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2015年07月04日

ノンフィクション「外科医 須磨久善 海堂 尊 著 (講談社文庫)」ブレない生き方をしたければ



小学5年生の息子が
「財布を見られて笑われた」
と言います。

息子は唐草模様が好きで
妻が唐草模様の布と
釜口を使って、
唐草模様の小銭入れを作ってやったのです。

息子にとってはお気に入りの財布。

でも笑われたといった時は
少し残念そうでした。

この「少し残念そう」が、
友達からバカにされたと感じたのかな?
とわたしが感じました。

しかし息子はその先を言いません。

少しして
「珍しいから笑ったんだよ」

と、息子なりの解釈を述べました。

バカにされたわけではなく
珍しがって、面白がっていただけ
と解釈を自分で選んだのでしょうか。

息子の成長を感じましたが
やはり少し注意して観ておこうかなとも
思いました。

子どもらしいわがままな部分もあるけど
気を使う優しさもあるので、
本当の気持ちを出せずに苦しむことが無いように…



毎日、わたしのカバンには
本が1〜2冊は入っています。
通勤の電車の中、休憩時間など
本を読める時間は一日に意外と多い。
今はとても読みやすく、薄くて熱い
今日手にしていたのは文庫でした。

ノンフィクション
「外科医 須磨久善」


海堂 尊 著 (講談社文庫)

を読んでいます。

「チームバチスタの栄光」シリーズの著者が、
世界の頂点に立つ一人の心臓外科医、
須磨久善の人間像を、
彼の物語を語ることで浮き彫りにしていきます。

日本初の心臓難手術、「バチスタ手術」に挑んだ
須磨はどんな人間なのか。

須磨が、「破境者(はきょうしゃ)」として
多くの人々に刺激を与え、
世界の心臓外科医の頂点に至るまでに
何が起き、何を選択していったのか?


しばらくはビジネス書ばかり読んでいたため、
物語色が弱かった。
でも小説を読みたい気分でもなくて
最初に手を出したのが

映画監督ロバート・ロドリゲスの
「ハリウッド頂上作戦」

そのまま、立て続けに大好きな作家
福井晴敏さんを特集したムック本
「HOW TO BUILD 福井晴敏」

つまり監督や作家の日記や生い立ちという
ノンフィクションに目を向けたわけです。

ノンフィクションには
フィクションにはない良さがある。
実話ですからね。
実は、実話の方が読んでいると
「そんな上手い話あるかよ!」
と突っ込みたくなる展開がある。

フィクションだったら「ご都合主義だ」
と読者に怒られそうなことも
ノンフィクションだと
「本当に起きたんだから仕方ない」となる(笑)

でもそれはその人の
運命を手繰り寄せる力みたいなものを
表してもいるんですよね。

今回読んでいる「外科医 須磨久善」は

決して厚くもない読みやすい文庫本です。

大好きな作家、海堂尊さんが書いたノンフィクション。

海堂尊さんの小説は全て制覇する予定ですが、
こんなノンフィクションもあったんですね。

ブックオフで見つけて即買いでした。


この須磨さんという心臓外科医。

彼は自分の軸がブレない。

なぜこうも我が道をいけるのか?

日本は「みんな一緒」が好きな国です。

出る杭は打たれる。
イイかっこしい。
抜け駆けしやがって。
それくらい俺だって考えついていたよ。

常識を破る人が出てくると
すぐにそんなことを言われます。

日本の医療の世界も
欧米の医療界に比べて
明らかにその気が強いそうです。

その中で、常に我が道をいく須磨さん。


なぜ彼はブレないのか?海堂尊さんは

「それは、須磨が、初心を忘れないから、
なのかもしれない」

と言います。
つまり医師になろうと思った
その原点を忘れていないから。

なぜ、突出すると
妬みややっかみを買うのか?

自分たちも特別な成果を残したいと思っているのに
自分が群れから抜けることは怖いからです。

だから羨ましいわけです。

もちろんグループでの仕事となると
チームワークも必要ですから、
周囲と足並みをそろえることが大切です。

一人だけ勝手なことをされると
統制が取れず乱れる。

そうやって作り上げていかなければならないものも
確かにある。

しかし、須磨さんという人は
別に人がやらないことをしたいわけでもないし
人と足並みをそろえたいわけでもない。

ただ、もっと多くの人を喜ばせたいと
新しい術式の開発にまい進していきます。

だからブレない。


わたしは毎週金曜の夜、
仕事から帰ると、着替えもせず
そのままバッグに財布とDVDを突っ込んで
「TSUTAYAに行ってきま〜す!」
と家を飛び出します。

ここ最近は息子が「一緒に行く!」
と着いてきます。

そして、昨夜の息子は
つまの手作りの唐草模様の
パジャマを着たままでてきました。

やっぱりお気に入りを来て出たい。


そう。彼はブレてはいなかった(笑)


1年生の時に、周りの男子が
スカイブルーの体操ズボンなのに
彼だけ紺色だったので、
妻が「みんなと同じ色のズボン買おうか?」
と聞いたことがありました。

彼の返事はこうです。
「みんなと違ってカッコイイからいい!」
1年生でこれが言える性格ですから、
基本は目立ちたがり屋なのかもしれません。

注意して観ておく気ですが、
無用な心配もしないように、
親としてのバランスも持っておこうと思います。



          全ての物語のために
              










posted by ストーリーセラピスト at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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