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2015年02月26日

連続ドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽 #7 山田孝之、ケジメをつける。」分かってくれない“良き理解者”に守られて



何か突飛な行動をとろうとすると、
周囲に猛反対をされることがあります。

いや、突飛だと、普通は反対されるはずです。

反対してくる周囲とは、
ほとんどの場合が、わたしたちに近しい大切な人たちです。

彼らは、わたしたちのことを心配して、
わたしたちのために猛反対をしてきます。

普段は良き理解者でいてくれる大切な人たち。

でも、突飛な選択はなかなか受け入れてくれません。

だから、辛い。

でも、その辛さはなくすことができます。

良く在る成功法則では、
「付き合う人を変えろ」
なんて書かれている場合もあります。

それができれば苦労しません。

本当に大切な人たちの説得を振り切って、
その身近な人たちを遠ざけて、
孤独に耐えながら自分を奮い立たせて
成功した人も確かにいるのでしょう。

そういう人の前で、
「それができりゃ苦労しないよ」というセリフは
言い訳になるのでしょう。

「甘い!」と一言で片づけられちゃうのかもしれません。

でも、自分にとって何が成功(成幸)か?
と考えたときに、その身近な人たちの中にいることが
必須条件だったら、
その人たちを遠ざけて手に入れたところで
成功でも成幸でもないわけです。

でも、反対されるからと言って、
その突飛なことが自分が心底やりたいことなら、
それを諦めるのも成功でも成幸でもないわけですよね…。



前から、良い役者さんだなと思っていましたが、
この番組を通じて、ますますファンになりました。
そういう人も多いのではないでしょうか?

連続ドキュメンタリードラマ
「山田孝之の東京都北区赤羽」

第7話、「山田孝之、ケジメをつける。」
を観ました。

山田はしばらく役者を休むつもりでいることを、
お世話になった先輩たちに直接伝えるため
東京都心へ向かっていました。

最初に会ったのは、大根仁監督。

この時は、赤羽から
清野とおる、ジョージさん、
ちからのマスターと悦子ママ、
そして山下監督も同行していました。

山田がなかなか打ち明けられないでいると、
見守っていたジョージさんが背中を押します。

やっとの思いで今の自分の決意を伝える山田。

そして夜は、山田と山下監督の二人で
先輩俳優のやべきょうすけとの
待ち合わせの料亭へ向かいました…。



大根仁監督は、「モテキ」などの監督さんです。
若くてハイセンスな演出の作品が多い印象ですが、
ご本人はプロ意識の高い常識人のようです。

赤羽で山田がマスターたちと作った
「ザ・サイコロマン」のビデオを観て、
プロが関わっているにも関わらず
この作品を人に見せられるレベルだと思っているのか?

と本気で心配をしているようでした。

なるほど…そっち視点か。
と思いました。

「ザ・サイコロマン」は
そういう視点で作った映画ではありません。
創った彼らが、創ることを楽しむための映画です。

「だったらそれを人に見せるな!
自分たちだけで楽しめ!」

ということなのでしょうが、
山田も山下監督も、そういう創る喜びを
同じように子供のころに味わったであろう
大根監督ならわかってくれると思って
見せたのでしょう。

しかし、大根さんは一人のプロとして
真剣に観ていました。
(いや実際この作品自体がどこまでが本物で
どこまでがフィクションなのか分からないけど)

その視点のまま山田や山下監督が関わっているのに
真剣にこんな作品を創ってしまっているのが怖いと…。

たしかに大根さんの視点で観てしまうと
ごもっともな意見なのですが、
この作品は、プロ視点で創っちゃダメな作品ですよね。

子どもが自宅のハンディカムで映画製作ごっこをやる。
そして、山田にとっては、
「こういうの創ってみようよ」っていうワクワクもそうだし、
その出発点から、実際にその計画を実行して
完成させるまでの一連のプロセスに関われたという経験そのものが
価値のあることだったはずです。

きっと、プロになる前には、
山田個人は経験したことがなかったから、
今彼らがプロだとかなんだとかは関係ない。

むしろ、プロの立場から一旦退いた視点で
みんなでワイワイやれなかったら、
山田は今回得た大切な感覚は得られなかったでしょう。

どうやらそういうことを大根監督には
上手く伝えることができなかったようです。

一方、やべきょうすけとの対話は、
基本的には山田と一対一です。

山田自身の本音を裸になって話せた感じで、
やべきょうすけさんも、
個人的に山田自身の人生を応援するというスタンスのようです。
個人対個人として向き合って、応援するけど、
プロの役者の先輩としての本音もちゃんと伝える。

きっと大根監督も、きちんと伝われば
それは分かってくれるのでしょうが、
恐らく大根監督の聞くタイミングと、
伝える側の伝え方のタイミングがかみ合っていなかったのでしょう。

とは言え、山田のスタンスは
「こういう考えで今こうしてます。
今後はこうするつもりですので、
お世話になったあなたにはお伝えしておきます」
というスタンス。

ですから、話を聞いたところで、
「そうなのか」としか言いようがありません。

もう、本人の気持ちは決まっているし、
すでに行動を起こしているからです。

やべきょうすけさんも劇中で言っていますが
これが、彼が悩んでいる状態で
「どうしたらいいでしょう?」
という状態だったら、「ふざけんなちゃんとしろ!」
となって当然だと思います。

でも、山田は自分で決めて実行していている。

これは、話をする上で礼儀です。

「どうしたらいいんでしょう?」
は、自分の人生の責任をとっていません。

自分の人生は自分しか決められません。

でも大切に思ってくれている人たちは、
間違いが起きないように、当たり前のことしか言えません。

だから、本当はどうしたいか決まっていても、
「こうしたいんですけどどう思いますか?」
と相談して、ダメ出しされて悩むのです。

人にいう時は、結論を出してから言いましょう。
出来れば、もう行動してから言いましょう。

そうすれば、わたしたちのことを
大切に思ってくれている人たちは、
正しいと思うかどうかは別として、
初めは反対しても、最後は応援してくれます。

本気が伝わるし、話してくれたという
信頼が伝わるから。

成功法則の本に出てくるように、
わたしたちは簡単に大切な人たちを切り捨てられません。
彼らはわたしたちを守りたいと思っている“よき理解者”です。
でも、彼らの常識にはない行動をとらなければ
今を超えることはできません。

やるかやらないか。

それは、人に相談することではありません。
だれもあなたの人生の責任は負えません。
たとえ親でも。

彼らのお陰で今の自分があることは忘れずに、
自分の人生は自分で背負う。

決めるのは常に自分自身です。


              全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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