お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2015年01月13日

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン5 #7 救出作戦(Crossed)」油断せずに信頼できますか?



あなたは周囲に心から信頼を置ける人がいますか?

わたしはあと半年で40歳になります。
わたしが子供のころと比べて、
今のこども達を自由に外で遊ばせることの危険度は、
恐らくかなり増していると思います。

しかし、この感覚はわたしたちの両親が
わたしたちを外で遊ばせる頃にも
きっと同じように感じていたんでしょうね…。

ですが、実感として、
隣近所や地域の人たちのつながりはおろか、
友人知人の類でも、
現実的にどこまで信頼できるのか?

いや、そもそも信頼できなければ
友人とは呼ばないと思いますので、
現代では『友人がいない』という人も多いのではないでしょうか?

しかし、わたしたちは一歩家から外に出れば、
多くの人たちが行っている仕事により
自分たちの営みも行っていくことができる。

友人であろうとなかろうと、
常に信頼が無ければ成り立ちません。

電車に一回乗るのも、
車掌さんの運転の技術や電車会社の整備の状態、
同じ車両に乗っている他のお客さんなど、
最低限でも暗黙の信頼があるからこそ乗れるわけです。

事故が起きるかも、財布を取られるかも…
油断はできないけど、信頼しないと乗れない。

そう、油断はできません。
人はミスを犯すこともあれば、
悪意を持って近づいてくる人も少なからずいる。

だからといって、すべてを疑ってかかるわけにもいかない。
だから難しいんですよね。



このドラマの中で描かれている状況は
およそ現実離れした架空の状況です。
しかし、その絵空事のような状況の中で描かれているのは
決して絵空事ではないわたしたちの日常に密接した
わたしとあなた、あなたとあなたの家族や友人たちにも
常に起きている物語です。

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン5」

第7話、「救出作戦(Crossed)」
を観ました。

アトランタ市内から戻ったダリルから、
キャロルとベスのことを聞いたリックたち。

2人を救うためにグレイディ記念病院へと向かいます。

教会に残されたゲイブリエルは、
まだ教会で起きたことを受け入れられずにいました。

一方、世界を救えるという
ユージーンの言葉がウソだったと知ったグレンたちは
途方に暮れていました。

ユージーンはエイブラハムに殴られて気を失ったまま。

そして彼を殴ったエイブラハムは
目的を失い、絶望し、路面に膝を落とし放心状態のまま…。



ダリルたちからグレンディ病院の状況を聞いたリックたち。
アトランタ市内でドーンの部下を3名取り押さえます。

ここでまた、リックたちとドーンの部下たちの間に
緊張が流れます。

このドラマが一貫して描いている部分です。

『お互いの疑心暗鬼』

当たり前ですよね。法律も秩序もない荒廃した世界。
誰が略奪者になってもおかしくない。

現に、リックたちは刑務所を将軍たちに襲撃され、
“執着駅”では善人の皮を被った食人グループに騙されました。

しかし、このドラマが何を一貫して描いているか?
よく見極めている人は感じているでしょう。

同じ“疑い”“用心深さ”でも、
リックたちと、リックの敵にまわった人たちのそれとでは
種類が全然違うということを…。

リックたちも、初めから“人を信じよう”なんて
平和ボケ的な感覚ではありません。

むしろ徹底的に疑っています。信じていない。

しかし、やっぱり敵となるひとたちとは全く違う。

なぜなら、リックたちは「信頼に足る人間か?」
という疑いなのに対して。

敵となる人たちは「どう自分を信用させて相手を騙すか?」
という姿勢なのです。


世の中の信頼性が希薄になればなるほど、
わたしたちは人を疑い始めます。

しかし、その色が濃くなればなるほど
さらに強く持たないといけないのが
この違いを理解することです。

これは、今の時代だからではありません。

昔から、人間は心の中に根源的に持っていて、
常に葛藤している。

それは、歴史が…それこそ神話の時代からの
“物語”が証明しています。

「スターウォーズ」で言えば、
禅的な思想を持ち、心を平安に保つジェダイの騎士と
ダークサイドに落ちたダースベイダーやシスたちの違い。

人を信頼してもどうせ裏切られる、
だったらこっちが先に裏切ってやる!

これがダークサイドです。

物事の悪い部分しか見れないとこうなる。

例えば、初めはラブラブで結婚した夫婦。
しかし、数年たつと相手の欠点ばかりが気になりだします。

そのうち、欠点だけが相手の全てだと思い込み
やがて不仲になり「価値観が違う」と離婚する。

そこかしこで繰り広げられているダークサイドストーリーです。

しかし、リックたちは、最悪の状態でも
その現状はしっかりと受け入れた上で、
ダークサイドには落ちない。

もちろん、スレスレで落ちそうです。
極限状態ですから。その葛藤がドラマになっています。

なぜその葛藤が描かれ続けているのか?

わたしたちはダークサイドに落ちやすい。

離婚率を見れば明らかです。

誰が信頼できるのか?
という目を養わせるのは親の役目です。
やはり家の中だけで守っていてはダメです。

でも、騙される前に騙せ!
と教えるのではなく、
ダークサイドに落ちたくなるような無限の誘惑に打ち勝つ
そんな心を育むのが親の責任であり、
全ての大人の子供たちに対する責任です。

あなたはダークサイドに落ちていませんか?
まずはギリギリで良いので、
その葛藤のライン上に戻っておきましょう。

それが人間です。


                全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック