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2015年04月25日

「相棒 劇場版V 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」国防への思いか、平和への思いか



自衛隊や国防を取り巻く法律の改正に関して
ほんの数か月前、ニュースでよく取り上げられていました。

安部首相が自衛隊を「わが軍」といったことに対して
自衛隊は軍隊なのか??
ということで物議をかもしたりもしていましたね。

邦人が他国で人質になったときの
自衛隊による救出派遣に対する議論も
記憶に新しいです。


小説や映画などエンターテインメントの世界では
他国が攻めてきたとき、
今の自衛隊の戦力や専守防衛という考え方で
そもそも本当に国を守れるのか?

というテーマが取り上げられます。

わたしは小学生の時に学校の教科書で
「戦争の放棄」という言葉を知りました。

「戦争の放棄」を貫けることは
本当の強さだと思いますが、
その本当の強さを持つために
今の日本の戦力だけで足りるのか?

核兵器を持っている国と比べると明らかに
勝ち目はありませんよね。

無抵抗の相手を攻撃するのか?
となったときに「うん、攻撃します」
と言われたら終わりじゃん。
ということですよね。

でも、これは難しいけど、
争いを起こさないという姿勢としては
非常に重要な姿勢だと思います。

あなたが誰かと意見が対立した時に、
「文句あるなら来いや!受けて立つぜ!」
というのと、
「君と争う気はないんだよ、意見の違いは分かった。
だから平和的に解決していこうよ」
というのとでは、どっちが喧嘩になりやすいか?

という問題だし。その姿勢の違いによって、
大切な家族を争いの犠牲者にするのか?

という話でもありますよね。

ひとりひとりの中にも持っておかなければならない議論。
自分自身の人生や愛する人を守るため、
そして平和を守るために、自分の理性や暴力性とも向き合う
そういう意味でも非常に重要なテーマだと思います。



元来映画好きですから、テレビドラマは見なくても
映画になると気になっちゃう…
というところはあります。
劇場版前2作も気にはなっていたんですが未見。
今回、日曜洋画劇場での放送を機に
鑑賞する機会を得たので、楽しませてもらいました。

「相棒 劇場版V 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」

を観ました。

ある朝、警視庁に出勤した杉下右京と甲斐享。

特命係の部屋に向かおうとした所、
組織犯罪対策5課の課長、角田六郎に
「珍客が来ている。」と告げられます。

部屋に向かうと懐かしい男が右京に声をかけます。
神戸尊。かつて特命係に在籍し、
右京と共に数々の事件を解決に導いてきた元相棒。
現在は警察庁長官官房付となっているとのこと。

甲斐は現在の相棒として神戸と挨拶を交わしました。

神戸は馬に蹴られて男性が死亡した事件の件で来たとのこと。

ちょうど出勤時に甲斐がその新聞記事をネタに
右京と話題にしていたでした。

そんな2人に神戸は鳳凰島という聞き慣れない島に行って
その事故について調べてきてほしいと依頼します。

鳳凰島は、民間人が私有地として所有している島で、
民間の軍人たち達、いわゆる民兵たちが訓練のために
そこで合宿のような生活を送っているとのこと。

そしてそこは非合法の生物兵器を製造していると言う
疑いがかけられているのでした。

民兵たちは自衛隊OBの集まり。
そこには防衛省も絡んでおり、
警察と自衛隊には昔からの複雑な因縁も絡み
簡単には手を出せない状況にあるのです。

そこで、いつも事件が起こると“勝手に”捜査に乗り出す
特命係に捜査させるように甲斐の父でもある、
峰秋からの密命を受けて特命係にまで来たと説明する神戸。

「もちろん判断はお任せしますが」と言いつつも
八丈島経由・鳳凰島行きの2人分のチケットを置いていきます。

結局乗り込んだ杉下右京と甲斐享。
杉下は、さっそく事故ではなく殺人だと疑い、
いつものように図々しく捜査が開始されます…。



子どものころから水谷豊さんのファンでした。
子どもの頃もっとも好きだったのは「熱中時代」です。
ひょうひょうとした感じの先生が大好きでした。

ほかにも「事件記者チャボ」や「気分は名探偵」
なども子どもながら楽しく見ていました。

その流れで、高校生のころにハマったのが
「刑事貴族」シリーズ2以降です。

「刑事貴族」は舘ひろしさん主演で始まりましたが、
その後、郷ひろみさんにバトンタッチ。
そして三代目の主役が水谷豊さんでした。

水谷豊さんに代わってから、
作風が変わり、人気が出たようで、
その路線が確立されたのが
「刑事貴族3」だったように記憶しています。

その水谷豊さんの大ヒットシリーズ「相棒」
2000年から15年も続いているんですね。
これだけ水谷さんファンだったにも関わらず、
実はほとんど見ていなかったのがこのシリーズです。

最初の相棒役・寺脇康文さんのころに
スペシャル版を数話見ただけ。
なので劇場版も今回初めて観ました。

もう少し、2人目の相棒役、及川光博さんとのお話や
その他の部署の人たちとのお話など、
予備知識があると更に楽しめたんだろうなという世界観でした。


お話は、まさに現代日本が抱えている問題。
国防に対する考え方が根底に流れていました。

最後に犯人と杉下&甲斐が
国防に関する意見を交わすシーンがあります。

核兵器を持っているような国が攻めてきたときに
どう反撃するのか?
本当にお友だち=アメリカが
代わりに反撃してくれると思っているのか?

それは平和ボケという病におかされているよ…

というのが犯人側の主張でした。
それに対して、杉下と甲斐は
「あなたは国防という流行病いにかかっている」といいます。

ここは、本当に難しい問題ですよね。

同じテーマを扱った物語でわたしがもっとも
印象に残っているのは、
福井晴敏さん原作の「亡国のイージス」です。

映画「亡国のイージス」を編集したのは
ハリウッドの編集マンでしたが、
彼は確かこの作品を編集しながら
「日本の平和への思いが伝わってきた」
というような発言をされていました。


この議論をするときに問われるのは、
「国を守る」ということに主眼を置くのか?
「平和を守る」ということに主眼を置くのか?
ということなのでしょうか。

「戦争の放棄」

わたしは子供のころ学校で習って、凄いな〜
でも自衛隊がいれば大丈夫なんだな。
攻撃はしないけど守れるんだな。
と思っていました。

しかし、守るだけだとしても、
相手が諦めるだけの強さを持たなければ
無防備な獲物とみられてもおかしくない。

そうやって他国と疑心暗鬼でにらみ合っても
争いはなくならないから、わたしたちはもう
戦争はしない…

理念はとても崇高だけど、
いろいろな考え方の人がいる世界という視点で
それが通用するのかどうか…。

わたしは心配しながら祈ることしかできません。
各国が戦争を起こしたくないと本気で思って欲しい。

平和ボケしている一人なのかもしれませんが、
だからこそ、日本も国際社会のリーダーとなり、
本物の大和魂を発揮して
大いなる調和を推進して行ってほしいと思います。
そのためには、わたしたち一人一人が
自立した心をはぐくむ必要がありますよね。

一人ひとりの心の成長という視点。
そこだけは平和ボケしていないつもりです。


                 全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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