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2015年05月21日

ドラマ「Dr.倫太郎 #5」境界線を意識して



結婚当初、妻を傷つけたことがあります。

「オレはオレ、君は君」

という境界線をスパッと引いて説明したら、
そんな風に突き放すのなら
夫婦になった意味がない!!
と怒りだしちゃいました。

なぜか…

妻はそれなりに頭もよく、センスも良い女性なので
自分と他者の違いは分かっています。

でも、感情ではわたしの態度が許せなかった。

それは、わたしが「共感」をみせる前に
突き放すような態度をハッキリととってしまったからでしょう。

共感をしてないわけではなかったけど
それを態度で見せるのではなく、
「共感してるのはわかってるでしょ?」
という前提で接してしまったわたしが悪い。

そのくせ態度では突き放したわけですから
受け取る方は共感はゼロ、
ただ突き放されただけだと思ってしまっても仕方が無い。

夫婦はもともと他人だからこそ、
家族になった時に一体感願望がつよくなり
相手に求めることが過大になりがちです。

そのことを夫婦ともに、意識しながら
良い夫婦として成長していけるのが一番いい。

でも、共感するちからが起こす問題って
全ての人間関係の間でおきますよね…
だから悩みがつきない。



心理カウンセリングを勉強しているので
とても興味を持って見れてしまう作品

ドラマ「Dr.倫太郎」

第5話を観ました。

倫太郎(堺雅人)に相談を持ちかける葉子(高梨臨)。

友人の大滝ナミ(ハマカワフミエ)は
もと福原(高橋一生)の患者で、
一時は症状が落ち着いていたのですが、
再発したというのです。

一方、夢乃(蒼井優)は、
FXで全ての金を失った母親のるり子(高畑淳子)から
追加で1千万円を要求され、
円能寺(小日向文世)に助けを求めます。

夢乃を解離性同一性障害(多重人格症)
であると診断した倫太郎は、
彼女のことをとても強く心配します。

百合子(吉瀬美智子)からは
「医師としての境界を越えないで」心配されますが、
倫太郎は、
「医師として向き合い、治療したいだけだ」と言い張ります。

そんな中、円能寺の誘いで海辺のレストランへ行った夢乃。
しかし、そのまま失踪してしまいました。
そして、倫太郎の元へ助けを求める彼女からの電話が…。



「あっちに行っても戻ってこれる」

倫太郎が百合子に「境界線を越えないで」と
言われたときに倫太郎が言いました。

境界線を超えるというのは、
医者と患者が恋愛のような感情を持つということでしょう。

また、倫太郎は「恋」と「共感」の違いであることも主張します。

夢乃が医者である倫太郎に恋愛感情を抱く
ことがあっても倫太郎はそうはならない。
共感でつながりあっても、
相手の顔が見えなくなるほど
抱きしめてしまうようなことにはならないと。

凄くキワドイところに挑戦しているドラマですね。

でも、これって精神科医や心理カウンセラーだけではなく、
わたしたちの日常でもよくあることではないでしょうか?

異性の友人の恋の相談に乗っていたら、
いつの間にか付き合ってしまう関係になった…

なんて話はわたしの周りだけでも
日常茶飯事でした。


でも、「共感」という感覚は本当に大切だと思います。

実はわたしはここが弱い。
いや、本当は弱いというのは嘘なのかもしれません。

わたしは境界線を超えないように
突き放しすぎるところがあるからです。

わたしは心理カウンセリングは学んでいますが
精神科医ではありません。

心が壊れてから、つまり患者(クランケ)になってからの
人と接する心理療法とは違い。

人が心を壊さず、自分の心の整理をするサポート役
つまり依頼人(クライアント)と接するのが心理カウンセラーです。

だから、わたしの場合はそれでいいのかもしれませんが、
家族や友人たちと接するときに
カウンセラーだの精神科医だのそんなことは関係なくなります。

他人事を自分事として感じようとして
相手の心を土足で踏み荒らしたり、
逆にそうならないように、
突き放しすぎて失敗したりします。

もともとわたしにはそういうところがありました。
心理学なんて知る前から
自分のそんな失敗の繰り返しを意識していました。

だから心理学に興味を持ったのかもしれません。

カウンセラーはクライアントが待つ
カウンセリング室に入る前に自分に言い聞かせます。

「自分が彼(彼女)を助けるわけじゃない」

つまり悩みを持つ本人が自力で
問題を解決しようとするのをサポートするのが
カウンセラーであって、
答えをあたえるのがカウンセラーではないということを
毎回毎回、自分に言い聞かせるんですね。

カウンセラーも共感するという力がとても必要な仕事です。
心と心のつながりが無ければ成り立たない関係。

でも、そこには境界線や好意の種類が存在する。

だからこそ客観的に観れる材料としての知識と
自分自身が必要なんですよね。


               全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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