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2015年01月29日

ドラマ「DOCTORS3 最強の名医 #3」落ち込んでいる人を励ましちゃいけない



心理学を学ぼうと思ってスクールに申し込み
初回の抗議を受けたときに感じました。

心の世界はハードル高い!!
禅問答か!?

いきなり突きつけられたのが
悩んでいる人にカウンセラーがやっちゃいけないこと

「命令、指示、注意、脅迫、訓戒、説教・・・」

なるほど〜そうなのか〜と思っていると
まだまだ続きます

「忠告、解決策の提案・・・」

シロウトであるわたしは、ここで「え!?」と思いました。

解決策の提案をするのが心理カウンセラーだと思っていた。
でも、まだこれは
やってはいけないことの半分も出てませんでした。

「講釈、論理の展開、反対、非難、
賞賛、同意、評価、辱しめる、
解釈、分析、激励、理解、同情、質問、尋問、
注意を他へそらす、笑いでごまかす・・・」

これは一部です。
まだまだ出てきました。

でもどうですか?
賞賛、同意、激励、理解、同情、質問
あるいは、笑いでごまかす・・・

こ、これもダメ・・・!?

じゃあ、悩んでいる相談者に対して
一体なにができるの!?

って思うでしょ。

最初の授業の冒頭でこれが出てくることが
凄いなと思いました。

相談者に対する本当の想いがそこにありました。

悩みは人生の宿題、成長へのチャンス。
その悩みと向き合い、どう解決するのかは
悩んでいる人の課題。

答えは自分でたぐり寄せなければならない。

賞賛や激励さえも、
その人の成長のチャンスを奪うことになる。

わたしは、これを小さくコピーして
いつも持ち歩く定期入れに入れています。



おちゃらけているようでいて、
真っ直ぐテーマに沿って骨太のエンターテイメントを
見せてくれる福田靖さん脚本の医療ドラマ

ドラマ「DOCTORS(ドクターズ)3 最強の名医」

第3話を観ました。

「この病院に来られても、必ずしも病気が治るとは限りません」
という告知を患者に行い、あらかじめ了承をとる。

という非常識すぎる森山院長代理(高嶋政伸)の
アイデアによって、堂上総合病院は、
医療トラブルや患者からのクレームが激減します。

「究極のリスク管理は何もしないこと!」と、
ますます履き違えて調子に乗る森山。

そのころ、相良(沢村一樹)は、
いくつかの病院で手術を断られてきた
S状結腸ガン患者・堀口晴子(西田尚美)の手術を決意します。

「責任はすべて自分一人が負う」と宣言し、
千住(斉藤陽一郎)や瀬戸(浅利陽介)の協力のもと
2時間という制限時間つきの困難な手術に立ち向かいます。

患者の気持ちに全力で応えるという、
医師として本来あるべきその姿に、
和枝(伊藤蘭)や佐知(比嘉愛未)、
看護師たちも気持ちを一つにします。

過去の事故で既に片方の肺がなくなっている晴子。
全身麻酔が出来ず、意識で施術に挑んだ晴子に
声をかけながら相良は冷静に手術を進めて生きます。

その裏では、森山院長代理の采配により
病院は最悪の事態へと向かって事態が進展していくのでした…



手術を前に、病室で弱気な発言をする晴子に、
ナースの佐知は
「晴子さんがそんな弱気なことでどうするんですか!
前向きに元気を出さなきゃ!」
と、激励します。

それを聞いた晴子は、
微かに落胆の表情を滲ませ、
佐知が病室を出ようとしたときには泣き出してしまいます。

しかし、手術中、意識があるため
動揺してまた弱気な発言をする晴子に対して、
相良は激励はしませんでした。

どれくらいの人間が晴子の病を願って
携わっているかという話をしたあと、
「でも」と相良は続けます。

「あなたが辛いときは、我慢しなくていいんです」
「僕達は全部うけとめますから」

辛ければ、弱音をはいていいよと言うんですね。
励ましはしない。
ただ、その弱音をちゃんと受け止めるよ。
わたしたちはそのためにここにいるよ。

相良が伝えたメッセージはただそれだけでした。

「だから、元気になれ」とは言わないんです。

しかし、相良の言葉を聞いて、
晴子はやっと前向きな気持ちを自ら取り戻していきます。


人が弱音を吐くとき、それは
「がんばれよ!」って励まして欲しいわけではない。

頑張らないといけないのは分かっているんです。

でもその気持ちが出せなくて弱っている。

元気を出すのは自分自身。
それは分かっているけど、
辛い気持ちを聴いて欲しい・・・

相談者は、解決できることを期待して
相談してくる場合もあります。
意識的には。

でも、ただ寄り添って、
「そういう気持ちでいるんだね」ということを
受け止めながら話をきいていると、
スッキリしたからなのか、
否定せず受け止めてくれる人がいると
確認が出来たからなのか、
自分で解決策にたどり着いたり、
解決策は分からなくても、
問題と向き合う元気が出てきたりします。

無意識では、自分の問題は自分のものと
わたし達人間は分かっているんですね。

そこで、アドバイスばっかりしていると
そのうち相談者は
この人は分かってくれないと思って
心の声を聞かせてくれなくなるか、

逆に、常にアドバイス=答えをくれる人に
依存するようになって行きます。

晴子は前者に佐知に対して
前者になりかけたわけですよね・・・。


順当に行けば、妻と息子とわたしの中では
わたしが先に死ぬ・・・

ぜひそうであって欲しいと願っています。

でも、それならば、
後に残していく家族に対しての責任があります。

特に息子に対しては、
わたしにも妻にも責任がある。

その責任は、わたしたちがいなくなった世界でも
自分で考え、自分で答えを出し、
力強く幸せに生きていく力を育てること。
プラス、さらに子孫達のそれを育てられる大人になってもらうこと。

だから、わたしは
この悩んでいる人に対してやってはいけないこと・・・
という禅問答みたいなことを学べて
本当に良かったと思っています。



                全ての物語のために

















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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