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2015年01月19日

ドラマ「DOCTORS3 最強の名医 #2」何をうながせば人が育つのか?



明確に指導しないと伝わらない…。

これは、チームやチームの人材を育成するときの基本です。
それを、相手の言葉で、
相手が理解できるように伝えること。

それがわたしとしては悩ましく感じるところです。

ですが、なんでもかんでも
「ああしなさい」「こうしなさい」と
手取り足取り伝えていると、
また別の問題が発生する場合もあります。

「だって、それは言われてないからやってません」
「それは教わっていません」

つまり、言われたことしかできない
いわゆるマニュアル人間。

マニュアル人間というとそう言った
否定的な言葉として使われますが、
わたしはマニュアルを作る側でもあるので
マニュアルへの思い入れもあります。

マニュアルとは想像力・想像力を発揮するヒント。

例えば接客業など接客のマニュアルがあったとします。
マニュアルAとマニュアルBを学んだ人が
お客さまから要求されたことは
AにもBにもないことでした。

その時にAとBをミックスして、
自分の経験やアイディアもミックスして
新たな答えを導き出す。

それがマニュアルの役目だと思っているんですね。

マニュアルとは本来、型にハマった人間をつくるためではなく
むしろ、型にハマらない、独自の能力を引き出すもの。
個性を引き出すものでなければならない。

ですから、チーム指導をするときも、
あえて何も言わないこともあります。

ヒントと方向性だけ説明して、
自分で悩みながらやってもらう。
自分で答えを創り出してもらう。

その訓練をやらないと、
いつまでも新しい答えを創り出す力を鍛えることは出来ないし、
そういう力が自分にあることすら気づけない。



今シーズン、一番に継続視聴を決定した番組

ドラマ「DOCTORS3 最強の名医」

第2話を観ました。

院長代理の肩書きをふりかざす森山(高嶋政伸)。
彼の怒りに触れ、他のドクターやナースたちの前で
土下座をさせられた相良(沢村一樹)。

もちろん、その森山の暴走も、
相良の想定内のようです。

ある夜、心窩部の痛みを訴えて
平松(西岡コ馬)という男性が救急搬送されてきました。
平松は車いすを押されて検査室に向かう廊下で
武藤(志賀廣太郎)という入院患者を目撃します。

平松はナースの佐知(比嘉愛未)に
武藤が小学校の同級生だったことを打ち明けます。

平松と武藤は小学生時代は親友だったのですが、
中学校に上がると平松が周囲からいじめられるようになり、
武藤は平松を見捨てて、いじめる側に回ってしまったのです。

平松は親友に裏切られたことを50年間、
恨み続けてきたのでした。

平松は武藤がガンを患っていることを喜び
彼の死を願い、手術の失敗を望むほど・・・。

そんな中、武藤の手術が相良の執刀のもと始まりまるのでした…。



院内では、他の医師たちが担当していた
重病の患者たちが死去することが相次ぎ、
森山は院長代理としてクレーム対応に負われ、
また、ナースの佐知も何か大切なものを
見失っているようでもあります。

相良は、完全に森山の下に下ったように見せ、
以前のように尊敬されるリーダー的存在の座を
意図的に退いているようです。

武藤は、町工場を営んでいるようですが、
息子が頼りないため、自分の代で工場はつぶれると
先行きを悲観して嘆いていました。

そのときに相良が武藤に笑顔で言います。
「危機感がチームを育てるんですよ」
と…

リーダーがいなくなって代行に代わると、
チーム全体が危機感を持ち自ら本当の力を発揮する。

だから、武藤さんの工場はむしろこれからだと。

相良は、病院のこととダブらせていっているんですね。

相良は明らかに、病院スタッフ全員の危機感を
煽っていますよね。

森山がトップにいるとマズイと気づかせるために。

大切なのはこの「気づき」です。
他者から指摘されて認識するのではなく、
自発的な気づきをうながすこと。

経験値が高い方…つまり、育ってほしいと願っている方は、
答えをわかっています。

でも、それをあえて言わずに、
自分自身で気づいて行かなければ成長にはならない。
教えてしまうと、気づく機会を奪います。

それはつまり成長するチャンスを奪うということ。

相良は佐知が忘れてしまっているものに気づいています。
一度だけ、「前よりダメになっている」と指摘はしました。
しかし、何がどうダメになっているのか、
その答えは伝えていません。

今回の話でも、遠くから佐知を観て言いました。
「まだ、気づいていないなぁ…」と。

息子にもよくわたしは答えを与えてしまいがち…
だからこそ自分に言い聞かせています。

『教えるんじゃなくて、気づきをうながせ!』と。


あなたが教育者の立場にいるなら、
あるいはパートナーや友人のことを思って
アドバイスをしたいときもそうですが、
指摘した方がいい時なのか、
気づきをうながした方がいい時なのか、
考えた上で判断をしましょう。


                全ての物語のために

















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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