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今後とも、よろしくお願いいたします。

2015年06月21日

「ダーティハリー4【日本語吹替追加収録版】」趣味の世界へようこそ



クリント・イーストウッドを最初に意識したのは
小学生の時です。

父がマカロニウエスタンのテーマ曲集の
LPレコードを持っていて、
ジャケットの写真が「荒野の用心棒」の
イーストウッドだったのです。

そして、テレビの洋画劇場で
イーストウッドの映画を父が見ていた時に
「これ、ルパン三世の声だよ」
と教えられて、山田康雄さんとともに
強烈に意識し始めたのです。

たしかに言われてみればルパン三世だ!
でも、演技の仕方が全然違う。
まるで本当にイーストウッドがしゃべってるみたい!

その感覚はまさに衝撃と感動です。

その洋画番組が放送された翌日。

学校の音楽室を掃除していると
女性の音楽の先生が
掃除中の音楽としてマカロニウエスタンの
レコードをかけ始めました。

「あ、イーストウッドだ」
「へぇ!よく知ってるね!かっこいいよね〜」
「はい。昨日映画やってましたよね!」
「うん、でもアレ、声がルパン三世でしょ?
それがちょっとねぇ」

ガ〜ン!!
ルパン三世の人だからいいのに!!

初めて、「この声の人が、こんな役もやってる!」
ということへの面白さと、
字幕で映画を見ている人のイメージとの
ギャップなども意識した出来事です。

時は1980年代。
劇場公開後、2年ほど経ってからの
テレビ放映が楽しみで楽しみで、
コマーシャルの間にトイレに走っていたころの話。



本当に幸せな時代に、幸せな国に生まれたなと
感謝をしながら、休日に録画ブルーレイを再生していました。

「ダーティハリー4」

を、日本語吹替追加収録版で鑑賞しました。

自身が逮捕して起訴された容疑者が
裁判で釈放され釈然としない
サンフランシスコ市警の刑事、
ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)

「コイツが犯人だという勘だけでは
逮捕できないようになってるんだよ」
と、検事にも呆れられます。

堤防が崩れるように犯罪者がはびこるのを
食い止められない自分にイライラしていたハリー。


乱暴な捜査を重ねた結果、
北カリフォルニア沿岸の港町サン・パウロヘの
出張を命じられます。

サンフランシスコで起きた連続殺人事件の犠牲者が、
サン・パウロの出身だったため、
犠牲者の身辺調査が目的でした。

ところが意外なことに、サン・パウロでも
同じ手口による殺人事件が連続して起きます。

サンフランシスコで画家をしていたジェニファーは、
数年前に妹とともにサン・パウロで
数人の男女に強姦され、妹は精神を病んでいました。

ジェニファーは銃を手に入れ、
当時の犯人たちを一人一人殺し始めます。

ハリーとジェニファーはサン・パウロで知り合い、
ハリーはしばらくしてジェニファーが容疑者であることを
勘づくのでした。

真相を闇に葬るべくジェニファーと
嗅ぎまわっているハリーの命を狙い始めるレイプ犯たち。

「スミスとウェッソンと俺が黙ってない」

44マグナムから、オートマグナムに持ち替えて
ダーティハリーの魂が火を噴きます。



この作品も、テレビ放映時には
30分近くカットされていたようですね。

山田康雄さんの吹替えがないパートを
多田野曜平さんが見事に代役を果たしていました。

どうやら本来はテレビ初回放送時は
山田康雄さんの吹替えでノーカット放送
されたようです。

いつか全編山田さんの吹替えで見たい!
でも、多田野さんもいい!

今回は多田野さんが演じた名シーンがあります。
数人の強盗が押し入っているコーヒーショップに
単身で乗り込んだハリー。

ハリー「俺たちはおまえらをここから出さないってことさ」
強盗「お、俺たちって、あんた一人じゃないか?」
ハリー「スミスとウェッソンと…俺だよ」

カッコイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

これ、マジで山田康雄さんバージョンを観たい!

ちなみにスミスとウェッソンというのは
ハリーが持っている44マグナムが
スミス&ウェッソン社製なんですね。

このセリフはクリント・イーストウッドの案なんだそうです。
英語では「Smith, Wesson & me」です。

カッコイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

ハイ、すみません。完全に趣味の世界です。


第1作「ダーティハリー」では、
法や規則に守られて釈放された極悪人を
命令を無視して追いつめたハリー・キャラハン。

第2作では、法の外で好き勝手に
犯罪を繰り返す悪党たちを処刑していく
若い白バイ隊のグループに
ハリーも自分たちの側の人間だと勘違いされます。

しかし、警官という職務に誇りを持っているハリーは
彼らに「見損なうなよ」と返事します。

第3作でも独断での行動をとりますが
そのおかげで市長の命が助かります。

そして第4作、3作目以来10年ぶりの
新作として公開された作品です。

ジェニファー姉妹の悲劇。
ジェニファーに「どうするの」と聞かれ
「残念だが…」と逮捕する意思を見せるハリー。
ジェニファーは抵抗はしませんが、
自分や妹に幸せになる権利はないのかと怒りを
ぶつけます。
その直後にもたらされる証拠の出所に
機転を利かせて、ジェニファーを見逃すハリー。

また少し、第2作目の犯人たちの側に
立ったとも言えなくもないのかもしれません。

それでもやっぱり、2作目の犯人たちのように
自分が法に成り代わって社会正義を遂行している
と勘違いしている輩には「見損なうなよ」と言うのでしょう。

犯人と、悪人と、警察官…
そいういう構図が感情移入をしやすく
シリーズ中もっとも見ごたえがあったともいえるかもしれません。


しかし今回はそういう話ではなく
趣味の世界の話です!!!!!


わたしは、多田野曜平さんのおかげで
あの名シーンをまるで山田康雄さんが蘇ったような
吹替え演技で見ることができて
本当に歓喜の声をあげました。

山田さんの声で見れる日が来たら更なりでしょう。

なかなか理解されない吹替えオタクかもしれません。
結構、共感されるコアなファンは多い世界ですが
少なくともわたしの周囲には、
あのセリフをこういった形の吹替えで聞けることの
熱さをわかる友人は1人しか思い浮かびません。

そのくらいコアな趣味の世界です。

こういう世界を、一つでも持てることは幸せです。

わたしの場合は、そもそも
物語が大好きで、映画を見るのが大好きで
物語や映画を創るのも大好きで
役者の演技も大好きで、
さらに吹替えの演技も大好き。
人の人生という物語を知るのも大好き。

好きなことがありすぎて、
1日24時間を平均寿命まで生きても
時間が足りません。

そんなことを言っていられるわたしは
本当に幸せだと思います。

わたしがこんなブログを毎日書けるのは、
“毎日書くという作業”に関しては
確かに“努力”していますが、
映画を観るドラマを観るということ、
または読書(マンガも含めて)もそうですし、
想像する、創造するということも含めて、
物語を楽しむということに対しては、
きっとわたしは死ぬ直前まで楽しむと思います。

これは止めろというほうが無理、
とてつもない努力を要する。

生きるな!と言われるほどの苦痛です。

もう、夜更かしは出来ない歳です。
睡眠不足は本当にしんどくなってきました。
それでも、やっぱり物語には触れてしまう。

実際にわたしが観ているドラマや映画
小説やマンガなどの一部しかこのブログには
紹介できていません。

何よりも大切なのはもちろん妻や息子ですが
物語を通して彼らの人生を感じると
やはり魂の底からの喜びを感じます。

彼らにとっては悲しみや苦しみでしかない
思い出でも、わたしは彼らがそれによって
成長してきたこと、生かされてきたことを感じ
心から今彼らがここにあること、
わたしがここにあることを感謝できる。

そんな風に思えるのは、
わたしが自分の人生を楽しんでいるからに他ならないでしょう。

わたしが今語っている“趣味の世界”といのは
ただ楽しいというだけの軽い意味の趣味ではありません。

どんなに禁止されても、魂の底から求めて
行動してしまうほど好きなこと。

そういう趣味は、ぜひ持って欲しいと思います。
魂が潤うような感受性の喜びを。


                  すべての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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