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2015年07月15日

「ルーキー」分かってもらえない時はこの視点



あ、わかってもらえたな。
あ、いま伝わったな。

って思うときって、
シンプルに伝えたときもあれば
一生懸命に議論を重ねつくしたときもあります。

わたしたちはふだん、
いろいろな人といろいろな対話をします。

確認をしたいとき、怒りをぶつけたいとき、
不満を知ってほしいとき、
自分の体験を人に知ってほしいとき、
喜びを分かち合いたいとき。

ほとんどの場合、会話は自然と生まれ、
無意識にやり取りが繰り返され、
自然と終っていく。

ところが、伝えたいことが
なかなか伝わらないと感じると、
「いや、そうじゃなくて・・・」
と言い換えてみたり、例え話を用いたり
視点を変えて伝えようとしたり、
あの手この手で言葉や表現を尽くします。
わかってもらえないことが
とても居心地が悪い状態だから。

一生懸命伝えて、やっと伝わったときに、
「そうそう!そういうことよ!」
と安堵する。

それはとても安心できるし、
達成感に似た感覚もあります。

でも、あの手この手で一生懸命やっていることが
ぐちゃぐちゃになって
にっちもさっちもいかなくなることがある。

そういう時は、すべてを伝えようとせずに
シンプルに、わかりやすく、そしてもう一つの視点をもって
最初の一歩を踏み出すのがいいのかも知れません。



「ダーティハリー」シリーズを全て観ていたら
クリント・イーストウッドの軽めのアクション映画を観たくなり
20年ぶりくらいに、

「ルーキー」

を観ました。

自動車窃盗団の本ボシに近づきつつある
ベテラン刑事ニック(クリント・イーストウッド)。

いよいよ追いつめたと思った逮捕直前、
相棒を殺されてしまいます。

復讐に燃える彼の元に新たに配属されてきたのは、
新米(ルーキー)刑事デービッド(チャーリー・シーン)。

デービッドは幼い頃の弟の事故死に責任を感じ、
いざとなると弱気になる癖が出る自分を感じていました。

しかし、自分の不注意から
ニックが人質にとられるという事態が発生。

ニックを救うべく、自らの過去に決着をつけ、
単独で敵地に乗り込むのでした…。



すでにビデオでも日本語吹替版同時リリースが
当たり前になっていたころの作品なので
全編、山田康雄さんで吹替収録されています。
ちなみにチャーリー・シーンの声は池田秀一さん。
「ガンダム」のシャア・アズナブルや
最近ではジェット・リーのフィックス(固定声優)としても
吹替えファンの支持を得ています。

他にも悪役はルパン三世の相棒、次元大介で
有名な小林清志さんがされたりと、
古き良きテレビ吹替え時代に作られた
ビデオ用の吹替版。


本当は数冊出ている
クリント・イーストウッドのノンフィクション本を
読みたいなと思っているんですが
金銭的に敷居が高いのです(泣)
なので、書店で立ち読みしちゃいました。

「ルーキー」もクリント・イーストウッド監督作品です。

その前に、自身のプロダクションで制作した
「ピンクキャデラック」というアクションコメディと
「ホワイトハンター・ブラックハート」という監督・主演作品が
興行的に振るわずに

※わたしは未見ですが、特に後者は名作らしいです。

「イーストウッド復活!」的なスマッシュヒットとなったのが
この「ルーキー」だったそうです。

わたしもこの映画は劇場で見た覚えがあります。
「メンフィス・ベル」という作品との同時上映でした。

「ルーキー」は今で言えばB級映画になるのでしょうか…
当時は劇場でハラハラドキドキ、
手に汗握って観た記憶があります。

「ピンクキャデラック」はきっと冒険だったのでしょう。
イーストウッドの役柄としてはかなり珍しいようです。
作品年表を見てみると、
その前まではイーストウッドらしい作品が続いています。

西部劇の「ペイルライダー」や
「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」
「ダーティハリー5」など…

どのような心境だったのかはわかりませんが
軽いアクションコメディを作ってみて、
その後、しっかりとしたヒューマンドラマを作った。
けど、興行的に振るわずに
「ルーキー」というわかりやすい作品で持ち返した。

これは意図的だったのかどうかわかりません。

しかし、奇をてらった作品や深いヒューマンドラマ
が当時の観客には求められていはいなかったのでしょう。

「ルーキー」は「ダーティハリー」よりも
シンプルな娯楽アクションです。

シンプルにわかりやすく観客に届けた。

もう一つ、ヒットの要因となったのは
観客が求めていたものだった、ということでしょう。

自分が伝えたいこと、表現したいことは
もっと深くて、もっと広い意味のことなんだけど…

でも、相手がそれを求めていない時に
無理して伝えようとしても
伝わらない、相手の心が受け取ってくれない。
相手も悪意があるわけではなく
無意識で受け取れないから、聞いてはくれるけど
「よくわからない…」という感想になる。

そういうときはまず、

相手が求めていることは何?

という視点から伝え方を考えていく。
それもできるだけシンプルにわかりやすく。

それで、信頼を得ると、
また、本来伝えたかったことを
受け取ってくれる姿勢が
相手の方にもできていることが多いですよね。


               全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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