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2014年12月13日

「清州会議」自由に生きる術



根回し、ごますり、策略、騙し合い…

組織の中にいると、そういうことが上手い人は
確かに出世が早いのがよくわかります。

わたしはそういうのが嫌いです。
嫌いな人は結構多いと思います。

でも、否定はしていません。

むしろ認めています。

それができる人は、それがその人の才能だから…
やっぱりその才能は
発揮されるべき才能なんだと思います。

もしもわたしにその才能があれば、
やっぱり使っちゃうと思います。

そこにはいろいろな才能が集結していますよね。
一般的にはイメージの悪い才能…
本当に、悪い才能なのでしょうか??



フジテレビの土曜プレミアムで放送された
三谷幸喜 脚本・監督の最新作

「清州会議」

を観ました。

本能寺の変によって織田信長が亡くなり、
筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と
羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げます。

勝家は織田家三男の信孝(坂東巳之助)、
秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を
それぞれ信長の後継者として推薦します。

勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、
秀吉は信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を
なんとか味方に付けます。

そして跡継ぎを決めるための
清須会議開催に向け、
両派の複雑な思惑が交錯していくのでした…



今年のNHK大河ドラマが「軍師官兵衛」で
本当に良かった!

39年間、日本史に全く興味を持てなかったわたしが
戦国時代の“名前だけは聞いたことがある人たち”
のつながり、関係性を理解して、
しかもとても興味を持ち始めました。

木下藤吉郎→羽柴秀吉→豊臣秀吉
と名前を変えるとか、
織田家家臣の中に、
「北斗の拳」の作者・原哲夫さんのマンガ「花の慶次」の
主人公・前田慶次のおじさんがいるとか…

理解が深まるにつれてどんどん興味が湧いてきます。

今回の「清州会議」今だから面白く見れましたが、
去年見ていたら、たぶんよくわからなかったでしょう。

きっと昔のお偉いさんたちが、
織田信長が死んだ後に、跡取りを決めるための
すったもんだのドタバタ劇…

くらいの楽しみ方しかできなかっただろうな…
と思いながら、非常に楽しく観れました。

さて秀吉こと藤吉郎が、織田信長の後をついで
天下統一に向かって動き出すのは
歴史上の話なのでもう決まっていることなのですが…

その前に実際にあった「清州会議」
「軍師官兵衛」では、さらっと紹介されただけでしたが、
会議が決着するまでの数日間をじっくりと描いています。

藤吉郎は、お調子者の性格を存分に生かして
あの手この手で周りを味方につけていきます。

ご機嫌を取ったり、相手が喜ぶような条件を付けたり
酒をふるまって楽しませたり…

もちろん、その傍らには黒田官兵衛(寺島進)が
控えていて、いろいろと口添えをしていました。


わたしが今の職場で今の仕事に就く前、
なんとか今の仕事に就きたいと社内で動き出したとき
わたしのことを気にかけていてくれた上司が
「根回し」について語ってくれました。

その上司は頭もよく、
また誠実でみんなの信頼も厚い人でした。

わたしもとても尊敬していました。

しかし、その人が語る根回しなどの策略・知略は
どう聞いても自分には出来そうにありませんでした。

結局、わたしは自分にできるやり方と
周囲の人たちのおかげで3年がかりで
今の仕事に就けたのですが、
あのとき上司が語ってくれたような
「根回し」が器用にできる自分だったら、
まちがいなくその手段を使っていたことと思います。

秀吉も、織田信長が夢見た「戦のない国を作る」
という意思を全うするために黒田官兵衛という
軍師を近くにおいて、知略の限りを尽くしていきました。

知略というのは、相手の機嫌を取ったり、
望むものを与える代わりにこちらの要望を通すための手段です。

それは、相手の気持ちを理解できなければ
できることではありません。

自分がいる組織に限らず、
友人知人が経験してきた他の組織の話も、
またドラマや映画で描かれる組織を見ていても、
現代社会の“組織”に救う問題は共通しているようです。

「半沢直樹」「踊る大捜査線」「白い巨塔」…

どうしても、知略的な才能を、
自分の出世や保身のためだけに使う
本当に“しょ〜もない!”残念な人が多くいるのは現実です。

その才能を大きな意味で世の中のために使おうと言う
志を持っている人の方が少ないのだろうか…?
と嘆かわしくなることが多いのも現実です。

でも実は陰ながらそういう才能を
大志のために着実に堅実に使っている人もいます。
そういう人は意外と目立たないようです。

目立たずに自分の才能を発揮している。
そういう人は、やはり自由です。
才能を上手に使っているわけですから。

根回しして、人に取り入って気に入られ、
自分の思い通りの結果を出す才能は、
誰でもが持てるものではありません。

その力を自在に操り、自由に世渡りをできる人には、
ぜひ、大志を抱いて、その力を大いに世の中の為に
使ってほしいですよね。

一般的に「なんかいい感じしないよね」と思われることも
その力を何のために使うかです。
中には、「自分にはズルいことをする才能しかない」と
すでにそれはズルいこと、
悪いことだと自分で評価を下している人もいます。

でも、そうじゃない。

それは、たくさんの人に夢を与え、希望を与え、
やる気を引き出してあげることもでき、
本当に組織を、そして世の中を良い方に変える力だと言ってもいい。

本当に凄い才能であるはずです。

他の才能もきっとそうです。
どんな才能も使い方次第。

悪い才能があるのではなく、才能をどう使うかです。



                全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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