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2015年02月20日

連続ドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽 #6 山田孝之、歌う。」オリジナルワンがいい



ナンバーワンじゃなくてもいい。
オンリーワンでいい。

スマップの歌が流行ったおかげで、
この考え方がずいぶん浸透しましたよね。

でも、まだまだ気になることはあります。

オンリーワンの捉え方です。

「ひとつのことを徹底する」
というとカッコイイ気がします。

「一芸に秀でる」という言葉があるので、
日本人は、ひとつのことに集中することが
正しいことだという刷り込みがある。

正しいことわざは
「一芸に秀でる者は多芸に通ず」
一つの道を究めた人は、
ほかの多くの事も身につけるのが難しくなくなったり
理解が早くなるというような意味ですよね。

コレを潜在意識に刷り込まれているから、
色々なことに興味をもって
あれもこれもやってしまうことは
あまり良いイメージを持たれないことがあります。

ことわざが間違っているわけではなく、
一芸とかオンリーワンの捉え方がおかしいんじゃないか?
ということです。



テレビ東京系の実験的作品。

連続ドキュメンタリードラマ
「山田孝之の東京都北区赤羽」


第6話、「山田孝之、歌う。」

赤羽での暮らしに慣れてきた山田。

「とにかく色んなことに挑戦したい」と意欲を語り始めます。

まずは音楽をやりたいと言い、山田は山下監督を連れて、
赤羽で路上ミュージシャンをしている斉藤さんのもとを訪れ、
曲や歌詞作りのアドバイスを受けました。

それから数日、山田は赤羽で感じたことを
歌詞としてまとめる作業に没頭。

そして、曲作りはお願いしたい人がいると言って
ミュージシャン・吉井和哉のスタジオを訪れました…。



吉井和哉が、山下監督のインタビューに答えていました。

山下監督は、
「山田くんはミュージシャンとしてモノになると思うか?」
ということを聞いたようです。

吉井さん曰く
「まあ、彼は何でもできちゃうと思いますよ。
…ムカつくけど(笑)」

初めから持ってるモノのいいと笑いながら答える吉井さん。

「ムカつくけど」は素直な嫉妬の表現でしょう。
音楽一筋で、ザ・イエローモンキーとして売れるまでも
下積み時代から苦労もしてきたはずです。

そんなところに、演技しか知らない若者がやってきて
歌わせてみたら、本当に上手くやってのける。

才能のある奴は何でもやってしまう…
吉井さんじゃなくても、嫉妬します。

君、役者だろ!?なにいろいろ手ぇ出してんの?

という人も出てくるかもしれない。

でも、これが一芸、オンリーワンへの誤解です。

これは、分業化、細分化の弊害です。

いろいろなことに手を出すなというのは、
役者なら演技に徹しろということではありません。

わたしたちは「やってみたい」という衝動があるなら、
本来は全てやってみるべきです。

やってみて「これは違うな」と思えばやまてもいい。

興味を持つ、やってみたいという衝動が起こる。
というのは宇宙との約束を果たそうとする本能です。

その証拠に、あなたが興味をもつものと
わたしが興味を持つモノは違います。

みんなが好きなことをし出したら、
誰がトイレ掃除をするの?という人もいます。

でも、世界中のトイレを綺麗に便利にしたくて
便器メーカーを創ったような人だっているのです。

中国武術では長拳という素手の武術が基本になり、
そこから少林拳とか蟷螂拳とか、太極拳とか、酔拳とか、
他にも剣術、刀術、棍術、槍術などなど、
いろいろなことを、自分の興味を持ったものを練習できます。

日本では、今でこそ空手をやってる人と
剣道をやってるひとは、
それぞれその道を究めようとする人がおおいですが、
「軍師官兵衛」を観ても分かるように、
それぞれに刀だけではなく、槍もやっていたり、
茶道もたしなんだり、信長は踊ってもいましたよね。

一芸に秀でるとは、まずは自分を掴めということではないでしょうか?
自分という核を見極めろと、
そしてそこから派生する「やってみたいこと」
欲求や衝動には飛びつけと。

オンリーワンというのは、「あなたはあなたであれ」
ということです。

それは、一個のことしかやっちゃダメということではなく、
あなたというオリジナルであれということです。
誰かのマネをしなくていいということです。

世の中に出てくる“新しいアイディア”は
先人が創り出したモノとモノ、
つまり既存のものを掛け合わせて生まれてきます。
そこに発明した人の独特の視点があるから
“新しいもの”“オリジナル”として誕生します。

オンリーワンの本当の意味は、
オリジナルワンでいいということです。


                 全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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