お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2015年07月11日

ノンフィクション「ジェームズ・キャメロン 映画と人生 クリストファー・ハード著 愛育社」やり方は創り出すもの



知っていることと、出来ることは違います。

そう言って、一生懸命勉強して
一生懸命実践をつんで、
身につけていく…

勤勉な人はみんなやっています。

でも、面白いのはその先です。

守破離という言葉があります。

守・・・師匠に言われた通りの型を守ることから始まり
破・・・次第に自分なりのアレンジを加えてみる。つまり型を破る。
離・・・最後は師匠の型、自分の型を超えて型から解放され完全なオリジナルになる。

学びから創造へのプロセスですよね。

でも・・・まじめ過ぎると
この順番でやらないといけないと思いすぎる。

だから「自分はまだまだ」なんて言って
なかなか「破」に入れない、
なかなか「離」に行けない人がいる。

創造性って、もともとそういうモノじゃないですよね。



ノンフィクションの本、特に
もともと持っている本を読み返している最近
せっかくなので話題の夏のハリウッド大作に合わせた
1冊も選んで見ました。

「ジェームズ・キャメロン 映画と人生」

(クリストファー・ハード著 愛育社)

圧倒的な特撮と骨太のストーリーテリングで
観る人を毎回驚かせる映画監督
ジェームズ・キャメロン。

ミニチュアマニアだった少年時代から
ロジャー・コーマンの下で働いた修行時代。

「殺人魚フラングキラー」での初監督
「ランボー 怒りの脱出」の脚本参加
「ターミネーター」での成功・・・
そして、「タイタニック」の成功までを
作品ごとのメイキング・ドキュメンタリー形式で
読ませてくれます。



「アバター」が成功したときも
ジェームズ・キャメロンのノンフィクション本は出ているので
本当はそちらを読みたいのですが、
いまそちらに手を出すと、
夏の映画を観に行けなくなりそうなので自粛です。

完璧主義で知られるキャメロン監督。

有名な「T2」
「ターミネーター2」ですね・・・は、
ハリウッド作品として、
初めて製作費が一億ドルを超えた作品なんだそうです。

その後一億ドル超えは当たり前になりますが、
当時は超話題の超大作となりました。

『ハリウッド映画はお金をかけるから
凄い映画が沢山出来るんだよ…』

良く言われることです。
ある意味間違っていはいません。

でも、その見方にはかなりの誤解があります。

ジェームズ・キャメロンがハリウッド大作を
初めて手掛けたのが
「ターミネーター2」の前々作、「エイリアン2」です。

その前の「ターミネーター」は実は
低予算映画だったんですね。
ちなみに「殺人魚フライングキラー」は
もっともっと低予算映画です。

ジェームズ・キャメロンと彼の映画が誕生する過程は、
ハリウッド映画がなぜあんなに発展するのか?

をよ〜く表しています。

低予算の差品の頃から、キャメロンは
その映画で必要な表現をするために、
予算内でどうするか?

さまざまな試行錯誤をして、
新しい技術を開発して作品を完成させているんですね。

その姿勢は監督デビューの
「殺人魚フライングキラー」の頃から
一貫しています。

お金がつかえるようになったら、
お金だけに頼るのか・・・?

そんなことはありません。
彼の発明家としての姿勢は変わりません。

「アバター」でさえ、あの作品のために
3Dカメラを開発してしまいましたよね。

初の一億円超えの大作
「ターミネーター2」でもその姿勢は同じ。
その前作「アビス」では、
航空技術の専門家である弟さんと一緒に
水中撮影の技術に関しての特許を五つも撮るほど…

お金があっても無くても、
100%では満足しない。

常に、今ある技術を超えて、新しい技術を生みだしている。
それは表現したいことが先にあって
それをもっともよく表現するための必然なのでしょう。

「スターウォーズ」などを作ったジョージ・ルーカスも
自ら特撮の専門会社ILMと言う会社を立てました。

今、日本でも使えるようになった3Dプリンタも
映画の小道具などを作るために
ハリウッドが開発したのが元で、
その後、工業などの世界に入り、
一般でも使えるようになってきたものです。

日本の映画には、その姿勢が弱い。

香港映画よりも韓国映画よりも
そのあたりの姿勢が弱いんですね。

だから、なかなか追いつけない。

でも、アニメーションの世界では
日本はそれをやってきました。

それが、今の世界の映画文化で結果として出てますよね。

キャメロンは、特撮の知識は異様に持っているでしょうが、
それも全てを学んでから順序良く守破離をやってきたのでしょうか?

違います。

学びなんて、きりがない。

本当にある程度学んだら、
どんどん思考錯誤していけばいい。

なにかをやりたい…

わたしはすぐに本屋に走ってしまいますが、
その姿勢に少し反省しながら読んでいます。

昔の自分はそうじゃ無かったよなと。

子どもの頃は、テレビでマジックショーを見たとたん、
画用紙などを取りだして、
タネも仕掛けも分からないのに、
あ〜でもない、こ〜でもないとつくり始めました。

そのスピリット。

40歳になった今。自分をリセットして、
あのスピリットを取り戻したいと思います。


               全ての物語のために


















posted by ストーリーセラピスト at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック