お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2015年02月19日

ドラマ「問題のあるレストラン #5 バレンタイン決戦で奇跡が!」問題のある男と女はオトナなのか?って問題です。



小学生の頃、下校中に同じクラスの
好きな女の子の後を付けたことがありました。

今同じことをやったらストーカーです。

でも…と思います。

あの頃の自分をふりかえってみて…
もし、あの後を付けて家を突き止めた女子が、
校門を出て、わたしの家とは反対方向に帰る子だったら…?

わたしはきっと、躊躇なく自宅へ足を向けていたでしょう。
(笑)

つまり、たまたま気になっていた女子が
同じ方向に下校していたので、
下校ついでのちょっとしたアドベンチャーとして
後を付けただけなんですね…

こういう風に書いてしまうと、
女子にとってはちょっと失礼な表現になりかねない…

淡い少年の恋というより、
鼻水たらしたガキの(たらしてないけど)
恋のなんたるかもわからないチビスケくんの
個人的なヒマつぶしだったわけです。

それでも、淡い、懐かしい思い出として残っている。

ストーカー行為に怯えて警察に相談していたのに、
警察も事が起こらなければ手を出せなくて
結局殺人事件に発展して問題になる…

そんな報道を観ると、本当にやるせなくなります。

わたしも思春期の時は、フラれた相手を逆恨みしたり、
ストーカーと同じような精神構造を
自分の中に感じたことがありました。

少し前に流行った、“リベンジポルノ”も
ストーカーの精神構造と何も変わりません。

息子はまだ少年なのでそういった問題はありませんが、
彼が思春期になったとき、
思春期特有の暴力性を健全に発揮し、
健全に決着をつけて、
健全に大人になっていけるのか?

わたしは彼の人生を信じていますが、
それでも親としては、できる限りのことを考えて
育んで行きたいと思っています。



男にひどい仕打ちを受けた女性たちが主役なのに、
少年漫画的な骨太エンターテインメントとして仕上がっている
坂元裕二さん脚本作品。

ドラマ「問題のあるレストラン」

第5話、「バレンタイン決戦で奇跡が!」を観ました。

たま子(真木よう子)たちは、
客のいない『ビストロ フー』の店内で
ヒマを持て余していました。

そこにやってきた奈々美(YOU)は、
六本木ヒルズで結実(二階堂ふみ)を見かけたと言います。

『フー』とは対照的に、
ライバル店『シンフォニック表参道』には客の行列ができていました。

門司(東出昌大)が新たに開発したポトフが
テレビで紹介されたことで話題になっている様子。

たま子たちは、
店をより多くの人に知ってもらうためにどうすればいいかを
話し合っていました。

そんな『フー』に突然、ライクダイニングサービス社長、
雨木(杉本哲太)が、部下の土田(吹越満)を伴ってやってきました。

雨木は、料理を注文すると、
娘の千佳(松岡茉優)の話を聞きたいといって、
たま子を自分たちの席に座らせます。
そして屈辱的な仕打ちを受けて会社を辞めたたま子の友人、
五月のことを侮辱し、さらに、
たま子に自分の愛人にならないかと言い出します。

たま子は、そんな雨木に、
五月の無念を晴らすためにこの店を始めたことを告げ、
ふたりを追い出しました。

一方、『シンフォニック表参道』の藍里(高畑充希)は、
同僚の池辺(川口覚)のストーカー的な危うさに悩んでいました。

勝手に付き合っていると思い込んでいる池辺の行動が、
どんどんエスカレートしていきます。

一方、街角でお弁当を売り、チラシを一緒に入れることで
店の宣伝をしようと考えるたま子たち。

初めは好調で、どんどん売れますが、
その様子を目撃した藍里が門司に密告したことから
門司も『シンフォニック表参道』の資金力を使い、
採算度返しで『フー』の弁当つぶしに乗り出すのでした…。



最近は、職場で女性社員を口説こうとしたら
セクハラとはパワハラと言われたり、
フラれた相手にあきらめずにアタックすると
ストーカー扱いされることもあるようです。

セクハラ・パワハラと、健全な好意の違い、
ストーカー行為と勇気ある玉砕の違い、
そういうことが分からない感受性も問題です。

しかし、それは好意を示される方だけではなく
好意を示す方も、双方が本来なら
少年期から思春期を通して
分かるようになっておかなければならないこと。

それができない人たちが多いから
規制や常識の視線が厳しくなって窮屈になっていく。

悲しい流れです。

今回のお話の中では池辺は間違いなく危険ですが
藍里も危険です。

藍里の危険性は、自分が被害者になる危険性もありますが、
加害者を創りだすという危険もある。

また自分が知らず知らずのうちに加害者になっている
という意味の危険性もあります。

大きな意味で言えば、池辺のように
自覚のないストーカーになってしまう人間も
藍里のように辛い過去が元で
曲がった『女の在り方』を信じ込んでしまった人間も
どちらも社会の被害者なのでしょう。

当たり前の人と人の距離感が取れない。
本来健全に育まれるべきだった
コミュニケーションが取れないわけですから、
現代の社会が抱える闇の被害者でしょう。

かくいうわたしも、そんなに人との距離の取り方は
上手ではありません。

中学、高校、大学…と、
ちょっと人と仲良くなると
調子に乗って、どんどん甘えていく。

…ん?社会人になってからもあった気がするな…

それでいて、迷惑がられると落ち込むんですね。
だからストーカーの感情の仕組みは
実は分からなくはないんです。

でも、だからこそそれを自覚して学ぼうとしてきました。
自分を成長させようとし続けています。

そこには、
大切な人には幸せになって欲しいという気持ちもあるし、
自分で自分を観るときのカッコイイカッコ悪いの判断基準、
…美学というものでしょうか…そういうものも影響しているし、
もっと単純な「嫌われたくない」「好かれていたい」
という原始的な欲求も大きく影響しています。

いずれにせよ、
客観的な視点で自分を観ようとしているということです。

ストーカーは自分勝手な行為、在り方です。
藍里のような生き方、自分の守り方も、
痛々しくて同情はしますが、自分勝手には変わりありません。

彼らのような被害者をつくらないためにできること…
それは結局、教育しかないなと思います。

ただ教育と言っても、
大人が「ああしなさい」「こうしなさい」とシツケたり、
規制を厳しくするのではなく、

教えることよりも、健全さを育むということを
高い視点で意識できるようにならなければならない。

子どもを守りたいなら、
ただ他人を敵とみなすだけの視点を持っていたって、
新たな被害者を育てるだけです。

大人が自分で自分を健全に育んでいかなければ、
正しい教育はできない。

正解はこうです!という教科書や指針があるわけではない、
とても難しい問題ですが、
ひとりひとりが、感受性を研ぎ澄まして、
健全さや成長に意識して取り組んでいかなければ
子どもたちの人生が危険になっていくばかりです。

自分を責めるのではなくて、
自分を信じながら省みるというバランス感覚をもった
客観的視点で、あなたは自分の成長を意識できていますか?


               全ての物語のために


坂元裕二脚本作品








ラベル:新たな被害者を育てるだけ 問題のあるレストラン 健全な好意の違い 奈々美 暴力性を健全に発揮 リベンジポルノ 雨木 たま子 二階堂ふみ 東出昌大 ストーカーと同じような精神構造 第5話 自分の中に感じたことが 思春期特有の暴力性 真木よう子 結実 門司 下校ついでのちょっとしたアドベンチャー 坂元裕二 パワハラ ドラマ セクハラ 少年漫画的な骨太エンターテインメント フラれた相手を逆恨み 川口覚 男にひどい仕打ちを受けた女性たちが主役 結局殺人事件に発展 健全に大人になっていけるのか? ストーカー行為に怯えて警察に相談 池辺 YOU 健全に決着をつけ 吹越満 小学生の頃 同じことをやったらストーカー #5 土田 それでも、淡い、懐かしい思い出 問題のある男と女はオトナなのか?って問題です。 当たり前の人と人の距離感 バレンタイン決戦で奇跡が! コミュニケーションが取れない 教えることよりも、健全さを育むということ 女の在り方 自分勝手には変わりありません そういうことが分からない感受性 原始的な欲求 ストーカー行為と勇気ある玉砕の違い 「嫌われたくない」「好かれていたい」 自分を観るときのカッコイイカッコ悪いの判断基準 高畑充希 杉本哲太 藍里 松岡茉優 千佳 自覚して学ぼうとして 好きな女の子の後を付けた
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック