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2015年07月25日

「ターミネーター 新起動/ジェニシス」得するシリーズ作品の楽しみ方



映画の楽しみ方は人それぞれです。

ですが、今日は参考になればと思って、
おせっかいながら、
一つだけ、わたしなりの楽しみ方の一つを
紹介したいと思います。

というのも、この視点を知ってるかしらないかで、
今まで期待をしてガッカリしていたようなパターンが
減ったり、過去にガッカリした作品を
再評価できたりする人も出てくると思うからです。

映画のへのこだわり方や向き不向き、好みもあります。

また、映画作品の思い出とは
少年・少女時代、青春時代、
若かりし頃…の思い出に寄り添っている場合も多々あります。

ですから、ご自身の“大切なもの”を第一にしていただき、
その上で、なるほど、そういう見方もあるのか。

と少しでも興味をもたれたら、
これから見る映画の一部にでも応用していただき
良い結果がでると嬉しいです。



映画史上に今も堂々と存在する
SFアクション映画シリーズ。「ターミネーター」
その最新作

「ターミネーター 新起動/ジェニシス」

を観てきました。

2029年、「審判の日」から30年以上に渡る
人類とスカイネット率いる殺人機械たちとの戦いは、

未来を知る男ジョン・コナーに率いられた
人類側の勝利に終わります。

窮地に陥ったスカイネットはジョンの母親サラ・コナーを殺害し
ジョンの存在自体を抹消するため
タイムマシンでターミネーターT-800を1984年に送ります。

タイムマシーンを見つけた人類側。
事情を知っているジョンは、
ターミネーターが自分を生む前の母を殺しに行ったことを
人類軍に説明しました。

すると、そこここから、
自分も過去に行きターミネーターを阻止すると
志願の声があがります。

その中で一際力強く志願したのはカイル・リース…

ジョンはみんなが志願する中でなぜ
君が行かなければならないのか?
と執拗に尋ねます。

自分は以前から誰よりも
ジョンにサラ・コナーの話を聞いている。
絶対に自分が行くべきだと説得するカイル・リース。

カイルが過去に送られることになりますが、
タイムトラベルの瞬間、
カイルはジョンが何者かに背後から襲われるのを目撃。
その瞬間に1984年に転移してしまいます。

過去への転移中、カイルは謎の光景を見ていました。

一方、1984年送られてきたターミネータT-800は
全裸で3人の不良たちに近づきます。

からかう不良の相手をしていると背後から攻撃を受け…

攻撃してきたのは少し置いた同じT-800型の
ターミネーターでした。

そして、こちらも全裸でやってきたカイル・リースは
ホームレスからズボンを奪い取っていると警官に追われます。

しかし、その警官は液体金属で自在に体を変形させる
さらに未来のターミネーターでした。



オリジナルの「ターミネーター」と
「ターミネーター2」をよく知っている人には
わくわくするような展開…かもしれません。

わたしは弟と一緒に鑑賞しました。

わたしは、最後までわくわくして観ていましたが、
鑑賞後の弟の感想は批判的なものでした。

第1作目、第2作目のファンである弟に言わせると
「ターミネーター」はこうじゃない!!

というのです。
もっと、重い圧力がかかった作品だし
演出も今風でいろいろやりすぎていると…

まさに的を得ていました。

わたしも、オープニングの
未来のシーンでオリジナルの
1作目と2作目の雰囲気を期待するのはやめました。

わたしが映画を観るときの得意技です。

ほとんどの場合、最初の30分程で
その作品のテイストを判断して、
以降、それにそって楽しみ方を決める。

わたしの感想は、確かに第1・2作目への
オマージュは感じるものの、
テイストは完全に今風のハイテンポな作品で
最近のアクションエンターテインメント同様、
詰め込まれてある割によくできた脚本だなという印象でした。

弟の話を聞いていると、
「それはもう、ジェームズ・キャメロンが作らないと
そうはならないだろうな…」
と感じるものを期待していたようでした。

そう。

これがシリーズタイトルが抱える問題点なのです。

1作目が良くても続編は難しいというのは、
続編のジンクスです。

続編でうまくいっているのは、
1作目のファンの期待を裏切らずに
さらに驚きと感動を与えることに成功した作品…

ということになるのですが、
1作目…というオリジナルは、
どうしてもそのシリーズの基本カラーになります。

しかし、ハリウッド大作のシリーズものには
作品ごとに監督が代わるパターンが多い。

作品は物創りである以上、
どうしても監督の個性が出ます。

違う監督が前作の監督のコピーをしようとしても
絶対に上手くいくものではありません。

作品創りは毎回真剣勝負ですから、
自分の全部+アルファで勝負しないといけない。
となると、監督が代われば
作品のテイストが代わるのは必然。

監督が代わらずに成功している例でいえば
「マトリックス」三部作
「ロード・オブ・ザ・リング」三部作
などがありますよね。

「マトリックス」は第1作目が大ヒットした後
2作目、3作目は同時に作られました。
「ロード・オブ・ザ・リング」は
最初から3作一気に製作されています。

ビッグタイトルで監督が代わってきた例で
一番わかりやすいのは
この夏も最新作が公開される
「ミッション・インポッシブル」シリーズです。

この作品は成功と言えるでしょうが、
第1作目のファンの多くは2作目以降離れていきました。


もう、お分かりかと思いますが、
わたしの場合はタイトルとしてのシリーズの楽しみも
もちろん求めているのですが、
期待の持ちかたは、監督によって変えているのです。

ですから例えば「ミッション〜」なら
ブライアン・デ・パルマ作品として見るのなら
「スカーフェイス」「アンタッチャブル」
「カリートの道」「カジュアリティーズ」
「ミッション・インポッシブル」…
というデ・パルマの作品群として楽しむ。

第2作目を楽しむなら
「男たちの挽歌」「フェイス・オフ」
「M:I 2」「レッドクリフ」
というジョン・ウーシリーズとして楽しむ。

そういう期待の仕方をしなければ
こんなに強烈な個性をもつ監督たちが
同じシリーズを手掛けるのですから
イメージがめちゃくちゃになるのは当たり前なんですよね。

今回の「ターミネーター 新起動/ジェニシス」は
どうしたって
「ターミネーター」「エイリアン2」
「アビス」「ターミネーター2」
「トゥルーライズ」「タイタニック」「アバター」
という作品群…

つまりジェームズ・キャメロンの個性が
露骨に出ているキャメロンシリーズには
入りようがない。

今回の監督さんは
「マイティ・ソー ダークワールド」の監督さんです。
このシリーズの第3作目もこの監督さんで決まっているようです。
そう思えば、「ターミネーター 新起動/ジェニシス」は
とても腑に落ちるテイストです。

シリーズもののタイトルを観るとき、
どうしても前作へのこだわりがある人は、
監督を(できれば製作会社やその他スタッフも)確認して
その監督がどんな作品を撮ってきた人なのか?
そして、その作品のテイストを知ってから
期待感を持つようにすると、大きく落胆することは
ほとんどなくなりますし、より楽しめるようになりますよ。

『エイリアンは2作目までは良かったけど
3作目からはイマイチだよね〜』

とシリーズの衰退とみるか

『「エイリアン3」で大作デビューしてそれが
「セブン」や「ファイトクラブ」や「ソーシャルネットワーク」
そして「ゴーン・ガール」につながるんだね〜。
デヴィッド・フィンチャーどんどん幅を広げてるよね〜』

作品のテイストを納得して受け入れるか

もちろん、これはあなた次第。


                    全ての物語のために



















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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