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2015年03月22日

連続ドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽 #10 山田孝之、覚悟を問われる。」自分がまだ子供だと認められる人が大人



もういい歳した大人なのに、
なかなか大人になれない人がいます。

いい歳してアニメにハマってるとか、
特撮ヒーローものが好きだとか、
オタクだとか、そういう意味ではありません。

いい歳だからこそ、
趣味の世界はどんどん突き詰めていい。
そこには、子どものころには気づけなかった世界があります。

そういう話ではありません。

オタクじゃなくても、ニートじゃなくても、
引きこもりじゃなくても、
きちんと社会に出てマトモに働いていても、
いい歳した大人なのに、
心が成長できていない人は、けっこうたくさんいます。

わたしもその一人です。
あなたもその一人です。

どこからが大人で、どこまでが子どもという線引きは
明確には出来ません。

人間は常に成長するもの。
成長した未来の自分から見たら、
今の自分なんてまだまだひよっこですから、
わたしたちはみんな、まだ幼いのです。



テレビ東京の実験的作品。
初めは試しに観てみたけど、なかなか見れない、
いい刺激をもらえる作品でした。
…ってまだ終わってないけど。

連続ドキュメンタリードラマ
「山田孝之の東京都北区赤羽」


第10話、「山田孝之、覚悟を問われる。」
を観ました。

山田は、UFO揚げの夜に、
ジョージさんから言われたことが気になっている様子です。

数日間考え込んでいた様子の山田は、
突然、思い立ったように、
山下監督を連れて北区こども文化教室を訪れました。

以前、赤羽の町でビラ配りをしていた
劇団員の古屋太朗さんから聞いた、
児童教室を見学するためでした。

子供たちに演劇とダンスを教えている児童教室です。

それから数日後、
山田は清野とおるの仕事場を訪れ相談をもちかけます。
正直、ジョージさんの本意がよくわからない…と。

清野は自分の経験から、
山田も赤羽での経験を何か形にしてみてはどうか?
とアドバイスをするのでした…。



なるほど!
「覚悟を問われる。」とはいいタイトルですね。
そして、残り2話、クライマックスに向けての
盛り上がりが始まりました。

やっぱり良くできています。

山田孝之さんは、大人です。
カッコいい大人。

前回の凧揚げのとき、
みんなで盛り上がっている場で
ジョージさんみたいな人に説教をされると、
喰ってかかりたくなるのが若さですが、
山田さんはしっかりと受け止めようとしました。

分からないなりにもです。

「この人は、今何かを伝えようとしている」
というのを見つめようとしている。
ああいう場では、心穏やかではないはずです。
穏やかではいられないにも関わらず、
ちゃんと受け止めようとしているのが、まず大人です。

で、今回は清野さんのところに相談に行きました。

清野さんは静かに自分の意見を言いました。

ジョージさんは山田さんのことを心配してるんじゃないかな?
ボクも赤羽に来たときは何もなくて、
でも街の人たちと仲良くなっていって、
マンガより現実の方が面白いってことに、
悔しいけど気づいて、
悔しいけどそれをマンガという作品にしました。

山田さんは、役者ですよね。

赤羽に来て、暮らしてみて、その経験を
山田さんはどうするの?

ってことなんじゃないでしょうか?…ジョージさんが言いたいのは…


めっちゃ大人です、清野さん。

でも、友達や周囲の人にこんな風に言われるのって、
若さで尖っていると、反発したくなるんです。

なぜなら、自分の幼さを突き付けられた瞬間だから
恥ずかしくなって、それを怒りでかき消そうとするんですね。

たぶん、清野さんに言われた時、
山田さんの中ではとてつもない葛藤があったはずです。

仲間たちには10年ぐらい役者を辞めるなんて
話しもしていました。

でも今、何のために赤羽に来たのか?
ってど真ん中の質問を突き付けられている。

山田さんはその場にいた山下監督と清野さんに
「オレちょっと、もう帰っていいですか?」
と言って自宅に戻ってしまいます。

また、しばらく考えている様子。

…そして、動き始めました!

自分が赤羽に来て感じたこと、得たことを
どうカタチにしていくのか?

山田さんの眼は、ちゃんと内側に向いているんですね。

山田さんが自分を幼いと感じたかどうかは知りませんが、
周囲を鏡としてしっかりと自分を見つめ成長しようとしている。

わたしの場合は、
「ああ、オレ、幼稚だったな〜」なんて落ち込みます。
一旦落ち込みつつ、それを受け入れて
「成長するしかないや」と前進する…

という感情の流れになると思います。

でも、初めは相当な反発心がわき出るはず。
それが幼さですよね。


その反発心の方が勝って、
「いいや!オレは悪くない!」
ってなってしまうと成長しませんよね。

成長しないから、また同じ問題が繰り返される。
そしてまた反発する。

でも、成長していく人は自分を見つめる眼を持っている。
自分を見つめる眼を持っている人は大人です。
そして、都度、成長してさらに大人になっていく。

大人とは、自分の幼稚さを指摘された時に、
自分は子どもだったと認められる人のことです。


               全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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