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2015年06月01日

ドラマ「Dr.倫太郎 #7」それはあなたの本心?



裏の欲求。
マーケティングや営業・販売の場では
しばしば使われる言葉です。

ドリルが欲しい、と言ってくるお客は
ドリルが欲しいわけではなくて
本当は穴の開いた板が欲しかった…
というやつですね。

お客のほうも、自分の欲求を
自分で正確につかむのは難しいものです。

だから、対話の中で
裏の欲求を探っていき、
適切な提案をできる人が信頼されるわけです。

わたしはキヤノンのプリンタを買いましたが、
そのときのヤマダ電機の店員さんは
できるだけ安いプリンタが欲しいという表の欲求より
写真も文書もキレイに出力したいという
わたしの裏の欲求をうまく引き出してくれました。

うまくない店員の場合は
高機能や多機能の説明や値段の安さばかりを
話したがりますが、客が求めていることに
そぐわなければ迷惑なだけです。



前シーズンのドラマは、毎回非常に面白く作られていましたが、
最後がお片付けだけで終わってしまって
作品全体を見たときに
尻切れトンボ的な印象が拭えないものがいくつかありました。
とても深く重要なテーマを扱うときにはそうなり易い
というのもあるのかもしれません。
今シーズンは、原作を元に作られているものが多いので
良いまとまり方をしてくれるんだろうと期待をしています。

ドラマ「Dr.倫太郎」

第7話を観ました。

明良(蒼井優)の診察を本格的に開始した倫太郎(堺雅人)。

しかし、その日、診察室に来たのは
明良のふりをした彼女の別人格・夢乃でした。

夢乃は暴れまわり部屋の中のものをめちゃくちゃにします。

ちょうどそのとき、薫(内田有紀)の息子・深也(平林智志)が
診察室にやってきて、ちらかったものを片付け始めました。

深也は“サヴァン症候群を伴う自閉症スペクトラム”
という症例で、独特の素晴らしい世界観を持っていました。

その深也が美術展でグランプリを受賞します。

深也の特殊な脳の機能に目を付けた宮川(長塚圭史)は、
深也を研究対象にしたいと会議の場で申し出ました。

深也の担当医である倫太郎は、
深也の負担を考えて激しく反対しましたが、
宮川の提案に興味を持った円能寺(小日向文世)に、
深也と夢乃の担当を外れるようにと命じられてしまいます。

夢乃の担当を外されたのは
宮川の策略によるものでした。

自らの無力感にさいなまれ、深く落ち込む倫太郎。
そんな彼の前に明良が現れ、「何かあったのでは?」
と心配し、その気遣いが倫太郎の気持ちをほぐしました。

しかしそれは、夢乃に激しい復讐心を抱かせる
あらたな出来事の幕開けでもありました。



裏の欲求。
以前は、わたしは裏腹とか
顔で笑って心で泣いて・・・とか、
その人の本当の気持ちを見抜く力なんかない
と思っていました。

それどころが、
「口ではあんな言ってるけど
本当はどうおもってるんだか…」
なんて、わかりもしないくせに決めつけたりもしていました。

裏の欲求というコトバに悪いイメージを持っていたんですね。

しかし、十五年、
人と対話をする仕事を続けてきて思います。

本心を隠して、人を騙すのと、
裏の欲求とは根本的に違います。

たとえば、本心を隠して人を騙そうとしている人。
その本心が裏の欲求なのではなく、
なぜそれを企てたのか?
その根底にある本人も自覚していない欲求。
その本心が生まれたもとになっている欲求。

それが裏の欲求です。

とってもシンプルな例えで言うなら、
突っ張っている不良は、
親から注目されたい…みたいな。

対話をして「引き出す」といいますが、
実際にはただ引き出されるだけではありません。

話している方は、
話すことによって、自分の感じていること
考えていることが整理されていくので
話しながら見えてくる。

自分で話しながら、「ああこういうことか!」
と気づくわけです。


今回の話では語れない深也くんの気持ちを想像して
倫太郎が代弁し、彼を守ろうとしましたが、
深也くんは、もっともっと先を見ていました。

夢乃が暴れるのも、感情を爆発させるのも
“愛されたい”の裏返しです。

裏の欲求。

自分の本当の欲求を大切にできたら
これほど幸せなことはないと思います。

そのために、裏の欲求に気づく力は
やっぱり大切ですよね。


              全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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