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2015年04月03日

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン5 #12 居住審査(Remember)」危機感と安らぎのバランス



勤め先の会社だけではなく、
外の会社の空気にも触れる機会がある人は、
それぞれの会社のスタッフが持っている
“危機感”を観察してみることをお勧めします。

危機感と言っても、別にピリピリしている必要はありません。

ただ、組織に守られて飼いならされることに
慣れてしまっていないか?

ということです。

ベンチャー精神の強い企業であったり、
少人数でやっているような小さな会社。

そういう人たちは、会社の売り上げから
運営の全般にかかわっていることが多いので、
経営者に近い視点を持っていたりします。

有給休暇がどうとか、待遇がどうとか
会社に求める前に、
そういう待遇を整えられる会社に
自分たちが押し上げてやろうと一生懸命です。

組織が大きくなればなるほど、
1人1人の仕事は分業化されているので
そう言った精神は芽生えにくい。

でも、今の世の中を観ていると、
それってすごく怖いことですよね。



日本のドラマよりはもちろんのこと、
かなり水準の高いアメリカのドラマの中でも
ずば抜けて高い水準で作られている作品。

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン5」

第12話、「居住審査(Remember)」
を観ました。

アーロンに導かれリックたちは
アーロンらのコミュニティー、
アレクサンドリアにたどり着きました。

町を統括するのは、かつて議員だったというディアナ。
彼女はリックたちを1人ずつ面談し、
この町に定住したいかと聞いていきます。

町は豊かで安全なように見え、町民も善良に見えます。

仲間たちが警戒を解き始める中
リックとダリルは気を緩められずにいました。

町民には仕事が割り振られており、
物資調達の練習に連れ出されたグレンは、
ウォーカーへの扱い対する意見の違いから
ディアナの息子と対立し、殴り合いに発展します。

集まってくる町の人々と、リックの仲間たちの間に
緊張が走ります。



警戒を解くことへの不安感を持っていたのは、
リックとダリルだけではありませんでした。

リックの息子カールは、
守られた平和な世界で生き延びてこられた
町の同世代の少年少女たちの空気を感じ取っていました。

「ここの人たちは弱い。ここにいたら僕たちも弱くなっちゃいそう」

過酷な世界で生き延びてきたからこそ
研ぎ澄まされた危機感覚や、精神的なタフさ。
そういうものが緩んでしまうのではないか?

そういう不安があるんですね。

ダリルも同じことを感じるからか、
どこかしら不機嫌そうです。

しかし、リックはさすがリーダーです。
リックが考えていることは、危機感を存分に発揮し
『警戒を解くか?解かないか?』
という問題よりもずっと先に意識が向いていました。

しっかりとこの町のリーダーとこの町を見極めて、
彼らで危うそうなときは
自分たちが主導権を握るつもりでいるようです。


なんだか、就職活動がなかなかうまくいかない
フリーターや派遣社員が、
正規雇用されて一安心しちゃう。

そんな図式とダブってしまいました。

「ちょっと一息つこう」
という休憩なら問題ないですが、
「これでもう一生安泰だ」
なんて思ってしまうと危険極まりない。

いわば、リックたちは外の社会で独立起業していたチームです。
社員一同が経営者視点を持てているベンチャー企業のようなもの。

そういう意識の人たちが、仕組みが出来上がって
しっかりと分業化し尽されている大企業に就職したら、
きっとリックたちのような危機感を感じるのではないでしょうか?

もちろん、危機感ばかりで常にピリピリしていたら
幸せを感じる余裕なんてありません。
だからかこそ、いつでも自立できる準備だけはして、
そこに対しては気を抜かず、
今、穏やかにいられることには感謝して
休めるときはしっかり休む。

そのバランス感覚は必要ですよね。

精神も技術も、飼いならされてしまったら
いざという時に大切なものを守れなくなりますもんね。



                全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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