂 尊 著 (講談社文庫)」その3 自分の感動力を信じればいい
の記事で紹介した“本物”いという言葉ですね。

自分が本物だと思うモノ
自分の感覚が、
「ああ、これかもしれない」と感じたモノ
そういう本物。

その自分の中が感じる本物に
自分の考えをぶつけてみる。

そういう好意が自問自答を繰り返すということなのでしょう。

依りよくなろうと向上心を持てば
自分が良いと思ったものを参考にするしかない。

なぜ自分がそれに惹かれるのか?

徹底的にその惹かれる理由を探す。

自分の中に答えを見つけるということです。

そうやって自分を知っていく。

そうすれば「ああ、自分はこういうことに喜びを感じるんだな」
と自分のことがだんだんとわかっていく。

自分のことをよく知っている人は、
他人にむやみやたらと介入はしないし、
逆に無下にすることもない。

着かず離れず、
サポートをすることができるようになっているもの。

そして、自分が何に幸せを感じるのかも
よ〜く分かってくるようになってくる。

須磨さんも、自分の求めるものを大切にしながら
生きてこられたのが良く分かる本です。

人の幸せと自分の幸せが合うところ、
その重なり合った場所で活躍するために、

自分自身が自分を縛るモノから
開放されるために。

自問自答をして自分を知ることは大切なことです。



               全てに物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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