お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2015年04月30日

ドラマ「天皇の料理番 #1」アンパンマンが教えること



わたしたちは家族の心配をします。
家族なら当然です。

でも、「これが幸せ!」と当人にとっての幸せを
当人以外の人が押し付けることはできません。

例え家族であっても。

家族という近い関係性だからこそ、
そこが見えなくなってしまいやすい。

当人が自分で感じ、自分で考え、
自分で決めなければならない。

家族が口を出していい境界線というのが
見えにくくなっている。

人間である以上、
その境界線が変わることはないのですが、
そういう境界線があるのだということ自体を
「知らない」「知ろうとしない」人が
多くなってしまっているのが現代です。

それは、当人を見守る家族もそうだし、
家族からいろいろ言われる当人すらも
わからなくなっているケースが多いようです。



今シーズンのドラマの本命は
わたし個人の期待感でいえばテレビ朝日の
「アイムホーム」でした。
しかし、「半沢直樹」「とんび」「流星ワゴン」などなど、
名作を打ち出してきたTBS日曜劇場の新作を見て
「これも本命だな〜!!」と嬉しくなりました。

ドラマ「天皇の料理番」

第1話を観ました。

明治37年 (1904年) 正月。
福井の秋山家は、父・周蔵 (杉本哲太) を筆頭に、
弁護士を目指す長男・周太郎 (鈴木亮平) も帰郷し、
家族一同が会していました。

順風満帆、しかし唯一の心配の種が
仏門に修行に入った16歳の次男・篤蔵 (佐藤健)。

その篤蔵の話題をしているそばから不安が的中します。
酔いつぶれて眠ったまま寺から運ばれてくる篤蔵。
運んできた僧侶に理由を尋ねると破門されたのだとか…

翌日目を覚ました篤蔵に話を聞くと、
そもそも山を下りようと思っていたと言い出します。
自ら「石にかじりついてでも立派な僧侶になって見せる」
と周囲の反対を押し切って出家したのに、
たったの3ヶ月で「つまらなくなったから辞める」というのです。

熱しやすく冷めやすい。
どうやら篤蔵の性質のようです。

あんなバカはやくざ者にでもなってしまうんだろうか…
怒りながらもわが子の将来を心配する父・周蔵。

しかし、兄・周太郎は少し違うようです。
まるっきりのバカではないんだよな…
と微笑ましく篤蔵を見守ります。

何をしても長続きしない篤蔵の将来を案じた周蔵は、
鯖江の昆布問屋・松前屋 (高浜家) への
婿養子の話を取り付けてきます。

そして篤蔵は高浜家の長女・俊子 (黒木華) の婿として、
新しい生活を始めました。

昆布問屋の仕事は、篤蔵にとって意外と馴染みやすかった様子。
鼻が良い篤蔵は、産地の違う昆布をかぎ分けることができ、
松前屋の主で俊子の父・金之介 (日野陽仁) も一目置くようになります。

次第に篤蔵は高浜家に馴染み、
俊子もよく笑うようになっていきました。

そんなある日、鯖江連隊に配達に出かけた篤蔵は、
厨房から漂って来た匂いに吸い寄せられ
厨房には入っていきます。

篤蔵が見たことも無い食材が並び、
調理している 田辺軍曹 (伊藤英明) は、
福井ではまだ食べる習慣の無かった牛肉を料理していました。

田辺に勧められるまま、揚げたてのカツレツを口にした篤蔵は、
強い衝撃を受けてしまうのです。

そして、高浜の家を飛び出し…



初回は2時間スペシャル。
「半沢直樹」も「とんび」も「流星ワゴン」もそうでしたね。
「南極物語」もそうだったかな?

見ごたえのあるしっかりとした骨組みのドラマでした。

篤蔵の破天荒?な性格。
それを見守る家族や、妻・俊子の視線。

篤蔵が天皇の料理番になるまでの
険しい道のりが描かれるドラマ。

最後まで見ないわけにはいかなそうです。

篤蔵がコックになると言い出した時、
初めは家族の誰もがいつもの熱病だと思います。

それはそうです。
これまでに数えきれないほどの「熱しては冷める」
篤蔵の姿を見てきたのですから。

それでもそんな篤蔵を見守る兄・周太郎。
周太郎でさえ1ヶ月もすれば熱は冷めるだろう
と思っていたのですが、
今回の意地の張り方は少し違うと感じ始めます。

その周太郎が篤蔵への協力を決心するシーンで
篤蔵が語った自分の思いが印象的でした。

周太郎は篤蔵に「意地を張っているのか?」と聞きます。
篤蔵は「それもあるけど…つまらなくならないんです」
と答えました。

今まで、冷めるときは「つまらなくなった」と思って
辞めていた篤蔵。

その篤蔵自身が、不思議と今回はつまらなくならないんだと
語っているわけです。
もちろん時間の問題なのかもしれない。

しかし、周太郎は篤蔵に「これだ!」というものが
見つかればいいなと思っていました。

周太郎も賭けです。

そこに賭けることを決めたきっかけが、
この篤蔵の「つまらなくならない」でした。

篤蔵は、自分の心、それも非常に深い部分での
感じ方に素直に生きているのでしょう。
「これだ!」と思ったら自分が飽きるまで突き詰めてみる。
飽きたら終わり。

「不思議と飽きがこない」と自分を客観的に観ている。
だから周太郎が篤蔵はまるっきりのバカではない
と見守れるわけですよね。


あなたは自分の家族に自分の価値観を押し付けずに
当人の当人なりの成長を見守ることができますか?

わたしたちの子供は小さいときに
アンパンマンが大好きになる子が多いですよね?

わたしも息子によく見せていました。

そのアンパンマンの有名なオープニングテーマでも
歌っていますよね。


♪なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ♪
♪こたえられないなんて そんなのはいやだ♪

♪なんのためにうまれて なにをしていきるのか♪
♪わからないままおわる そんなのはいやだ♪


こんな歌で始めるアニメです。
アンパンマンから子供たちへのメッセージです。
♪愛と勇気だけが ともだちさ♪
のフレーズを覚えている人は多いですが
同じ歌の中にあるこの部分を意識して
そのメッセージを考えたことがある大人は
実は意外と少ないようです。

篤蔵の時代にはアンパンマンはありませんが
篤蔵はこのアンパンマンのメッセージを実践し、
篤蔵を見守る人たちもまた
このメッセージを実践しようとする大切な当人を
信じて見守った…

わたしたち親も、子供たちが
このアンパンンのメッセージを実践して生きていけるように
見守ってあげないといけませんよね。


                 全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック