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2014年12月28日

「マン・オブ・スティール」その2 まずはあなたを信じてみるよ



心理カウンセリングの勉強では
相手に心を開いてもらうために
自己開示といって、まずは自分から心を開くということを
教わります。

教わりますと言うか、
本来、わたしたちの生活の中での
コミュニケーションでも、考えて見れば
当たり前のことですよね。

でもそれって、なかなか難しいですよね。

なぜこちらが先に自己開示をすれば
相手も心を開いてくれやすくなるのか?

それは、警戒しているからですよね。
信じられるかどうか?と…

それはこちらも同じで、こちらが心を開いても
裏切られたらこちらが傷つく。
だから、先に心を開くことが難しいんです。

でも相手が先に開いてくれたら
こちらも信用して心を開きやすくなる。

ジレンマですよね。



「インターステラー」を見て、とても気に入ってしまい。
未見のクリストファー&ジョナサン・ノーラン作品を見たくなりました。
「メメント」という作品を求めてTSUTAYAに行ったのですが、
旧作の棚にあったDVD3枚&ブルーレイ1枚、全てレンタル中。
「プレステージ」も全てレンタル中…
仕方なく、クリストファー・ノーランが制作で携わった作品を借りました。
劇場で一度見たので、2回目です。

「マン・オブ・スティール」

を観かえしました。

惑星クリプトンは間もなく星の寿命を終えようとしていました。

ジョー・エル(ラッセル・クロウ)は、
生まれたばかりの息子カル・エルを宇宙船に乗せて脱出させます。

行先は地球。

カル・エルはクラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)として、
偶然宇宙船を発見した父(ケヴィン・コスナー)と
母(ダイアン・レイン)に大事に育てられていました。

常人離れした自分の能力による葛藤を抱えながらも
父と母の愛により誠実に育っていきます。

そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りである
ゾッド将軍の地球への飛来により正体を世間にさらし
地球人を守るために
ゾッド将軍と対峙(たいじ)することになるのでした…。



クラークはクリプトンの産みの親にも
地球の育ての親にも恵まれています。

親がどうあれば良いのか?
この映画を見るとよくわかります。

ジョー・エルは意識だけが記録されて
ある装置を使って現れます。
ジョー・エルが子供を地球に送ろうとしたときも
人間という知的生命体がいることはわかっていて
夫婦で行く末を心配したりもしました。

異端扱いされて受け入れられないんじゃないか?
と…

しかし、ジョー・エルは言います。
「地球人を信じよう」と。

そして、意識だけのジョー・エルと対面したクラークは、
自分の存在を地球人に示すことにためらいがありました。
育ての親は、いつかその時が来る、でも「その時」までは
隠しておくようにと言い聞かせて育ってきました。

だから、「その時」を図りかねていたんですね。
ジョー・エルはまた言います。

「まずはお前が地球人を信じるんだ」

クラークはスーパーマンとなり
米軍の前に姿を現します。
地球人が安心するように、
彼にとってはオモチャ同然の手錠をはめられて
軍の施設に入っていきます。
そこで自分は地球育ちで味方なんだと伝えます。

ゾッドを倒したあと、政府はクラークを監視していました。
その力は地球の脅威になるかもしれないからです…
つまり、疑っている…信じていない…

クラークはスーパーマンを追尾していた
無人の偵察機を壊して
軍の追跡者の前に堂々と届けました。

そして言います。「やめて欲しい」と。
しかし軍の追跡者はスーパーマンに言います。
「我々はどうやって君を信じたらいいんだ?」
クラークは笑っていいました。
「まずは僕があなたを信じるよ」

そう言って飛んでいきます。

クライマックスでは、軍はゾッドもスーパーマンもまとめて
地球の脅威としてミサイル攻撃を仕掛けます。

しかしクラークは地球人に怒らない。

自分が信じると決めたからでしょう。


わたしは小学4年生の息子のことを思いました。

子どもは無邪気にずる賢いです。

それをいちいち咎めていたら親は務まりません。
折に触れて注意を促すことも必要ですが、
親がすることは子どもを信じて待つのみ。

信じると言うのは、今、悪さをしない良い子だと、
決めると言うことではなく、
10年後20年後には、成長して
善悪を自分で判断できるようになると信じるということ。

それができれば子供は親を信頼します。

「だからお前はダメなんだ!」とかあ〜だこ〜だと
子どもに怒ってばかりでは、親の信頼は子どもには伝わらない。

親が信頼を示さなければ
やがて子も親を信じなくなります。

子は生まれたときから全面的に
自分の命を親を信じてゆだねていると言うのに…

「ウォーキング・デッド」を見ていると
現実の世界では信用できない人もいることを
突きつけられます。

主人公のリックも徹底的に慎重に、
相手を疑います。

それでも、信用すると決めたら
自分から手を差し出すこともします。

どっちが先に信じるか?

初めから手放しで信じるのは危険ですが、
最後は先に信じた方が勝ち…。

本当は勝ち負けはありませんが、
わたしは普段そう思うようにしています。


                全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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